我が子の自立を促したいばかりに、
何で自分で決められないの??
それくらいひとりでやりなさい!!
こうした言葉を子どもにかけている場合があります。
我が子の自立を強く願っているからこそ、
厳しく接していることでしょう。
子どもの自立を促すことは、
親の重要な役割のひとつです。
けれども・・・
何でもかんでもひとりでやらせたり、
決めさせたりする必要はないのです。
もっと気楽に構えるべき。
子どもが決められないなら、
親が決めてもいいのです。
親の過干渉は、
子どもの自立心を奪うといわれています。
たとえば・・・
子どもが何かを選んでいるときに、
こっちがいいんじゃない?
と口出しすると、
子どもの自立心は育ちません。
子どもがじっくり選んでいるなら、
時間がかかっても決まるまで待つべきです。
ですが・・・
子どもが「ママが選んで」と
お願いしてきた場合は別です。
そこで、
「自分で選びなさい」と言ってしまったら、
いつまでも決まらないか、
投げやりな気持ちになり、
テキトーに選ぶかのどちらかになると思います。
子どもが自分で決めたり行動したりできる、
もしくはしたがるかどうかは、
その子の成長段階にもよります。
幼い子どもには、
はっきりした自我も判断力もありませんから、
なんでもかんでも子どもが
自分で選ぶことはできないのです。
ですから・・・
ある程度は親が決めてしまっていいと思っています。
しかし・・・
それは子どもの性格にもよりますから、
相手のために頑張ることに喜びを感じるタイプであれば、
自分より親の意見を優先したいと考えるのだといいます。
ですから、
すべての子どもに対して、
何でもかんでも
自分で決めさせるのが適切とは限らないのです。
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