2020/06/30

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】右脳的思考と左脳的思考



ロジックとは、理論的に物事を考える力のことであり、

アートとは、芸術的に物事を捉える力です。

ロジックは左脳の働き、

アートは右脳の働きが作用するともいまれます。

ロジックは目標を達成するために緻密な計画を練る。

アートは芸術的に物事を捉え発想を導くこと。

ヒラメキということかも知れません。

この2つを融合させるためには・・・

まさに・・・

断腸のナントカが必要。

断捨離とは、

不要な物を減らし、

調和をもたらそうとする

考え方であることはいうまでもない。

さて・・・

断捨離と簡単に言ってしまうが、

私には・・・

ものすごく不得意な分野である。

目に見えるものの断捨離はともかく、

目に見えないものの断捨離こそ、

悩みに悩み・・・

大変なこととなるのです。

仕事や人間、

自分の価値観や信条など、

そのようなことが、

すべて自分の一部であり、

重要な位置を占めているから。

ここに整理をつけるのは難しいもの。

なぜなら・・・

いい人ぶってはいられなくなるからなのである。

さて、

ロジカルは右脳の働きから生まれるのですが、

ロジカルな力だけで生きてしまうと、

目標は実現しても、

目標の次元はあまり変わらないもの。

そして・・・

アートな力だけで生きると、

目標の次元は高いが、

地に足つけて現実を考えない、

ただの夢追い人となってしまう。

幼稚園を創造するには・・・

創造と破壊を

繰り返していかなけらばならないと断言する。

私立幼稚園として、

パール幼稚園としての根底を崩すことなく、

アートな視点を持ち、

ロジカルな視点で組み立てていくから、

創造と破壊に手をつけられる。

ロジカルな視点を持ち、

アートな視点で組み立てていくと

創造はできても、

破壊はすることはできないであろう。

自滅を待つだけのことだと思う。

結局はロジカルな力だけでも、

アートな力だけでもダメなんだと考える。




2020/06/29

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】時代は変わる




有料参加の合同就職説明会

上の写真は昨日。

2020年。

下の写真は6年前

2014年。

幼稚園が合同就職説明会なんて・・・

6年前は言われていた頃ですが・・・

未だに言っているシーラカンスのような人もいます。

誰でもいい採用ではなく、

育ててみたい・・・

託してみたい・・・

そのような採用をしたいのです。

昨日は、ちょこっとだけ様子をみてきました。

我がパール幼稚園のブースとうえば・・・

隣のブースの保育園が飛び出ちゃってるので、

なんだか影に・・・笑い

さて・・・

この合同説明会のブースの装飾も・・・

絶対にパール幼稚園が流行の最先端デス。

次回には真似されているという具合。

のぼりを立てたり、

バルーンあげたり、

私のセンスには程遠い園もありますが・・・

やっぱり、

株式会社系の保育園はお金をかけていますね。

6年前はユニフォームでの参加も

見かけませんでしたが・・・

今は、ユニフォーム姿がほとんどですから、

パール幼稚園はあえて私服。

また・・・

東京都私立幼稚園連合会での

合同就職説明会は、

私が立ち上げから責任者をさせていただき、

今年度はコロナの影響で中止となりましたが、

こちらも、

今年で担当責任者のお役から外れることに・・・。

担当責任者故に控え目にしていましたが、

来年度からは全開でいきたいと考えています。

ともあれ・・・

昨日、合同就職説明会に参加された学生さんは

100名弱。

パール幼稚園のブースに立ち寄っていただけた学生さんは

18名。

そして園見学を希望している学生さんは

2名。

大体、この数字も分析どおり。

この6年という流れの中で、

新旧交代というか、

時代は変わっていることを実感するのです。




2020/06/26

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】ママの愛が基本



「子どもを躾ける」と称して、

お尻をペーンと叩いたり、

大声で怒鳴っている人をたまに見かけます。

なぜ、叩いたり、怒鳴らないと・・・

言うことを聞かない子に育ってしまったのでしょうか。

それは、途中から躾をしたのが原因だとも言われています。

けれども・・・

歩き始めたとき次のような対応をすると、

まだ言葉を話すことのできない赤ちゃんだって伝わるようです。

「絵本は読むものだから破らないでね」

絵本を破ってしまったとにき絵本を取り上げる。

テーブルの上に足を乗せたとき、

「テーブルはご飯を乗せるところ、

食事をするところだから足を下ろそうね」と

テーブルから足を降ろさせる。

こんな体験をしているうちに

「ああ、絵本は破ってはいけないんだ」

「テーブルは乗ってはならないんだ」と

身体で覚えていきます。

そして、次第にやらなくなります。

ところが・・・

「赤ちゃんだから絵本を破ってもOK」

「赤ちゃんだからどこに乗ってもOK」としていると、

やって良いこと、

悪いことの区別がつかなくなります。

でも、親は子どもが3歳、4歳になってくると・・・

人目もありそれを許しているわけにはいかなくなります。

そうなると急に態度を豹変させて

「もう、3歳になったんだから図書館の絵本に落書きしてはなりません!」

「破いてはいけません!」

「テーブルに乗ってはいけません!」と口で伝えます。

けれども、子どもにしてみれば、

今まで許されていたことを突然ダメだと言われても、

なかなかすんなりと

「はい、わかりました。今日からそうします」とはならないわけです。

すると・・・

親は大声をあげたり時には叩いたりして

躾ける手段を取らざるを得なくなります。

こうして「こら!ダメ!いい加減にしなさい!」と

怒鳴らないと言うことを聞かない子に育っていくのです。

それでも、とりあえず子どもは怖いから、

痛いからの理由で言うことを聞きはしますが

親が見ていないところでやったりします。

これで躾ができたと思うのは大人の錯覚なのですが・・・

じゃあ・・・どうすればいいのよ??

ですよね・・・

根気と繰り返しと導きなのです。

叩けばいいというものではないですよ。

怒鳴ればいいというものでもないですよ。

難しいですね・・・

きちんと話して抱きしめることでしょうか。

お湯かけて3分待っての

子育てなんてありえません。

ゆっくり、じっくり、手をかけ、目をかけ、

心を込めることは基本です。

だって、

我が子ですから。

ママの愛が基本です。

心を込めるといえば!!



コレれから話すことは私の頭の中だけのことであり、

先生方に相談もしていないので

実現するかはわかりませんが・・・

BaBy Pearl Nursery には、

素晴らしい手作りオモチャを作る

アイデアを持った先生がいます。

実は・・・

今年度は開催を断念した

親子登園型のパールクラスを

流行りのZOOMを利用して無料で開催し始めています。

そのようなノウハウもありますので、

マタニティー向けの

『我が子に想いを馳せて・・・』

ママの愛情を込めた手作りオモチャを造る講座を

ZOOMを活用して開けたらいいなと思っています。

マタニティーマタニティーの方々も、

このご時世ですから・・・

外出も考えちゃうことでしょう。

パール幼稚園でも、

何かのお役に立てればと考えてみました。

事前にキット等の送付もあるでしょうし・・・

企画倒れになっても困りますし・・・

実際、ご興味ある方、ご紹介いただける方は、

info@pearl.ac.jpに参加したい!紹介する!など

送っていただけると参加方法など・・・

近日中にお知らせさせていただけるかな?とも思います。

ご協力いただけますでしょうか。





2020/06/25

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】忘れてはいけないこと。



草木も3ヶ月も手入れをしないと

伸びはしますが美しくありません。

人も同じことだと想います。

常に振り返り「心を整える」ことが必要です。

新人の先生方も先生になり、

3ヶ月が過ぎようとしています。

今年の新人の先生方をみていて

素晴らしいなと思うことがあります。

本園では、任意でお願いしている「気づきメール」

というものがあります。

1日を振り返り、

人からの学びを得たこと、

気づいたことをまとめるということですが・・・

今年の新人の先生方、

内容はともかくおいて・・・

自粛中、休園中も含めて、

毎日、毎日、誰一人と欠かさずに送ってきてくれています。

これまでに、

新人で年間を通し継続できたのは、

マネージャーの宮◯◯衣先生のみです。

継続する・・・

とても難しいことですから、

素晴らしい力を手に入れつつあるのです。

現在・・・

ベテラン勢の先生方は全く送ってきませんし、

中堅の先生方も、

思考が続かない為なのか・・・

先輩方がやってないのを知っているからなのか・・・

よくわかりませんが・・・

そう簡単に毎日は続きません。

(任意ですから強くは言いませんが、

とても残念に思っていることです。)

ですから・・・

これだけでも新人としてではなく、

パール幼稚園の先生として、

立派に一歩リードしているのです。

さて・・・月末を迎えます。

ようやく1ヶ月間・・・

仕事に向き合い、努力を重ね、

日々、TRY&ERRORの連続で撃沈し・・・

それを経験してのお給料を手にすることとなるのです。

ようやく重みのあるお給料となるのではないでしょうか。

この有り難さを忘れてはなりません。

これから先生方に意識してほしいことがあるのです。

「運を良く」し、

「ツキ」の原理を知り、

「運の管理」をすることです。

なぜならば・・・

いくら努力し能力がついたとしても、

それを発揮できる場面に出逢うことができなかったら、

応援してくれる人がいなかったら、

悲しいことでしょう。

ですから・・・

これをどうしたら良くできるか?

「ツキ」には原理があるようです。

運は良くなったり悪くなったりと・・・

繰り返していきます。

そして・・・:

特にリーダークラスであるならば、

自然に任せていてはダメなんです。



新人といえども担任教諭はクラスのリーダーなのです。

意識をして運気を上げるが必要です。

そして・・・

下がり始めたら必ず感じるはずなので、

運気を上げる努力をすることも必要なのです。

そうすると好不調の幅が少なくてすむのです。


経営の神様と呼ばれる方々・・・

松下幸之助氏や船井幸雄氏や稲盛和夫氏が言うように、

「自分の人生、運が6割だとするならば、

誰しもが運気力を勉強していなければ、

自分の人生は風任せになってしまう」

ということです。

私は能力がないので・・・

運は7割か8割だと思っています。

運が悪くなってきたら、

止めることはできるのです。

運が良いのも悪いのも、偶然ではないのです。

原因があります。

運は自分で良くすることができて、

そして・・・

継続もすることができると思っています。

人は平等に時間を与えられています。

しかし・・・

それをどう使うか?

それは個人の「能力」ではなくて「努力」なのです。

「気」を知り、(心を知り)

「気」を遣い、(心を遣い)

「気」を配る。(心を配る)

その人が・・・かもし出す雰囲気。

天の気を自分の見方に付けるのです。

「気」のことを勉強すると、

人生楽しいことがいっぱい起こってくると思います。

大事なのは「人気」「天の気」「運気」です。

これを自分が理解することによって、

人生も変わってしまいます。

『パール幼稚園のある豊かな暮らしを創造すること・・・』

『人生を豊かにしてほしい。』

最初に先生方にお願いしたことに

近づくために必要なことです。

「感動」「感激」「感謝」すること。

本当の意味での「ありがとうございます」を知ること。


この気持ちがないと好奇心なんて沸きません。

「感激」して「感動」して好奇心をもって、

そして「感謝」して自分のできることをする。

人は頑張り、努力していると・・・

自分でひとりでできている気になりますから、


自分ひとりでできている気にならないことです。

それを忘れた瞬間「ツキ」は逃げていくものです。


『恩義』を忘れてはいけません。

2020/06/24

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】根気と繰り返し



電信柱が高いのも・・・

郵便ポストが赤いのも・・・

全て私のせいなのよ・・・。

こんな昭和のフレーズありましたね。

ご存知ない人ばかりでしょう。笑

『躾』という言葉の意味・・・

『しつけ』は漢字で『躾』と書きます。

身体を美しく見せること・・・

つまり人に不快感を与えない身のこなしです。

これは服や髪形だけでなく、

言葉遣いや態度も含まれます。

また“裁縫”するときには、

「仕付け=仮縫い」をして、

あらかじめ目安になるような

縫い取りをすることも『しつけ』といいますね。

人間社会、

集団の中で生きていく上での

規律やマナーを学んでいくことが

『躾』という漢字にも

『しつけ』という言葉にも

表れているのかもしれません。

古新聞は破いてもいいけれども絵本はいけません。

家にある自分の絵本はクレヨンで

書いてもいいけれど、

あっダメか・・・

兄弟姉妹で共用している物や

図書館で借りてきた絵本やお友だちの物には

落書きをしてはならないことは、

子どもは知らないまま生まれてきます。

電信柱が高いのも・・・

郵便ポストが赤いのも・・・

全て私のせいなのよ・・・

ではありませんが。

自責の念に駆られる前に、

子育ては根気と繰り返しでしょう。



2020/06/23

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】母親が与えるものカモ



「躾」に頭を悩ませるお母さんがいます。

このことは・・・

現代だからということではありません。

どの時代でも

母親としての悩みどころではないでしょうか。

そもそも「躾」とは、

頭で考えたあるべき姿を願って

口うるさく言うものではありませんし、

いい人らしい振る舞いを

できるようにすることでもありません。

将来、我が子が困らないように・・・

そのような願いを

生活様式に組み込むための作法ではないでしょうか。

大切なことは、

自分(母親)が育ってきた中で身についた礼儀作法を、

我が子に伝えていくことではないかと考えています。

「親の背中を見て育つ」

というようなことかもしれませんが、

子どもが小さいときは、

親の躾は絶対でしょう。

できるかできないかは別問題として、

それが正しいと考えています。

どうしても躾ていきたいことがあるならば、

数少なく、意識的に、

してみたらいかがでしょうか。

母親が育った家のように、

そのうちきっと、

わが家なりの礼儀作法ができていくと思います。

これから大人になり、

社会に出て、

生きていくうちには、

様々な出逢いに揺れ動き、

流されそうになりながら、

選び取らなければならないこと、

職場で身についていなかったことが露わになり、

「自分で身につける躾」が

必ず必要となるでしょう。

まずは、お母さん自身が育ってきた中で

身についた礼儀作法を丁寧に見直して

我が子に伝えていくことが大事かとも思います。

2020/06/22

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】はじまりました・・・



新型コロナウィルスの影響で、

学校という括りの施設の

カキュキラムに様々な影響が出ています。

まず・・・

幼稚園教諭や保育士を目指す学生の方々は、

教育実習が実施できなくなっています。

これこそWEBでの授業科目となりませんから、

今後のスケジュールなど

大変なことになるかとも予想されています。

そのような中・・・

本学園のリクルート活動も、

工夫をもたらして実施していきます。

何しろ・・・

現場に足を運んでいただきたい!!

論より証拠!!

Webの就職説明会ほど、

つまらないものはない。

リアルが大切だと考えています。

今年度も・・・

マネージャーである宮◯◯衣先生を筆頭に、

2年目の高◯◯乃先生、

期待の新人の中の3名、

小佐◯◯先生と鈴◯◯菜先生と高◯◯◯菜先生での

リクルートチーム編成で取り組みます。

そして・・・

それだけではありません。

パンフ作成においては、

長◯◯夏先生・川◯◯代先生。

デジタル資料作りは、

野◯◯◯り先生など、

長◯◯亜子先生、立◯◯誉先生などの協力もあり、

多くの力を結集しての取り組みです。

でも・・・

新しい資料などを読んでいても感じます。

ショートPV見ても感じます。

趣をおいている部分が変わってきてしまったと。

表現の仕方といった方がいいかもしれません。

おじさんには理解できない部分かもしれません。

大切にしてきた言葉の意味さえも変わってきた気がします。

トップダウンの思考の伝達が・・・

伝言ゲームかのようにビミューに違ってきています。

これが先生方の求める組織像への変化に

繋がっているのでしょう。

理由は・・・

偉い人が増えてしまったからなのでしょうか・・・

ジェネレーションなのでしょうか・・・

私が若い先生たちとの距離が開いたのでしょうか。

若い世代の先生方にとって、

私より注視しなければならない先生が現れたのでしょうか。

様々な原因を探ることもできますが、

長◯◯亜子先生から下の世代の先生方の

パール幼稚園への捉え方が

変わってきているのは確かなことです。

この捉え方が変わってきているからといって、

学園が違う方向へ進んでいるとか・・・

これまでと違うことになっているとか・・・

内部統制取れていないとかではありません。

誤解のないようにお願いします。

ここが合わされば、もっとよくなる。

もっとスムーズにことが運ぶ・・・

というだけのことです。

ですが・・・

違うのです。

私の発する言葉が、

いつしか・・・

私のものの言葉でなくなっている・・・

といえばいいのでしょうか。

ここが分岐点だったと分析しています。

そして・・・

これを如何にして正すか・・・

このままで行くのか・・・

ここは大きな分かれ道となることには

違いはないと思っています。

どうしましょ?・・・笑

ともあれ・・・

リクルート活動をはじめました。

今日も東京都市大学の学生さんが

見学に来てくれたようです。

そう、そう。

この学生さん・・・

昨年、実習した東京都市大学の在学の

パール幼稚園の卒園生が紹介してくれたようです。

身をもって体験し、

良さを感じて紹介していただける。

嬉しい限りです。

でも・・・

よりよくしよう!!と

尽くしてくれている先生方がいることには

違いがありませんね。

学生さんの園見学は随時受け付けています。

教育実習でお困りの学生さんもお気軽にご相談ください。

そして・・・

保護者の方々の日中のパート勤務も募集します。

アフター・フリー・子育て支援・保育士となります。

パール幼稚園のファンでいてくれるなら、

ライセンスがなくても構いません。

よろしくお願いいたします。



2020/06/19

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】アタッチメント・・・



乳幼児期までの子育において、

ぜひ覚えていただきたい心理学用語があります。

それは、Attachment(アタッチメント)という言葉。

子育て心理学用語の1つです。

Attach(アタッチ)とは、

ピタッとくっつくことを意味し、

「子どもがある特定の人にだけ示す情緒的な結びつき」

のことを指します。

今回は・・・

アタッチメントとは・・・

何かを分かりやすくご説明しましょう。

子どもは抱っこが大好きです。

でも・・・

誰に抱っこされても

嬉しいのかというとそうではありません。

「ママに抱っこしてもらうと安心しちゃう」

「抱っこしてもらうとご機嫌になっちゃう」のように、

誰が”してくれるかが大事ですよね。

「ママ、抱っこ!」は、

ママにアタッチメントをしているから出る言葉。

アタッチメントをしている人に

抱っこしてもらうから嬉しいのです。

アタッチメントは・・・

子どもがある特定の人にだけ示す情緒的な結びつき

なんとなく感覚がつかめましたでしょうか。

「三つ子の魂百まで」という言葉も、

以前ほど聞かれなくなりました。

確かに・・・

3歳までにその子の全てが決まるわけではありません。

そうは言っても、

人生の始まりの3年間くらいは、

その子の一生の土台になることには変わりません。

やはりとても大事な時期だと思います。

子育て心理学の視点から見ても、

3歳までの子育てにおいて・・・

もっとも大切なものは何かと聞かれたら、

「アタッチメント」と答えるでしょう。

なぜなら・・・

どれくらいしっかりしたアタッチメントが

できるかによって、

その子のその後の人生が大きく変わってくると思うからです。

本人の性格を考えて

「やりたいようにやらせる」ことは、

ある一定の個人の成長においては

必要なことにもなります。

お気に入りの場所。

お気に入りのもの。

「心映え」を

確立する上で必要なことになります。

2020/06/18

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】The 集団の中で・・・



今年度の園内の展開には

満3歳児という枠組みの園児が存在します。

ですから・・・

3歳児が、

とても逞しくも見えるのです。

ですが・・・

初めてご家庭から

集団生活へ送り出すお母様方の心情!!

よく、よく・・・お察し申し上げます。

ウチの子・・・お友達がいるのかしら?

うちの子・・・きちんと出来ているのかしら?

ウチのコ・・・内気だから、意地悪されてないかしら?

ウチの子・・・大丈夫?

心配事ですから全てマイナス思考な不安。

誰でも味わうことでしょう。

ママが「お友達できた??」と尋ねれば・・・

「できなーい」と答えることもあるでしょう。

可愛い我が子ですからね。

心配になるでしょう。

これは・・・

新入園児ママの法則。

入園説明会でもお伝えはしたと思いますが、

みんなで集まって遊んでいても自分だけ。

他の子なんて見えちゃいない。

砂場で仲良く遊んでいるように見えても、

自分の世界。

男子がヒーローごっこしている時は、

自分がレッドで他は悪者。

このようなことが・・・

みんなレッドの法則。

なのです。

さて・・・

役割取得のついて述べてみようと思います。

役割取得とは何かを説明します。

役割取得とは、

その人の立場に立って物事を考えることができる状態を言います。

セルマンという研究者が提唱した概念です。

この役割取得には4つの段階があります。

未分化で自己中心的な役割取得

分化しているが主観的な役割取得

二人称の役割取得

三人称の役割取得

より広範囲の役割取得

未分化とは・・・

自分と相手が別の存在であると認識していない状態です。

逆に・・・・・

分化とは自分と相手が別の存在であると

認識している状態を言います。

役割取得段階では、

自分の考えていることを考えることができますが、

相手の立場に立って考えるということを正確にできません。

(自分の主観で推測してしまいます。)

目の前にいる相手の気持ちや思いを考えることは難しいです。

二人称の役割取得ができるようになると、

相手がどのように考えているかを??

客観的に考えることができるようになります。

相手の気持ちを考えなさいと言って、

本当の意味で考えられるようになるわけです。

三人称の役割取得とは、

自分と相手のやり取りや関係を見ている別の人の立場から

物事を考えることができるようになります。

今のあなたたちを、

他の人が見たら、

どう思うかな?

という言葉で本当に考えられるようになります。

さらに役割取得が進むと、

三人称視点を超えた人の立場から物事を考えることが出来ます。

これが広範囲の役割取得です。

役割取得ができているということは、

相手の考えや気持ちを汲み取ることができるということになります。

相手の気持ちを理解することができれば、

相手に対して嫌なことをするということが

減ってくると考えることが出来ます。

良好な関係を築いていくことがしやすくなっていきます。

役割取得の機会は、

基本的に日常生活の中でたくさん与えられてはいるのですが、

時と場合によっては、

そのような機会を設定しても見ることも、

良いかもしれませんね。

役割取得はステップで!!

2020/06/17

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】「なんで」



「廊下を走ってはいけない」という

お馴染みの言葉であるはずですが・・・。

そもそも廊下は物凄く走りたくなる形をしています。

直線で遠くに向かって伸びていく感じ。

走っていると景色が恐ろしい速さで変わっていき、

疾走感を感じることが出来るようにも思えるのでしょう。

子どもの心理を刺激する場所なのです。

「廊下を走ってはいけません」

私の世代ならば、

誰しもが一度は聞いたことがあるセリフだと思います。

私も、

よく小学校の頃・・・

先生に言われたものです。

でも・・・

廊下を走ってはいけないと言われたことがあっても、

「なんで」走ってはいけないのかを

教えてもらったことがある人は、

意外と少ないかもしれませんね。

先日、

あるクラスの園児が、

「廊下を走ってはいけません!」

と注意されたようです。

そして、

その園児が言ったのでしょう。

「今日、廊下を走って怒られた・・・」

そして・・・

お母様からの質問です。

「なんで廊下を走ってはいけないのでしょうか?」

これ、私の世代なら無条件で廊下を走ってはいけない!と

教えられ、

守らなく見つかった時はゲンコツを

落とされ体で覚えていることなので、

「なんで廊下を走ってはいけないのでしょうか?」

という質問は「??」なのです。

しかし・・・

担任は、どうでしょうか?

園児に伝えるように

丁寧に説明をしたというではないですか。

時代に見合った対応・・・

若き教員に勉強させてもらえました。

廊下を走ってはいけない理由は、

単純に危ないからの一言です。

廊下を走り、

体の大きな子と小さな子がぶつかれば、

小さな子は飛ばされてしまいます。

そして思わぬ痛い目にも両者がなる

可能性が高いものです。

日本の教育は「なんで」を

重要視しないことが多いものです。

話が脱線しますが・・・

現代の小学生の悩み第1位は

「なんで勉強をしなくてはいけないのか?」

だそうです。

やる理由がわからなかったら、

大人だって勉強しませんよ。

身近なことをいうと、

「なんで」ご飯を食べなくてはいけない?

「なんで」お風呂にはいる?

必要だからやってますよね?

「なんで」必要かは、

「なんで」の部分がわかると自発的になると思うのです。

もしも担任が「廊下を走ったら危ないよ」

「怪我をするから廊下は走らないわよ」と

伝え方を変えていたら・・・

幼子ながらにも「なんで」が解決したかもしれません。

さて、「なんで」。

誰が「なんで」の部分を教えるのでしょうか?

先生?いやいや、「その子に関わる大人全員」です。

現実をみると勉強の意味がわからない子どもが多い。

それは教育者である大人が、

教育者になれていないことに

問題があるのではないかと思うんです。

現在、小学生でも、

授業中に寝たり、

宿題の答えを写したりなんてことしてる

児童がいるといいます。

教育者が勉強の動機づけを

きちんとしていないことが原因でしょう。

とはいっても・・・

どうやるの?

それを教えられていないことが

原因なら教えることができるように、

大人が教育について勉強しなくてはなりません。

学校教育は限界があることは、

もう何年も前から言われていることです。

自分の大切な子どもに教育をするのは親であり、

周りの大人たちです。

「なんで」を知り、

「なんで」を解決できるようになりたいものです。

2020/06/16

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】学びの段階



日曜日の夕方の長寿番組を思い出すかのような?

インパクトのある声が印象的ですが・・・

おはようございますっ!!

パール幼稚園の立◯でございますっ!

パール幼稚園の窓口の顔に定着した先生です。

この先生・・・

実は全国主要都市に存在する

日本最大の保育系専門学校の先生でした。

川◯◯代先生とか矢◯◯美先生とは、

先生と生徒として少〜しだけ関わりがあるようです。

4月、5月の休園中に決算に向けて時間を多く過ごしましたが、

まぁ、明るい、明るい・・・頭も切れる方です。

ありがたい。

パールとご縁を育めて、

よかったと思っています。

さて・・・

学問には4つの段階があるといいます。

「蔵学」(ぞうがく)

「修学」(しゅうがく)

「息学」(そくがく)

「遊学」(ゆうがく)

「蔵学」―というのは、

ひたすら、取り入れ、蓄積する段階だそうです。

「修学」―も同じような意味ですが、

「修」には背中を流して、

美しくするという意味がありますから、

蔵した学びを整理し直すという

意味があるようです。

その2つの段階を過ぎると、

学ぶことが呼吸をするのと同じように

自然なものとなり(息学)、

さらには学びが自己と一体となる。

「遊学」だそうです。

「遊」というのは、

自在の境地ということでしょう。

ちなみに、「遊」は

楽よりも上の境地です。

「楽」はまだ相対の世界です。

苦があって楽がある。

しかし・・・

「遊」は相対するものがない、

絶対の世界なようです。