どんなにいい教育システムがあったとしても・・・・・
どんなに素晴らしい園舎があったとしても・・・・・
どんなにいい運営システムが構築されても・・・・・
そこで活躍する幼稚園教諭がNGだったら駄目。
これが、パール幼稚園園長野村良司の考えです。
パール幼稚園として理想とする幼稚園像にはならないということです。
先日、幼保並列型の認定子ども園の視察をさせていただきました。
8億円を投入した、素晴らしい園舎で羨ましくもなりますが・・・
素晴らしい運営システムだと思うのです。
しかし・・・・・
何かが違う。
何かがピンとこない。
感じるものがないのです。
時代はコレを求めているのでしょうか?
運営システムが優先されたくないので・・・
ボクはコレに何も魅力を感じないのです。
さて。
一昔前には、幼稚園業界において、
預かり保育を実施する幼稚園は罪のような言い方をされました。
今でも母親の就労に対して眉をひそめる幼稚園も存在します。
でも、それぞれの生活スタイルがありますから・・・
母親が就労することにより家庭が円満になることも多いと思っています。
バリバリのキャリアウーマンだって母親業は可能なのです。
そのような多くの母親は運営システムに惑わされることなく、
教育の質という本質をみています。
それ相当の努力を重ねて自分の夢を追い求める・・・
素敵なことだと思うのです。
実際、私の母親(先代理事長)は27歳にして園長になり。
母親として、上司として、先代として・・・
仕事に打ち込みながらも、私を育ててくれました。
過去と現在・・・何が違うのであろうか?
私立幼稚園の辿り着くところは教職員教育が全てである。
師匠に、そう教えを受けました。
そして・・・
そうだ!と実感していることです。
これも過去と現在。
20年前。
幼稚園には教職員の質など関係なかった。
15年前。
幼稚園の教職員の質が問いだされはじめた。
挨拶・対応・礼儀。
幼稚園教諭といえども・・・
礼節というものに磨きをかける時代になった。
現在。
過去のことはできて当たり前であり。
心を磨く時代になった。
一般企業では売り上げや成績という
数値を出すことが成長の証であると思う。
パール幼稚園での成長は心が育つということである。
過去の幼稚園教諭のチカラ=
情熱×知識+経験
現在の幼稚園教諭のチカラ=
(情熱×知恵+経験)×(心+感性)
過去と現在。
求める母親像には変化はなく。
求める教育施設には変化がみられ。
求める幼稚園教諭像も変化を遂げている。
だから・・・
未来は面白い。