2017/08/09

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】芸術的感性


都内においては、

ジリジリと痛く、

焦げるような日差しでしたね。

虫の声を心地よく捉えるのは日本人の特性だそうです。

とある国では蟬やコウロギの虫の音は雑音と捉え、

駆除の対象となるようです。





八木重吉さんの詩をご紹介します。


 『蟲』

「 蟲が鳴いてる

いま ないておかなければ

もう駄目だというふうに鳴いてる

しぜんと

涙をさそはれる 」

 

自然描写の美しさと捉え

その本質を捉える洞察眼は素晴らしいですね。

日々の忙しさに惑わされ、

感性を見失わないようにしたいものです。

人は悲しい時、

苦しい時に涙を流すものですが、

さらに深いところから溢れ出るものです。

懸命に打ち込む姿に心奪われる。

それが感動の涙なのかもしれません。