2013/11/11

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】捉まえさせるもの


『音舞台2013』

各クラスの演奏曲も決定し・・・

チラホラと音舞台モードに突入しはじめます。

親心としては・・・

我が子が楽器に選抜されたとなれば嬉しく。

その期待に反すれば複雑な心境にもなることでしょう。

一昔前・・・あんたには失望した!など・・・

惜しくも楽器の選抜にならなかった母親が、

担任に、どなり込んできたこともある。

そんなことになるのなら、やらないほうがいい。

そう思ったこともある。

しかし・・・子ども達の成長を考えるのならば、

こんなに素晴らしい育ちの装置となる行事はない。

私たちが心理的・人格的に成長していくためには、

「挫折」や「失敗」や「思いどおりにならない状況」を

何度も経験することが不可欠だという。

正直、あまり経験はさせたくないことではあるが・・・

子ども達が、

自分自身の人生、

どんな場所でも花を咲かせるようになるためには、

経験しておいたほうがいいことであると考える。

なぜならば、その経験数に比例して、

人の心は打たれ強くなり、「生きる力」は高まるからです。

つまり・・・

人は「挫折」や「失敗」や「思いどおりにならない状況」

ということを経験することにより、

「ストレス耐性」や「自己コントロール力」を獲得し、

自分という人間の土台を築いていくのです。

音楽会でもなく、演奏会でもない。

共奏の共創であるのが『音舞台』。

その道のりにある大切なものを捉まえさせるとが大切。

一曲集中・・・

今年はマニアックな『音舞台』となるであろう。