パール幼稚園では参観WEEKという参観日を設定しています。
保育参観というイベント事や保護者参加型の参観ではございません。
なぜならば・・・・・
パール幼稚園での生活の中において、
子ども達に掴みとって欲しいことは『自立』と『自律』です。
では・・・
その『自立』と『自律』を促すために、どのようにしていくのか?
その過程を大切にしなけれなならないことであり、
そうなるために何が必要で、何に重点をおいて進めていくのか?
そして・・・・・
その事柄に、どのように時間を費し、どのようなカタチになるのか?
また、集団生活では補えない部分において、
ご家庭ではどのように補っていただくのか?
この参観WEEKにおいてヒントを得て欲しいのです。
例えば、毎月のお誕生会において、
お誕生日の子ども達が堂々と真剣に名を名乗ります。
それをご覧になった大人たちの大半は次のように思うでしょう。
「大きな声で言えたわね。スゴイわね。」程度かもしれません。
しかし3歳、4歳、5歳の幼子が、
子どもといえども300人もの大勢の前で発表するのです。
そこに行き着くまでの度胸をつけ、
場馴れをしていかないことには上手くいきません。
なぜ?
そのようなことができるようになるのか?
この参観WEEKにおいて、
きちんと見ていただけている方々おかれましては、
その見えない部分の大切さをお感じになられたことでしょう。
ウチの子はキチンと話が聞けてない。
ウチの子はキチンと座れない。
ウチの子は皆と同じ活動ができない。
ウチの子は園での話をキチンとしてくれない。
だとするならば・・・・・
その理由もお分かりになることでしょう。
子どもの成長というものは、
お湯をかけて3分待てば出来上がるというものではありません。
それなりのことができるようになるためには、
それなりの時間と繰り返し、
その過程が大切なこととなり結果を生みだします。
毎日、毎日、積み重ねて、
折角、できるようになった特技や身についた躾も、
旅行などで長期欠席をしてしまいできなくなってしまう。
そんなこともあるのです。
毎日の積み重ねがどんなに大切なことか?
この参観WEEK中にも大好きなパパやママに見てもらいたい!
そんな気持ちから苦手が克服できる場面もみられるかもしれません。
見えない部分のご覧いただきたく、
こんな参観方法をとっています。
まずは正しく腰掛ける。
ご家庭でも意識を払い、
意をお汲み取り頂けましたら幸いです。
0 件のコメント:
コメントを投稿