2019/09/26

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】認知行動・・・


人の考え(思考)が感情を生み出しますね。

園児たちを考察していると、

何かに取り組むモードに入りやすい子は

真剣という感情にスイッチが入るのだなと思うのです。

このようなタイプの子は、

周囲にいい関わりをもたらせる大人がいることが多いものです。

一方、中々、モードに入らない子は、

真剣という感情がつくりだすのが苦手だと考察します。

これは思考のクセから導かれるものですから、

その感情に悩まされるのであれば、

その感情を生み出す

思考のクセを持っている可能性があります。

思考のクセですから、

やはり生活習慣であり、

家庭での習慣が影響してしまいます。

思考のクセ、

考え方というものは、

生活環境において、

時間を共有する大人の影響が大きいものであるのです。

たとえば、

劣等感に悩まされることが多い人は、

劣等感を生み出すような思考のクセを持っています。

緊張しすぎる傾向がある人は、

緊張感を生みだすような思考のクセを持っています。

怒りっぽい人は、

怒りを生み出すような思考のクセを

怠けて、楽な方へ行ってしまう人は

怠けを生みだすような思考のクセを持っているわけです。

つまり、自分の思考のクセが、

自分特有の感情パターンを生み出しているわけですが、

それがさらに、

自分特有の行動パターンをも生み出しています。

しかし・・・

人はふつう、

自分の思考のクセを自覚できていません。

自分のどんな思考が、

どんな感情を生み出したのか、

そのことを自覚できないまま、

いつもの感情パターンと行動パターンを繰り返してしまいがちです。

自分自身を認知行動するためには、

習慣化することがいいようです。

習慣化とは繰り返しのことですが、

子育てにおいて、

特に母親は、想い悩みながら、

繰り返しを求める作業が求められますが、

母親自身が、

自分の思考のクセを把握することが近道かもしれません。