パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】責任
「ファンが生まれる幼稚園」
というテーマを掲げ、
誰もが羨む幼稚園を創ろう!!
そう想いを抱き取り掛かったのが25年前のこと。
振り返ってみれば、
とんでもない大きな夢であり、
恥ずかしげもなく、
よく言ったものだと思っている。
「ファンが生まれる幼稚園」
完成系は無いかも知れないし、
果てしなき夢かも知れない。
今、理解できていることは、
未だ遥かなる道のりだということ。
「ファンが生まれる幼稚園」には、
「パール幼稚園にとってもいい先生」
の存在は不可欠なことであるが、
いい先生の定義の中には、
素敵な大人の女性であることも求められるのです。
大きくなったら先生みたいになりなさい・・・
大きくなったらママみたいになりなさい・・・
そのように言える大人であるか?
また・・・
新人の先生方に私みたいになりなさい。
私の真似をしていれば大丈夫だから・・・
そんな事を言える自分であるか?
そもそも・・・
素敵な大人とは??
勿論・・・
教養が備わっていること、
そして・・・
大人として憧れを抱かれる存在でなくてはならない。
その為にも教養は大事な鍵となる。
歩く姿・・・
言葉遣い・・・
ふとした仕草・・・
さりげない思いやり・・・
目標に向かって突き進む姿・・・
素敵な考え方・・・
装い、立居・振る舞いともいうものであろうか?
例え100回失敗したとしても、
101回目の挑戦していくこと。
変わる為には
継続していくことは不可欠ということなのだが、
これができない人が多い。
子供のままでいいという大人もいるかも知れないが、
大人が子供では困る。
世の中が成り立たない。
自分の姿は憧れを与えている姿なのであろうか?
先に立つ者、
永く生きている者、
道を切り開き進む者には、
若い世代に、
素敵な大人としての姿を魅せること、
憧れを抱かせることは大切なことだと思う。
近頃、
地方の幼稚園の若い世代の園長先生方に出逢うことが多い。
「あの〜パール幼稚園の野村先生ですね?」と・・・
多分・・・
仏頂面の私に!
勇気を振り絞って声をかけてきているのであろう。
その中で「パール幼稚園を目標にしています!」など
嬉しい言葉もいただけ背筋が伸びるのだが、
「君は君の幼稚園を目指せばいいんだよ・・・」と
ヒントを差し上げても・・・
ピンと来ない方が多いらしい。笑
でも・・・
私の姿が少しでも憧れや
目標を定めることができているのであれば、
私のノウハウでよければ
幾らでもお教えしたいと思う・・・
パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】耐性
書籍をオーダーしようかと思い
ふと口コミを覗いてみる。
Web上の高評価の口コミが続く中、
「全然意味がわかりません。
もっと分かりやすく書け」と
不満たっぷりの低評価がある。
また・・・
ある著名人が感動したという一冊。
「オススメだからと手に取って見たが、
全然内容がわからない。〇〇にだまされた。
お金を返して欲しい」と書かれている。
ネットには情報があふれ
わかりやすい記事を読むことが当たり前になっているが、
同時に「わかりにくさへの耐性」が
低下しているのではないかと思う。
いつも柔らかいものしか食べていないと、
堅いものには噛めなくなる。
自分の人生を探る探究心よりも、
食べログや書評の他人の評価が
自分の味覚や判断基準になる。
時代は「耐性」が低下している。
わかりやすさや便利さ。
映画を見るにも時短。
決して悪くはないけれど・・・
誰かの家に電話し、
当人に取り継いでもらう瞬間の家族と話す緊張感。
学校の中では怖い熱血教師と
勝手な仲間たちとのなかで身につく社交術。
今の時代では・・・
どれをとってもストレスに該当したものであろう。
それでも知らず知らずに身についた対人関係とストレス耐性。
学生に、
「どうすればいい先生になれますか?」という質問を
学生にされることがしばしばあります。
「あなたはどんな先生がいいだと思いますか?」と
細かいところまで掘り下げないとならなくなる。
幸せに対しても同様。
今が幸せでないという人は、
幸せの「どこか」に向かおうとする。
幸せ=分母は満ち足りる生活であり、
分子はそれが叶うこと。
10億あって満ち足りて幸せならば、
5億が分子であれば半分幸せだし、
8億なら8割の幸せになる。
しかし・・・
この方程式は人には成り立たない。
人は分子が叶って満たされると、
分母の欲望も、
さらに肥大するのが人。
これは幸せという魅力的な果実を目の前にぶら下げて、
永遠に満ち足りない競争に費やすだけのように感じる。
どこかに幸せがあるのではなく、
今の幸せを味わうという
感受性を上げていくことが必要な時代なのであろう。
パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】忠実に!丁寧に!
1学期も前半終了の週になります。
基本に忠実に!丁寧に!
教育活動を実践するうえで
先生方には常に意識してもらいたいことです。
勝手な解釈では困るし、
ゴールを低く設定されても困る。
そもそも基本を理解しているのか?
丁寧にとは何なのか?
ということから確認作業が始まる。
簡単にいえば・・・
しっかり!ちゃんと!きっちり!
という基準。
各担任の正しい美意識や美徳とするところが大切。
というか・・・
究極論のところ。
しっかり、ちゃんと、きっちりを理解するには、
パール幼稚園園長野村良司の思考を理解することかな?
その視点がない先生は美意識も育たないし、
美徳とするところにズレが生じてしまうだろう。
まぁ・・・
会話の量がすべてになる。
パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】語彙力
自分の気持ちを
言葉で言い表せない子が増えているようです。
大人が「超〇〇〜」「やばい」「うざい」
といった表現ばかり使い、
会話を進める現代ですが、
それを耳にしている子が多いのも事実。
豊富な語彙力を活かして人生を切り開く子どももいれば、
語彙力の乏しさゆえに
可能性の幅を狭めてしまう子どももいるのです。
現在の子どもたちの語彙力を取り巻く環境・・・・
大人の中でも語彙力ブーム到来かのように
書店では様々な語彙力の本が並んでいます。
豊富な語彙力は、
仕事やプライベートなど、
あらゆる場面で私たちを助けてくれます。
これらの書物も軒並みヒットしていることからも、
大人たちはボキャブラリーを
増やすことにメリットを感じているようです。
学生や若い先生方を拝見していても感じていますが、
語彙力不足は確実に読解力低下に比例しているようです。
隣にいてもLINEで会話をするような若者もいると耳にしますが、
家庭内で大人同士の会話が減ったり、
活字離れで長文を読む機会が減っているという
現代の環境の変化が背景にありますが、
やはり・・・
子ども自身が「言葉に興味をもつ」ことの
きっかけを与えることが重要かと。
パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】与えられるもの??
本日の先生方へのお茶菓子。
銀座あけぼの 杏大福。
近頃、あんこが苦手な若い先生も多いですね。
「園長先生、ごちそうさまでした。美味しかったです。」
こんな一言を言える先生も1人か2人。
『園長先生、ごちそうさまでした。今度は〇〇が食べたいです!』
こんな合格点は1人もいませんっ。
もらい慣れしていないのか?
コミュニケーション能力が低いのか?
一言で、
どれだけ可愛がられるかと言うこと、
理解していない方が多いものです。
たかがケーキ1つ。
大福1つで恩義せがましく言うわけもありませんが、
人との関わり方だと思うのです。
さて・・・
与える・・・と言ったら
何を思い浮かべるのでしょうか。
自分が周りに与えられるもの???
何があると思いますか。
自分が与えてもらっているもの、
何があると思いますか。
自分の心に浮かんだことが、
今の自分の現状をあらわしているようです。
与える・・・
奪う・・・
何を想像しますか。
自分が周りに与えられるもの、
自分が周りから与えてもらっているもの
自分が思っている以上にいろいろとあるものです。
それを認識してみることです。
ギバー、テイカー、マッチャーと言う言葉もあります。
誰もが両面を持っていますが、
その優先順位とかバランスによって
自分の今後が決まってくるのかも知れません。
人が喜ぶことをする(喜びを与える)
人が感動することを行う(感動を与える)
人の役に立つことを率先して行う
人に笑顔で接する
他にもいろいろあります。
つまり・・・
人に貢献するということとは、
与えることでもあります。
ところが・・・
利や得ばかり追い求めている人は
与えることが出来るのに、
そういうチャンスが目の前にあるのに、
そういう行動が起こせません。
自分の得することしかやりません。
周りの人が困っていても、
助けられるのに助けません。
やらない理由や出来ない理由を考えます。
与えられる理由は考えません。
それでいて・・・
そのような人ほど、
与えてもらおうと必死です。
別の言い方をすれば、
感謝が足りない人でもあるわけです。
ですから、
いつまでたっても、
自分に与えられることがないのです。
与えられない人は、
奪うことばかり考え、
そのような行動ばかりしてしまい、
つまり自分の利や得だけで行動するのです。
その結果として・・・
与えられることがないわけだと思うのです。
まずは自分が優先。
与えてもらいたければ、
与えることをすべきです。
仕事においても認めてもらいたければ、
認めてもらえる行動、
実績を作ることが優先。
自分自身の言動や行動を振り返ることは大切です。
与えることができているか、
与えてもらうことばかり考えてないか、
その比率、割合、バランスは、どの程度なのか。
思考や習慣というものは、
本当に恐ろしいもの。
自分に原因があることに気づいていないことが多いのです。
天国と地獄の長い箸の話をご存知の方もいるかもしれませんが、
与える人は与えられるです。
昨日は東京都私立幼稚園連合会と
東京都教育研修会の2つの理事会でした。
人の価値観は違うということを強く感じたわけですが、
もっともっと視座を高めていかないとならない。
そんな時間でした。
パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】親離れ
GWも過ぎました。
1学期本番開始!となります。
GWという幼稚園にとっては無い方がいいような休日。
我が子と過ごす時間がたくさんあったかと思います。
子どもの親離れの一歩は、
子どもの安心・・・
愛着の関係を築くことから始まります。
親離れは・・・
子どもの欲求を理解し満たしてあげること。
子育ては・・・
子どもの育ちの段階や、
個性に合ったものでなければならず、
幼児期の発達課題となる、
親から欲求を満たしてもらうこと、
守られている実感を得ること、
愛情や安心を獲得することなのです。
そこが満たされていけば、
知的好奇心を発揮し、
外の世界へ歩み出すことができるのです。
世の中の流れとして社会で活躍するママも多くなっています。
もちろん・・・
このことは理解していますし、
応援していきたいものです。
しかし・・・
親子の愛着だけは、
わたくし達には・・・
どうにもならないものであり。
これは親子だけでしか解決しないこと。
やっぱりママがいい・・・
ということなのです。