園庭にある銀葉アカシア・・・
強風で幾度となく痛んで来ているので、
年長児たちが、
タネをオーガベンチャーで苗に育ててます。
一つの楽しみが増えました。
育てる。
育む。
親身にならなけらばできないこと。
家族的結合。
家族にはなれないけれど、家族のような関係でありたい。
遠くの親戚より、園の仲間。
これらのことは、
採用時、
一番初めに先生方にお話をさせていただいていることです。
このことを理解してもらえるまでには、
それなりの時間がかかります。
ご縁を理解し、
感謝が恩義の芽生えとならなければなりません。
「一生懸命やってます」と・・・
そんな主張をする段階では理解できないことでしょう。
思いやりから一歩すすんで、
親身ということ考えてみなければならないですから、
理解されないと、
とても寂しい気持ちになります。
採用はご縁だと思っていますし、
家族的な関係でいたいと願っていますので、
たとえ、体調不良などを訴え、
長期の欠勤をしていても、
本人の生活もあることです。
普通でしたら、
バカなことと思われるでしょうが、
毎月、毎月、満額の賃金は支払っています。
でも・・・
それで、何ヶ月も欠勤したのち、
突然、メールが来るのです。
退職します・・・って。
でもね、家族と思っていますから・・・
こちらとしては、心が折れそうにもなります。
とても心が痛いです。
これまで何を学んでいたのだろうとも思います。
憤りのない気持ちにもなりますが、
全ては、私の指導不足であり、
自分の力量だと言い聞かせています。
よく・・・
職場環境が悪いとか、
先輩がキツイなどと思われるようですが、
これだけの幼稚園業務を展開するわけですし、
とても先生方の意識が高く、
向上心に溢れている方ばかりです。
その結果が・・・
子どもたちに反映されるのです。
ついてこれない。
力量がない。
やるべきことが理解できない。
自分の無能さを認めたくない。
勿論、どこの職場でもあるように嫉妬もあるでしょう。
それらが原因なのでしょう。
「親身になる」は文字どおり
「親の(ような)気持ちになる」という意味です。
なかなかできることではありませんが、
私にもできることですから、
誰でもできると言ってもいいようです。
ですからね。
みなさん・・・
親身になって考えた方がいいですよ。
自分の周りの人のこと。
これが・・・
すべてにおいて相手が存在するということです。