2018/11/22

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】過程











「もうっ!なんで?明日が休日なの?」

毎日の積み重ねの重要性を理解している先生が揃えて口にすること。

これまでの18回という練習の回数を増やしたいとかではない。

現に、今日だって、3Fの練習は曲を通しての1回キリ。

「もっと!!やりたーい」などの園児の声も聞こえるが、

そこは堪えて1回だけに止めるクラス。

こだわりの小節だけを繰り返し集中するクラス。

1曲、わずか5分の集中力を高めるための選択であるが、

担任教諭の人間としての性格も顔をみせる。

『音舞台』・・・

曲がはじまる瞬間と曲が終わる瞬間に表現できない感情が顔を見せる。

練習をみていて涙が止まらなくなる先生もいる。

園児たちの姿勢と仲間である担任教諭への想いが交差するのであろう。

姿勢を正し

人の目をみて、

人の話(音)に耳を傾け、

仲間と心を(呼吸)を合わせる。

曲の中に日々の積み重ね、

『姿勢のチカラとカラダの力』が重なり合う。

年少児の練習風景は家庭での育ちがモロに顔をだし。

年中児の練習風景は、

わがままが外れだし・・・

集団を意識し始めていることが伺える。

年長児の練習風景は、団結という文字がお似合いである。

泣いても笑っても練習最後となった。

終わった瞬間・・・

そこには満面の笑みが溢れ出す。