7月7日の七夕様です。
七夕伝説の主役は織姫星と彦星。
西洋名では、
こと座のベガと、
わし座のアルタイル。
もちろん・・・
七夕伝説は存在しない。
ベガとアルタイルは、
どちらも一等星と言いますから、
都会でも、
時間と方角が合えば、
見つけることができるかも知れません。
この七夕伝説は中国の神話。
日本の川だったら、
好きな女性のために、
泳いででも渡ろうとするかもしれませんが、
中国ですからね・・・
黄河や揚子江となると、
対岸が霞んで見えるほどですから無理ですね。
ところで・・・
ベガとアルタイルの本当の距離は15光年。
光の速さで15年かかる距離・・・
想像が追いつきません。
西洋的な考えで言えば、
年に一度会うなんてことは到底できない、
宇宙規模の、超・遠距離恋愛ということになります。
いまの時代のように、
逢うことに苦労はしません。
いつでもスマホでつながれる、
そんな時代では
ようやく会えた・・・という感動は、
なかなか味わえないものかも知れません。
だから・・・
神話にはロマンがあります。
天文学者の話によると、
1年に1度逢うこと、
星にとっては、
一瞬の出来事だそうです。
天文学という視点は、
ロマンのない見方になります。笑