パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】許す・・・
世界での戦争のニュースが飛び交っている。
ニュースの内容は、
まるでシュミレーションゲームのように
最新兵器の名前が飛び出してくる。
軍事力を背景に・・・
ゲームのように・・・
最新兵器の下に、
何も知らない
人の命を落とすことも
気に留めていないかのように感じてしまう。
親鸞の「有縁を渡す」という言葉がある。
生きる意味がわからなくなった時こそ、
身近な縁のある人を助けよう・・・
ということである。
誰かに笑顔を向ける。
職場に一輪の花をさす。
誰かの幸せに繋がることになるもの。
人を許すこと・・・
「あの人のせいで、私は・・・」
生きていたら、
人に怒りを感じることもあります。
時に裏切られることもあります。
相手からの一言に、
心にとげが刺さったかのような感覚を
感じることもある。
そして、
毎日、顔を合わせたり、
逆に、遠くに離れたとしても、
胸の痛みや傷、
怒りが癒されずに、
どうしても許せないという気持ちが大きくなる・・・。
自分の言い分はもっともだと、
きっと・・・
相手より自分のほうが正しい。
許せない時、
ある意味、
心の中で闘いの気持ちが起きています。
心が先、現実が後・・・という思考で、
許せずに闘いのサイクルを回し続けていると、
自分が経験する現実もよろしくない状態になる。
そして、
怒りや悩みに敏感になり、
嫌な出来事が起こりやすくなるのです。
ここで・・・
相手の為に許すのではなく、
自分のためにこそ、
相手を許すこと。
いつまでも相手のことに囚われ、
心をすり減らすのではなく、
自分の人生を楽しんだり、
実現させたい目標に向かって
邁進したりした方が、
よっぽどもいい。
自分自身も完璧な人間ではありません。
未熟なところもある人間。
同じように、
許せない相手も同じの未熟な人間です。
人の未熟さを責めても意味はないのです。
相手を許すことで、
心の中を平和の状態にしたら、
自分の身の回りも平和や調和、
やさしさとか安心を経験しやすくなると思うのです。
相手のためではなく、
自分自身のためにこそ相手を許す。
人を許すことで、
自分自身が幸せになれます。
許しには大きな力が宿っているものかと。