2025/06/19

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】地域の違い


東京都私立幼稚園連合会には、


私学助成学校法人立協議会、


旧102条園私学助成協議会(宗法・個人立)、


新制度施設型給付園協議会、


認定こども園協議会


という枠組みの組織があります。 


それぞれ運営制度が異なり、


各協議会とも抱える課題は色々あります。


しかし・・・


私立幼稚園存続に対し危機感は同じもの。


本日は私学助成学校法人立協議会の主催で、


都内各地区の行政との関わり方や制度実施に関する、


情報交換会。


同じ東京といえども、


大都会東京に位置する園もあれば、


大自然東京に位置する園もあり、


地域格差が広がっている。


保護者軽減負担金(無償化)も、


0円の地域もあれば、


大田区に続き、


新宿、品川と12500円という都内最高額の地域もある。


それとは別の方法で足立、葛飾、江戸川と


様々な制度が充実している地域もある。


このような状況の中、


各地区の政策担当者の先生方が集い、


大田区の地区長としてパネラーとして登壇。


社会にしてみたら?


たかが幼稚園。


されど幼稚園。


重要な幼稚園なのです。


すべての物事には、


「目に見える世界」と


「目に見えない世界」の両面があると考えます。


そして両者は、


「原因」と「結果」という関係で


深く結びついているのです。


たとえば、


イライラしながら食器を洗っていると、


手を滑らせて割ってしまった、


という経験はないでしょうか。


これは、


イライラしていた心(目に見えない原因)


食器を割った(目に見える結果)


という構図といえます。


他にも、


不安な状態で試験に臨んだら(原因)、


普段はしないようなミスをしてしまった(結果)。


ネガティブな思いを抱えたまま料理をしたら(原因)、


何だかイマイチな味になった(結果)。


仕事でずっと失敗を恐れていたら(原因)、


逆に周りに迷惑をかけるようなことをしてしまった(結果)。


このようなことはすべて、


目に見えない心や意識の状態が「原因」となり、


それが現実世界に「結果」として現れるのです。


これらの関係性は、


一つの円があったなら、


半分が「目に見えない世界(原因)」


半分が「目に見える世界(結果)


隠と陽というマークのような感じ。


20年後の子どものたちの姿に想いを馳せて取り組む幼稚園教育。


今の現状を満たす保育を重視した幼児教育。


これらはいわば、


今のままの原因(人間の意識や社会の状態)が


続いた場合に、


未来に現れる可能性が高い結果のビジョンを


見ている状態なのです。


未来は決まった一本道ではなく、


無数の可能性があるものと考えます。


社会全体の意識という


「原因」が変われば、


未来という「結果」も


必ず変えることができるのと思っています。


今だけ、金だけ、自分だけの現代社会 


この原因が変われば、結果も変わる。


という法則を踏まえて、


現代の日本社会を見ていかないとなりません。


わたしたちの周りには、


今さえ良ければいい


金さえあればいい


自分さえ良ければいい


という価値観が広がっているように感じます。


その背景としては、


インターネットやSNSが普及して、


手軽に得られる動画や情報、


「いいね」などの「快楽」に慣れてしまい、


物事の本質や、


生きる意味を深く考えなくなる。


資本主義社会により、


あらゆる場面で競争が激しくなることで、


お金を稼げるなら、


どんな手段を使ってもいいと、


人として美しく生きていく大切さを忘れてしまう。


さまざまな価値観が尊重され、


個人の自由や選択が重視されることで、


時として、


誰かに迷惑をかけなければ、


何をしてもいい・・・


と自己中につながりやすい・・・


などが原因として考えられます。


子どもたちの未来・・・


このままいくと日本は、


社会全体の未来が危うくなったり、


人と人とが深い関係性を築けなくなったり、


他人に無関心になったり、


道徳心が失われたりする道を辿ってしまうようにも感じます。


子どもたちの未来。


真剣に考える変化の時だとも思います。






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