2014/03/15

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】卒園式ナリ


卒園生のみなさま。

本日はご卒園おめでとうございました。

心よりお慶び申し上げます。

思えば3年前・・・

東日本大震災の余震が続く中で入園を迎えた子どもたち。

この子どもたちの命を守る事ができるのかという不安。

必ず守り抜いていこうという決意で迎えた子どもたちです。

そして・・・・・

これから?

この子どもたちを?

どのように育んでいくことが必要か?

思い、悩み、考えを深めた時間でした。

この子どもたちが将来・・・・・

大きくなるにつれて、予期せぬ困難にでくわしたとしても、

負けない子として、心を強く育んでいこう。

どんな場所においても、

自分という花を咲かせることができるようにと、

活動の方法の転換、

様々な創意工夫を試みて参りました。

どうやら?

人には生まれてきたからには役割があるようです。

社会における役割。

家庭における役割。

誰もが・・・・・

この二つを必ずもっているようです。

その役割の中には、

必ずといって・・・・・

人に喜んでもらうこと。

人に必要とされること。

この二つの欲求を求めて生きていくようです。

これは、

子どもであっても・・・

大人であっても・・・

共通のものであるようです。

世の中を生きていくために必要な心構えだと思うのです。

これから・・・・・

この子どもたちが人生という長い道のり歩んでいくにつれ、

まず、

やらなければならない・・・

続けられなければならないことがあります。

それは・・・

大人になっての選択肢を広げるために必要な勉強をすること。

させること。

そして・・・・・

他人との関わりで、たくさん傷つき、傷つけ、

他人の大切さを知り、

他人との関わり方を覚えることだと思います。

将来・・・・・

自分の人生をチキンと向き合える大人となれるように・・・

ミクロの視点で考えれば・・・

自分のため。

マクロの視点で考えれば・・・

みなのため。

そうあるために・・・。

親という存在として、

大人という存在として、

そっと背中を押し、

支えていくことが、

この子たちのためになるでしょう。

この子たちにとって・・・・・

パール幼稚園がどのような存在になるのか?

未来に想いを馳せることにします。

みなさま。

素晴らしい日々を・・・・・

ありがとうございました。