2024/03/13

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】長所(特性)を活かすには

 

長所伸展といいますが・・・


仕事に役立つ長所でないと意味がありません。


しかし・・・


個人の長所が組織に見合わない場合があるのです。


そうだとしたらならば・・・


私は組織が変わるべき、


その長所を活かせる場をつくるべきだと考えます。


それぞれの特性を活かすことが大切。


何でも一人でやろうとするのではなく、


知恵を出し合う、


協力し合うことを意識も大切です。


力を出し合う、知恵を出し合う。


仕事は1人でやっているのではありません。


必ず人と関わりながら行っているハズ。


この部分を本当に理解している人は少ないように思えます。


1人でやっているのではないのだから・・・


どのようにすることが必要なのでしょう。


どのようにすることが大事なのでしょう。


協力し合う事なのですが・・・


当たり前すぎるかもしれませんが、


本当にそういう意識で取り組めているかというと疑問も残ります。


今よりもよりよい仕事をしようと思えば、


よりよい成果を出していこうと思えば、


当然のことながら協力し合う事です。


協力し合うとはどういうことでしょうか。


お互いの持っている力や能力、


経験や知識、知恵などを出し合う事です。


これを最大限にやっているか、


それなりですませているかで、


成果は全く違ってきます。


あらためて振り返ってみて下さい。


身近な人や周りの人、


職場の人々など、


立場や雇用形態など関係なく、


自分が関わっている人と本当に協力し合えているか。


相手が協力してくれる、くれないではありません。


そのような姿勢で取り組んでいるかということです。


自分の持っている力を積極的に出す事をしているのか。


自分の持っている知恵を出す事をしているのか。


そのような行動は大切だと思うのです。


仕事において、


力を出し合う、


知恵を出し合う。


そのためにも、


その前提として、


しっかりと目的の共有、


目標の共有などが出来ていなければなりません。


協力し合うとは、


大前提として、


そういうことさえできていなければ、


せっかく知恵を出し合うとしても、


無駄な時間が増えてしまいます。


共有すべき事はしっかりと共有したうえで、


努力を日々しながら、


お互いに力を出し合う、


知恵を出し合うということを、


積極的に取り組んでみる。


知恵を出すこと・・・


つまりアウトプットすること。


アウトプットすればするほど、


インプットのレベルも上げていくしかなくなるものです。


周りの人のアウトプットは、


自分自身のインプットでもあるわけです。


知恵を出し合う事、


積極的に取り組んでいくことで、


お互いに相乗効果となり、


レベルアップしていくことにもなるのです。


お互いの特性を理解し、


それを最大限に活かしていく事です。


それが職場における長所伸展。


優しさと厳しさにはバランスが必要です。


2024/03/12

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】教育は徳性から

 


教育というものは、


いつの時代であっても


多くの人々を悩ませる課題だと思います。


その時、その時で様々な対策が行われてきましたが、


近頃の課題は学力の低下と家庭での教育力の低下が


囁かれています。


学力の低下、家庭での教育力の低下・・・


幼児教育の根底は家庭教育にあるものですが、


知識としての学術の勉強も、


家庭での教育が生かされなければ


意味がないというものです。


いくら才能があったとしても、


徳がなければ才能は活かすことができないもの。


才能が先の現代で徳が後の現代ですが、


徳性あっての才能である観点がないからだとも。


教育の失敗=ゆとり教育ではなく、


徳性を育んでいけば、


自ずと志を抱く人物に成長するものです。


志に向かって生きようとすれば、


それに伴う技術や知識、


必要性を身につけるべく行動していくものです。


パール幼稚園の教員育成は、


技術が求められることも多くあるますが、


入り口は徳性の部分。


中心となることも徳性の部分。


徳性を深く理解しようとする先生は、


必ず伸びるし輝きを放つもの。


今年も新卒新人が5名ほど仲間に加わる。


まずは徳性からの教育が始まるが、


この土台が・・・


どれだけ大事であるかを気づくのは??


10年後か?20年後か?30年後か?笑


早く気づいた者勝ち。





2024/03/11

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】学びに・・・

 


庭の山桜が開花しました。


例年よりも1週間くらい早いかな?


東日本大震災から13年。


covid19もしかり・・・


私たちは様々な経験をし、


前に前へ・・・と進んでいく


生き物であると思うのです。



週末は


全日私立幼稚園連合会政策委員会の合宿…


いつもwebで5時間位かかっても


時間が足りないと感じる会議。


令和6年度政策提言を 


策定しなければならないので、


全国各地の中間ということで、


何故だか湯河原開催。


土曜日の13時から始まり、


19時から20時30分食事休憩。


その後、23時まで会議。


その後一応有志で懇親会。 


私は関西の大御所と2時まで幼稚園談義。笑


翌朝は7時30分に揃って朝食。


21時から13時まで会議。


解散。


資料の厚みからしても頭がパンパンになる。


法的知見、条例的知見、私的知見。


委員会の先生方は


各都道府県の会長や福会長を勤める


頭がピカピカ、ツルツル…


あっ間違えました。


頭がキレキレの先生方ばかり、


会議の進め方、取り仕切り方、


考え方、勉強になることばかり。


私にとって、


これは会議というより勉強の時間。


宿泊ですし、


本園の方針発表会議の資料の


作成もしないとならないし、


貴重な土日のフリーの時間、


とても足が重かったのですが、


この知識から閃くヒントもあり、


情報は移動の距離に比例する・・・


想いを巡らせ行った甲斐があったとさ。


2024/03/07

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】ワクワクすること



何かに挑戦しようとするときに、


原動力となることは「ワクワク感」だと思うのです。


この「ワクワク」とは、


心や体を育むだけでなく、


ミラクル的なことも招くことにもなります。


子どもの場合は、


もともと好奇心旺盛で、


どんなことでも楽しむことができるのです。


コレの何が楽しい??と


大人からしてみれば理解不可能なことでも、


子どもにとっては、


ワクワクする貴重な体験になりうるのです。


大人でも同じだと思いますが

(ン??私だけ???)


何かにワクワクするのは、


それがまだ誰も見たことのないものだったり、


誰も成し遂げていないことだったりするものです。


事例がないため失敗のリスクも伺うことができる。


不安とドキドキ・・・


ワクワクドキドキすることをやりきろうとするのは、


はっきり言って怖いこともある。


それでもあきらめずに前進し続けたら、


人を驚かせるようなことを成し遂げられるかもしれない。


そのときの感動も大きなものになる・・・


ワクワクドキドキすることは、


自分を成長させるための原動力にもなるのです。


それは知的好奇心や興味のスイッチが入って、


楽しさというものは意欲を促進させます。


さらに・・・


おもしろいと感じたことは頭に記憶もされていく。


楽しみながら学んだことほど定着するのです。


そして・・・夢中になる。


夢中になるとは、


知的好奇心や興味のスイッチが入って挑戦していること。


何かに没頭して夢中になっていることが、


クワクするということだと思うのです。


子どもがひとり遊びをしている時などは、


大体がこの状態。


だらか・・・


子どもがひとり遊びをしている時は止めてはならないし、


ひとり遊びをしている時の集中力もすごいもの。


ワクワクして楽しい!と感じていくことは、


最強な状態であることだと思う。


「学び」と「遊び」に境界線はないもので、


ワクワクが学びにつながるもの。


勉強であっても遊びに近づけるために欠かせないものは夢中。


楽しさのなかにこそ学びがあるのです。


昨日・・・


とある保育専門学校の卒業式に


来賓として参列したのですが、


壇上から・・・


4月から先生と呼ばれる卒園生を


拝見していて思ったことは、


職場が最後の学校・・・


最後の学びの場になるということ。


日々の忙しさにワクワクを見失い、


すぐにリタイヤする者も多い現状。


3年、5年という短いスパンでなく、


10年、15年、20年と、


このワクワク感を保っていくことが


幼稚園教諭として大成していく道でもあると思う。


残り1週間で今年度も修了となりますが、


迎え入れる新卒新人5人には、


まず・・・


ワクワク感が持続する環境を与えなくてはなりません。


園児たちの登園前、降園後の掃除ひとつにしても、


笑みを浮かべながらしている先生は、


その日のことや翌日のことを


思いながらしていることが伺われます。


作業は想いを込めてこそ仕事に昇華するのです。


仕事を教えるということは物語にのせて教えることであり、


仕事を覚えるということは物語を知ることから始まります。


パール幼稚園・・・


世代間の幅がどんどん広がっていく環境となりますから、


これまで同様の育成の仕方、


伝え方では始まりません。


育成とは自分を超す人材を育むことが最終目的です。


言葉を尽くし、


言葉を紡ぎ、


姿勢で示さなければなりません。


努力、忍耐、根性、我慢。


この言葉は恵まれた世の中で育ってきた方々には、


理解し難いものかもしれませんが・・・


社会は努力、忍耐、根性、我慢は不可欠です。


これを理解させるのことは難しいかもしれませんが、


物語の中で伝えていけばいいのです。


コロナの中で思春期を過ごしてきたZと呼ばれる世代。


エッ!と驚くことはありますが、


今の若者たちは素晴らしいことには変わりはないのです。


新しく先生になる方々を迎えることは、


楽しみが増えること、


女の子から女性へと大人になる様は面白い。


これまでの育ちは大きく左右するものですが、


社会に出てからの育ちは、


自分の意識次第でいくらでも変えられるもの。


まず・・・


指導する側が・・・


その新卒新人たちの未来に想いを巡らせ、


どれだけワクワクできるか?


クラスを持つ担任が園児に対する同等の気持ちで、


育成にあたればいいのです。


2024/03/05

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】子どもの成長の背景には・・・



ある卒園児が幼稚園を尋ねてきてくれました。


「23歳になった卒園児の〇〇〇〇です。

医大を卒業して

4月から〇〇の地で医療に携わることになりました。」


ハキハキと愛嬌満載の挨拶は


若い先生方も顔負けするほどでした。


幼い頃から・・・


どうしたら?


このような子に育つのだろう?と


惚れ惚れするように育っていた園児でしたし、


卒園後も劇団四季とかでも子役で舞台に上がっていたり、


高校生の時には夏の預かりの手伝いをしてくれたりして、


幼稚園の先生になってくれたらなぁ・・・と


密かに期待も寄せていましたが、


お医者様の道を歩むことにしたようです。


近頃、卒園児たちの


その後の姿を耳にすることが多く、


高校でアメフト部の主将だとか、


水泳部で活躍しているとか、


サッカーの有名クラブチームに所属し海外へ遠征に行くとか、


野球一筋!


あと一歩で甲子園に行けたとか・・・


様々な嬉しい風の便りを耳にします。


パール幼稚園が


現在の教育活動にシフトチェンジした頃の園児たち。


それそれが・・・


それぞれのステージで活躍していることを耳にすることは、


とても嬉しいことです。


この子たちの背景を伺いますと、


この園児たちのママたちの姿を思い返されます。


素敵なママたちでして、


人を応援するママたちでした。


子どもたちの育ちの背景には、


やはり母親の存在は大きいものだと思います。


現在と15年くらい前の子育ての環境は、


明らかに大きく異なってきています。


6歳以上の子を持つ母親の62%が就業しているとのデータもあり、


母親がご家庭にいる場合、


母親が生涯わが子と一緒に過ごせる時間は約7年6ヶ月、


父親は約3年4ヶ月という研究があります。


なんと・・・


幼稚園入園時には18%が過ぎ、


幼稚園卒園時には32%すぎていくのです。


我が国は平成6年度のエンゼルプラン策定以来、


女性の就労率の上昇への対応や


保護者への経済的な支援として、


待機児童対策、児童手当の拡充、


長時間にわたる教育・保育の無料化等といった


施策が進められてきましたので、


子育て中であっても


男女ともに長時間働くことを可能にするという


一定の効果はありましたが、


子どもたちの


「愛着形成不全」や「幼児期の教育の質の低下」等、


子どもが育つという視点では


負の要素が増えている現状なのです。


休み明け月曜日になれば・・・


ママと過ごしたいと訴え泣いている子もいます。


ボクはみんなと同じように2時にママに迎えにきてもらいたいと


訴え泣いている子もいます。


これは純粋な子どもの主張であり、


母親と過ごす子どもの権利でもあるのです。


おむつが取れない子、


トイレに行けない子、


食事が進まない子を考察していると、


ママに手をかけて欲しいという訴えが隠されているとも思うのです。


様々なライフスタイルがある現代、


社会で活躍されるお母様と多いこと存じております。


限られた生涯の数%の限られた


我が子との時間を大切に育んで欲しいと願いますが、


お忙しいですからね・・・


我が子の想いを汲むことまで余裕がないママもいるようです。


入園説明会でもお伝えしていますが、


幼児教育の根底は家庭教育にあることをお忘れないで欲しいものです。


2024/03/01

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】働くとは・・・


園庭の山桜・・・


来週にも花が咲きそうな勢いて蕾が膨らんでいます。


卒園式に間に合うかな??


さて・・・


情熱が足りないから・・・


根性がないから・・・


スキルがないから・・・


時間がないから・・・


才能がないから・・・


環境が用意されてないから・・・


覚悟が足りないから・・・


あの人が苦手だから・・・


これらが辿り着く先は・・・


やる気がないということになる。笑



やる理由というもを


徹底的に明確にできていない証だと思うのです。


やる理由は明確にすればするほど、


行動も変わり、


結果も出やすくなるという事を、


身をもって理解しなければならない。


やる理由を明確にする。


なぜ仕事をしているのかということが明確になっていない。


近頃、ひと所で3年、5年と勤務している


転職希望の方の面接をする機会が多々あるのですが、


転職の希望をする理由を尋ねてみると・・・


業務量・・・

(よそ様で多いと感じるならウチではパニックになる)


もっと少ない人数で保育をしたい・・

(15人クラスひとりで見れない者が

5人になったって見れやしない)


お給与が・・・


色々な環境のせいにした理由があるが・・・


多分・・・それだけではない。



そんな方々に・・・


なぜ?働くのでしょう?と質問を問いかけると・・・


答えが返ってこのない。


それか露骨に


お金のために・・・ということが多い。


そのような方には・・・


なんでお金のためなのかと問えば・・・


生活のためとか・・・


趣味を充実させたいと答える人が多い。


いわゆるモチベーションが持たないからという理由での


転職なのであろうか?


そのような方々には・・・


ぴったりで楽ーな園に巡りあえることを祈るばかりだ。



さて・・・モチベーション。


やる気が出ない時でも仕事をしいるはずなのです。


モチベーションが下がっているとき、


仕事をしないということはないのと思うのです。


普通に今働いている人で、


そういう理由で、


ずうっと仕事をしない、


休み続ける人はいないと思います。


やる気がなくても仕事に行く。


そして・・・仕事をする(笑)


それは、なぜでしょう?


それは・・・やる理由があるからですね。


仕事をする理由が明確にあるからです。


ちなみに仕事では、


自分が・・・どう思っているかは関係なく、


何かしらの目標が設定されているものです。


つまり・・・


仕事をしていれば


誰にでも達成するべき目標が


用意されているということです。


ところが・・・


その目標を、


ことごとく未達成で終えていく人がいます(笑)



もちろん・・・


目標の数や難易度にもよりますが、


仮にほとんど未達成なのであれば、


厳しい言い方をすれば、


それでは仕事をしているとは言えないし、


責任を果たしているとも言えません。


まぁ・・・


そのような方々が増えているのが保育所業界と幼稚園業界。笑


なぜ?自分が立てた目標、


自分で宣言した目標など達成できないのでしょう??


いろいろと理由は浮かぶとは思いますが、


単純に、実践、実行しないからだと思うのです。


行動しない、


丁寧でなくガサツ。


つまりやらないからだと思います。


モチベーションが下がっていても、


やる気がなくても、


仕事には行くし、


仕事をすると書きました。


それは・・・


やる理由があるからだと書きましたね。


ということは、


やる、やらないの本当の理由は、


やる気、情熱、根性、モチベーションなどではないのです。

(もちろん、影響はありますが)


やる理由が明確にあるか、


どうかだけの違だと思うのです。


やる理由が明確にあれば、


普通は・・・とにかくやるのです。


言われなくても、実践、実行するものです。


だって・・・


ほとんどのことは、


やれば結果は出るのです。


目標をクリアしていく人、


達成していく人というのは、


このやる理由が明確になっている人なのです。


今年の内定者研修で開口一番にお伝えしたことがあるのです。


世の中には普遍のことがある・・・と


働からざるもの食うべからず。


 No Work! No Money!!


これが世の中のルールだと。笑


なぜ?働くのか?


役割をみつけ、大義を定めること。


理由が見つけられない人は役に立てない。


と・・・。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


保護者の方々の想像力に驚かさせられています。


最年少クラスが1クラスになる??


いいえ!2クラスで運営します。


情報が先走りしている給付制(誰でも通園制度)の影響か
(これは令和8年度からの実施です。詳細は未だ未定)


コロナ少子の影響か・・・


今年度の最年少クラスは少いことは事実です。



でも・・・


2クラスで運営します。


但し・・・


教育活動などは集団のマジックが発動しやすいように


大抵のこと合同で進めていくことが多くなると思います。


また・・・


時代の流れに沿って、


月毎の途中入園も受付けます。


噂はよからぬ誤解を招きますので・・・


よろしくお願いしますっ。



2024/02/28

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】感性を育む


しつけの三原則や学校職場再建の三大原理、


主体的人間になるための立腰教育などをひろめた


森信三先生の言葉に


「人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。

しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に」

というものがある。


この言葉には続きがあり


「縁は求めざるには生ぜず。

内に求める心なくんば、

たとえその人の面前にありとも、

ついに縁は生ずるに到らずと知るべし。」

という。


人は満足に鈍感で不満に敏感だと思うのですが、


過去に私は・・・


特にこのことに優れていた時があったと思う。


幼稚園改革に乗り出した頃の話なのですが、


右にも左にも味方がいない錯覚を起こし、


私の心の中は、煩悶・憎悪・敵意の真っただ中。


とても悶々の日々だったし、


狂ったように何かを求めていた。


その時に出会った本が


芳村思風先生の


「感性論哲学の世界」だった。


その中で


「考え方ではなく、感じ方が人間を決定する」


という言葉が目に飛び込んできた。


イデオロギーではなく・・・


感じ方こそが人間を決める。


この教えが・・・


私の煩悶苦しみを救う哲学になった気がする。


感性論哲学というものは


力の哲学だとも思うのです。


「哲学は学ぶべきものにあらず。

哲学することを学ぶべし」


ということに行き着くことになる。


広さではなく深さ・・・


今の時代の「子育て」という分野がビジネス化され、


株式会社の保育所への参入から始まり・・・


どんどん子どもの命を軽んじていく


保育・預かるというシステム。


保育・育むという大切な事を重んじるために、


パール幼稚園からは保育という言葉を無くし、


教育活動という言葉に置き換えてきたが・・・


気づけば多くの幼稚園が使うようになっている。


保育がビジネス化してしまった原因は・・・


「保育園落ちた日本○ね・・・」


という投稿に反応した


当時の政権の政策の取り組みが


発端になっているとも感じているのですが、

 

今の制度は


広さばかりを求めすぎてしまった結果にも


つながっているようにも感じている。


かといって・・・


制度の上で成り立つのが我々の仕事・・・


心の中は複雑なもの。


でも・・・


私立幼稚園というも、


大事なことは・・・


広さではなく、深さだと思う。


そして・・・


この部分は揺るがない。


深さがあるから、


ゆったりとながれていくものだとも思っている。


保育がどんどん薄っぺらくなってきている中にあって、


正反対の「厚み」が必要となることは確かなことだ。


だからこそ感性の力が重要。


今こそ感性の時代だとも思うこの頃。


令和6年度の方針発表会議の内容を構築するために


頭を捻る時間が多くあるのだが・・・


制度を構築する立場にいるが故に、


この失われつつある部分の大切さに


焦点を当てることが


できるのであるかも知れないとプラスに捉え、


必要、必然、ベストの理。


「人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。

しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に」

ということであるが、


出逢いの概念は人だけではない。


今こそ・・・


感性を育むパール幼稚園。


得意を伸ばすべきタイミングなのであろうと考える。