強いメンタルは楽しい人生を送る武器になると考えます。
強いメンタルまでとはいかなくても、
社会に順応するために必要なことでもあるのです。
今学期も、
そんなことを目的に含みながら、
どんな時でも自分の華を咲かせることができるように・・・
このことも目標にして教育活動の実践に取り組んできました。
メンタルが弱い人と聞いて思い浮かぶのは、
プレッシャーに弱い、傷つきやすい、すぐに落ち込む、
自信がなくてまわりに流されやすい。
こんな特徴が思い浮かぶかと思います。
プレッシャーに強く、
落ち込んでもすぐに立ち直ることができ、
しなやかな精神力を兼ね備えている人は、
メンタルが強い人に分類されるでしょう。
メンタルの強さと聞くと、
スポーツ選手のように勝負の世界に生きている人が、
大事な局面で実力を発揮するためのものだと思われがちです。
しかし・・・
これは普段の日常生活でも、
メンタルの強さが求められる場面はたくさんあります。
それは幼子でも同じこと。
たとえば・・・
お友だちに話しかけたものの返事がなかったとします。
ある子は・・・
「きっと僕のことが嫌いなんだ。」と思い込む。
「僕は無視されたんだ」と思い込む。
悲しい気持ちになり泣いてしまうかもしれません。
一方で・・・
「聞こえなかったのかな?」
「ほかの遊びに夢中になっているから聞こえなかったのかな?」と思い、
じゃあ!次は”と気持ちを切り替えられる子もいます。
些細なことですが、
前者よりも後者のほうがメンタルが強いということ。
受験とか就活といった人生を決める大勝負はもちろん、
社会に出てからの長い人生のなかでは、
強い精神力で乗り越えなければならない場面は
数えきれないほど出てくるでしょう。
もしも我が子が社会に出て
「先輩に注意された・・・」
「上司に叱られた」という理由だけで、
会社を辞めてしまったら?
こんなケースはよくあることです。
落ち込んでも、
自分の力で立ち直ることができる強い心を育むために、
私たち大人や親が、
今できることは何であろうか?
得意分野を自覚させること、
自分を活かせるところを見つけること。
ここに集約していくと思うのです。
そして・・・
面白いものを見つける能力に欠いけているように感じます。