謙虚に素直に努力する人は伸びるものです。
社会に出て何年か経つと、
一通り社会や世の中のことが分かったような気になる人が少なくないようです。
特に幼稚園教諭は教育観念や保育観念が芽生えてきますので、
自分の努力だけで成し遂げている勘違いをしてしまいます。
我々は大抵のことは分かっているようなつもりでいますが、
実際は世の中の現象や構造についても、
少ししか分かっていないと考えたほうがいいかもしれません。
ほんとうに物事をよく分かっている人は、
「自分はまだほとんど何も分かっていない」
ということを理解しているようでして、
そのような方々は、
自分の知らないことや分からないことを決して否定しないのです。
だからいつ何時でも謙虚にも素直にもなれるのでしょう。
スゴいことです。
天才と呼ばれる人たちや後天的に努力を重ねている人たちは、
ある程度の知識や技能の習熟に加えて、
さらに多くの情報を自分のなかに取り入れることができます。
しかし、普通人の場合は、
ある程度のところで「自分はもう一人前だ」と思うようになってしまい、
一つの壁を乗り越える前に成長が止まってしまうのです。
伸び続ける人や天才と呼ばれる人は、
あいかわらず努力は人一倍するうえに、
謙虚に素直に情報を摂取し、
また先に進むということをくり返しているので、
やることなすことうまくいきますし、
さらに成長し続けていますよね。
ホントにスゴい。
「天才はごく平凡なことがらの積み重ねから生まれる」
といわれますが、
タネを明かせば、
こんなに単純で簡単なことなのでしょう。
でも、ムズカシイですね。
自分の無知を知り、
いつまでも謙虚に、
素直に努力は続けていきたいものです。