2019/05/17

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】語彙力


パール幼稚園では、

もうすっかりとお馴染みとなった自園給食。

都内私立幼稚園でも、

自園給食は珍しい方だと認識しています。

暖かいご飯だけでなく、

物を大切に使っていくことを知って欲しいため、

パール幼稚園では、

落とせば割れる・・・

磁器のお茶碗、お皿を使用しています。
(皆、ケッコー割ってます。苦・・・)

食卓は静かに会話を楽しみながら過ごすものであり、

園児たちの会話からは、

「ママがねぇ〜と」

ご家庭の様子を伺うことができるのです。

言葉・・・

言葉が人生の基礎をつくるといわれています。

言葉は思考力の源だと思っています。

思考力の土台ともなるものは母国語であり、

日本人であれば日本語ということになります。

人は母国語で思考することを認識するところから、

すべてが始まるものではないでしょうか。

思考力は言葉の運用能力。

近頃、waterだとか、riceだとか、

red だ blue だと・・・

とても発音よく、

会話に混ぜている園児も目にしますが、

そのような子たちは、

指示行動の理解の時間がかかるケースが多いもの。

言葉は思考力を育むものですから、

日本語の運用能力を高める教科である国語は、

他のすべての教科の基礎になるだけでなく、

人生の基礎になるといってもいいでしょう。

考える力は、

訓練によって養われるものだと考えます。

言葉を一つ覚えることは、

新しい概念や視点を一つ知恵とするということです。

ひとつの言葉が、

新しい考え方との出逢いをもたらしてくれるもの。

その時に重要になるのが語彙力でしょう。

語彙力を高め、

意味と意味をつなげ、

文章の関係性を見抜く力・・・

文脈力というものを身につけていくと、

他人の思考も理解できるようになります。

自分の考えを深めるだけではなくて、

人との関わり合いを深め、

新しい考えを生み出していく、

つまり・・・

協調性を芽生えさせながら、

自分の考えを言葉にしていくことが大切になるのです。

若者特有の共通語・・・

「やばい」「ヤバいぃぃ」「ヤバくね」「ヤバイィ〜」

「可愛い」「カワイイ」「かわいい」「かわぁ〜いい〜」・・・

これだけで会話が成り立つかもしれないが、

相手の心を汲み取ることには程遠いものがあります。
(続きは、そのうち園だよりか青鬼勉強にて。)

パール幼稚園で言葉を育んだ過程を、

卒園児は小学校でも発揮してくれているようで、

私立小学校の校長先生は、

パール幼稚園の卒園児は一人でも多く欲しい。

公立小学校の現場の先生方より、

パール幼稚園の卒園児が多いと

クラス運営がスムーズ運ぶ等・・・

そのような嬉しい言葉をかけていただけます。

幼児教育の基本は遊びの中からですが・・・

遊びの中からだけでは不十分なことを、

朝の会という日課の中で身につけていけるように

迫りたいと考えます。



令和2年度の入園希望者対象
園見学の受付を開始いたしました。
https://pearl.ac.jp/cat_pearl/2405/
詳しくはホームページにてご確認ください。