「来て!見て!感じて!」
どこかで見た覚えがあるフレーズですが・・・
幾度となく人の話を聞くよりも、
実際に見たほうがいい。
「情報は移動の距離に比例する」
「百聞は一見に如かず」
といったところなのでしょう。
これだけインターネットが広まり、
いつでも・・・
どこでも・・・
だれにでも・・・
リアルタイムに欲しい情報を入手できるようになってしまったので、
「情報は移動の距離に比例する」
「百聞は一見に如かず」
これらの意味も少し違う意味にも思えるようになりますね。
ネットでは、あたりまえのように多くの写真や動画が溢れだし、
それを見てしまえば・・・
だいたいのイメージで、
その場の雰囲気が分かったように思えてしまいます。
来て、見なくても分かってしまうということなのです。
しかし・・・
何か大切なものが足りていない気がしてなりません。
そう。
足りないものが「感じる」ということではないでしょうか?
インターネットが普及した世の中になり。
文書を読んで文字のまましか感じられない人々が多くなっているように。
行ったつもり、見たつもりの錯覚に陥ってしまい。
「感じる」ことを知らない人が多くなってきています。
人は見たいものしか見ませんから・・・
ゴミが落ちていても拾いません。
気づかないのです。
感じようとしないのです。
ですから。
その場所の臨場感であったり、
モノであれば素材感であったり、
感覚に触るという行為を知ろうとしない。
やはり・・・
その場にいてこそ、
見て触れてみて・・・
初めて感じ取れるものであり、
「来て、見て、感じて」こそ「知る」こととなるのです。
ボクの目指しているパール幼稚園もそうであり。
そのパール幼稚園という空間に命を吹き込み、
雰囲気を創っているのは、
そこにいる人たち以外の何者でもなく・・・・・
故に、それぞれの人が放つ空気感であったり、
人同士の微妙な距離感であったり、
人の繋がりというものは・・・・・
やはり・・・・・
その場で見て感じ取るしか方法しかないのだとオモイます。
今年2度目の雪が降る東京・・・
雪を触ってみて雪の冷たさや、雪の日の寒さやを感じながら。
ふと・・・・・
感じたことを書いてみました。