2025/06/02

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】強い優しさ



アリストテレスという哲学者の


美徳倫理というものがあります。


アリストテレスのいう


エウダイモニア(幸福)とは、


ただ単に楽しさとかお金とかじゃなくて、


「よい人間としての生き方」 を目指すことです。


世の中でいう、


思いやりとか誠実さ、


寛容さという価値の項目は、


言い換えれば、


エウダイモニアを目指すための美徳だと思うのです。


例えば、周りの困っている人を助けるとき・・・


自分はどういう人間でありたいのか?を問いかけることが、


エウダイモニアへの一歩になる。


ただ、助けることがよいからやるのではなく、


助けることによって、


自分はどう成長できるかを考えるのが大事となる。


エウダイモニアを目指すプロセスで大事なのは、


価値の項目のバランス。


ただ正義を貫くだけでは不十分で、


思いやりや寛容さとのバランスを


どのように取るかが重要になってきます。


正義を守るため、


相手を傷つけることは


本当によいことなのか?


誠実に相手を指摘することと、


寛容に許すこと、


どちらがよりよい選択か。


エウダイモニアを目指す中で、


このような価値の項目の調和を


どのように取るかが本質ということ。


自分の正義には美徳が存在するのか。


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