誰もいない幼稚園。
園児の声がしない幼稚園は異空間。
静まり返った園舎に、
今年もありがとう!なんて思うわけですが、
安全・安心・清潔に保つには、
日頃のメンテは必要不可欠デス。
この2年・・・
園児用の椅子や机を全ての学年で新調したり、
音舞台で使う演奏用の椅子を新調したり、
ご承知の通り、
70周年記念事業として、
屋上の園庭化や園庭の大改修があり、
ツリーハウスのリニューアル。
リニューアルといっても全てのパーツは新品。
ツリーハウスはこまめにメンテしても15年が寿命。
たぶん・・・
私は学園経営の打一戦から身を引いているから、
こんなバカみたいに維持費用のかかる遊具は、
これが最後。
春には最年少クラスの床を張り替える予定もあったり、
気づかないところでは経年劣化で、
トイレのセンサー交換したり、
給食室のナントカという器具を変えたり、
ホント、
これだけの建物や空間を維持するには資金がいる。
ご存知の通り物価高騰で工事費も驚く額だった。
玄関にしろ、外構にしろ、床材にしろ、
トイレのタイルひとつとっても
様々な想いがあり、
こだわりがあって安価なものではない。
子どもにとって目にふれる日常の場所だからこそ、
必要なことと考えている。
新建材でなく古くなっても味の出てよきもの。
これが基本。
しかし・・・
こんなことは建物が好きでない人には、
わからないのだろうけれど、
世の中・・・
建物にお金かけてない
幼児を取り巻く環境はたくさんある。
現にテナント型の保育所なんて、
すぐに撤退できるように、
まったく費用をかけていない。
机や椅子の備品もちゃっちいのナンの。
やっぱり教育施設ですし、
しかも私学ですから。
こんな考えも理解してくれている
本園の先生方はいるのかな??
パール幼稚園を纏わなきゃ理解できないことだとも思う。
そうそう・・・
年少園舎の屋根を塗り変えたの知ってる方もいないでしょ??
そりゃ目に見える場所でないからね。