2020/07/01

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】どうでもいい話・・・笑



また、また、どうでもいい話。

アクセス数が上がるどうでもいい話・・・笑

ナダ・モントリオールを拠点に活動する

エンターテインメント

「シルク・ドゥ・ソレイユ」。

破産手続きを申請し、

3000人余りを解雇すると発表されました。
 
以前、シルク・ドゥ・ソレイユの

人材育成についてのお話をうかがい、

その後、公演を見るという機会がありました。

その以前から、

エンターテイメントの芸術性が好きなので、

音舞台やUTABUTAIの

会の進行のヒントにもなるかと思い、

先生方とも幾度となく

様々な観劇に出かけた覚えがあります。

実際・・・

音舞台やUTABUTAIにおいて、


園児たちの諸注意事項を読み上げるのは、

このシルク・ドゥ・ソレイユから

ヒントをいただいたものでもあります。

福利厚生というより、

勉強、学びや気づきの面に趣をおき、

先生方と様々な観劇に出かけていましたが、

実際、勉強に結びつけていただける

先生は一部と感じてしまったので、

貴重な財源を無駄にしたくはありませんから、

現在は、全教職員での観劇は止めています。

さて・・・

シルク・ドゥ・ソレイユ、

サーカスだった集団が、

エンタテインメント企業になり、

ショーとして確立させてきました。

その手法は・・・

素晴らしい情熱が存在していたからこそでしょう。
 
その経営方法は、

さまざまな経営書でも成功例と紹介されることが多く、

ブルーオーシャン戦略のケーススタディとしても

分析されています。

ショーの概念を大きく変えて、

ビジネスでも成功したのは確かなことです。

サーカスでは当たり前だった・・・

ゾウやライオンなどの動物を使うのをやめ、

有名な俳優などのキャスティングを

するわけでもなく、

0から育てた若手にショーを任せるということ。

コストを抑え、

ショーを開催できさえすれば、

儲かる仕組みだったと思います。

事実・・・

いつも会場は連日の満員でしたし、

幹部の方々の話を聞いても、

自信に満ち溢れた印象でした。
 
しかし・・・

コロナは大きな打撃となったようです。
 
その大きな影響は、

常設の会場にあったのかもしれません。

運営コストは抑えても、

常設で会場を作り、

それをリニューアルし続けていかねばならないというのは、

かなりのコスト負担です。

まるで本園の環境設備みたいデス・・・笑
 
高額な常設公演会場の買収。

会場の改修や新たな会場の確保。
 
常設で会場を持つこと。

旅するサーカス小屋から脱却したことで

集客の安定化をはかるというのが成功要因。

しかし・・・

そこには、

お客様が来ることが大前提なのです。

観客がなくなれば、

それは重い負担となるのです。
 
コロナの渦の中・・・

ショーは中止。

これが続くというのは、

ショービジネスにとっては、

破壊的なダメージとなったのでしょう。
 
世界44か所の公演の中止。

曲芸師や技術者、

大勢のスタッフの一時解雇によって凌いでいたようですが、

結果的には破産法申請となったようです。
 
エンタテインメントビジネスは、

公演中止が命取りでしょう。
 
 しかし・・・

素晴らしいノウハウと可能性をもった集団です。

スリム化してでも続けてもらいたいものです。

 シルク・ドゥ・ソレイユの魅力は、

確かに施設の設備の素晴らしさもあるのですが、

やはり人間の肉体を使って行う

エンタテインメントに価値がありますが、

設備はいらないという訳には行きません。
 
やはり継続のためには、

適切な財務構造が必須でしょう。

時代はスリム化・・・

一昨年、

幼児教育、保育の無償化を機に、

私が打ち出した、

これからの幼稚園運営に通じることでもあります。

コロナ疲れ、

コロナ呆け、

ウィズコロナ・・・

コロナに因んだ様々な用語が飛び出しますが、

コロナバテとならぬように・・・

時の流れをシビアに捉えて参りたいものです。