パール幼稚園の自園調理の給食の器は陶磁器です。
もちろん落とせば割れます。
本園の考える食育とは・・・
正しく食べること。
無理なく食べること。
お箸を上手に使うこと、
器は大切に扱うこと、
食事は周囲の人と静かに会話を楽しみながらとるもの。
ご家庭での様子も垣間見ることができるものです。
さて・・・
参観WEEKには、
暑い中、ご来園いただきましてありがとうございました。
おじいちゃま、おばあちゃままでお越しいただけていた様子です。
1学期の参観は集団の中での様子、
園児たちの現状のありのままをご覧いただく機会です。
とはいえ・・・
パパやママにカッコいいところを見せたい。
観られるのが恥ずかしい。
認めてほしいが故の・・・
などというシーンもあったことでしょう。
参観帰りには、
「園長先生、素晴らしいものをみせていただけました。」と、
良識ある方のご挨拶をいただくことも多く、
色々と思うこともあるでしょうが、
とても有難いことだと思っています。
さて、子どものありのままを見てあげる。
子どものありのままを認めてあげる。
よく育児に関するさまざまな書籍で言われてることですが、
それができたら苦労しないの!
と思うママも多いともお見受けします。
では・・・
なんでママはモヤモヤしたの?
どうしてママはそう思ったの?
目の前の出来事ではなく、
ママ側の気持ちや
奥底に隠された本音を見ることを繰り返していただきたい。
なんで感情が揺れたのか?
もしかしたら?
ママが無意識に自分をよくみせることを
デフォルトしているかもしれません。
ママ自身に少しでも価値あるママ、
出来るママに仕立てなきゃ・・・
ママが無意識に持っていた価値観。
故に・・・
我が子の行動を
ありのまま受け入れることができなかった。
なんてこともあるはずです。
目の前の物事は自分自身の価値観を映す鏡だということ。
子供の言動は特に、
ママ自身が持っている価値観や固定観念、
常識に気づかせてくれるものです。
この自分自身の価値観や固定観念にこそ原因があると気づければ、
我が子を見る視点が変わって、
自然とありのままを
受け入れることができるようになるとも思います。
入園説明会でもお伝えしていることですが、
幼児教育の根底は家庭にあるものなのです。
集団での我が子の様子・・・
我が子が可愛い故に盲目にもありますからね。