ノコギリ・・・ギィギィ〜
園庭の花壇の修繕で枕木を加工しています。
このようなシーンは男子は好みですね。
少し長文です。
お付き合いいただける方にのみ、
お付き合いいただければと存じます。
男子の正常進化とは?
隣近所の子どもたちが、
家の前の道端や公園で出会い、
なんとなく偶発的に遊びが生まれることは、
はるか昔話になってしまいました。
公園においても、
保護者の管理下の元で遊びが展開します。
そんな昔の子どもの世界では、
ガキ大将を中心に育まれていた、
子どもにとっての地域社会は消滅してしまいました。
ドラえもんのようなストーリーは、
なかなか成り立ちにくいでしょう。
独り占め、リーダー、王様・・・戦隊モノ戦隊モノのRED。
男子の抱く欲望の一つかとも思います。
新年度が始まると、毎年のように、どこかで繰り返させる会話です。
「先生〜あの子悪い子だよ・・・」
どうしてかと尋ねると、その子なりの答えが返ってくるのです。
「お友達をぶったから」
「早くしろって!押したから」
「バカ!と言ったから」
家庭ではいけないと言われていることを目の前でしている子がいますから、
本人してみれば、
相当なカルチャーショックでしょう。
そして「悪い子」「自分に嫌なことをする子」となるのでしょう。
さぁ!
ここで「幼稚園での学び」が始まります。
簡単に言うと「見る目を変える」ということなのです。
「あの子悪い子!」
「あの子がいるから幼稚園は嫌だ!」なんて、
我が子に言われてしまったら・・・
親心として困ってしまうでしょうが・・・
そのようなことを訴えられたらならば、
「そうだね、○○ちゃんは、約束を守ってエラかったね!
○○くんは、
きっと、その約束を知らないから、
今度、教えてあげるといいね」
「○○くんが約束を知らないことを先生に教えてあげようね」
そんな会話を続けて、
見る目を変えていくことが、
悪い・・・子から、
悪い・・・行動へと注目するようになるのです。
急速な成長を遂げる幼児期の豊かな心を育むためには、
相手を包み込むことを
大切に教えていかなければならないと考えています。
大体、大人が、
この包み込みの発想をすることが苦手ですので、
我が子に伝えていくことも大変かも知れませんが・・・
まだ、まだ、親の言葉で子どもの思考や視点は変えられます。
人のいいところを見つけられるよう、
「あの子はダメ」
「あの子と遊ばない!!」などの言葉を刷り込み、
自分の周りに誰も踏み込めない
高い壁を張りめぐらせることのないように・・・。
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