2024/05/20

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】子どもの認識


大人と子どもには認識の違いがあります。


例えば・・・


一緒に遊んだ!!


子どもが自分で友だちと遊んでいると思う感覚と、


大人が見て子どもが友だちと遊んでいると思う感覚は


まったく違うということです。


アフタークラスで、


よく見かけるシーンでは、


カプラという積み木。


2人の子どもが


それぞれ別々に遊んでいたとします。


一緒になにかをつくっているわけでもないし、


「僕はお城をつくろう」


「僕はビルをつくる」


というように、


声をかけ合いながら遊んでいるわけでもない。


この状況を大人が見ると、


子どもが一緒に遊んでいるとは思いません。


でも・・・


その子は家に帰ってきたときに、


「今日はなにをして遊んだの?」と聞くと、


「○○君と一緒に積み木で遊んだ」と言います。


大人は、


直接的な関わりがないと


一緒に遊んでいると認識しませんが、


子どもはその場にいる別の子の姿を見ながら遊ぶだけでも、


一緒に遊んでいると認識するのです。


つまり・・・


大人の勝手な基準を


子どもに対して押しつけているだけのことなのです。


このことを前提として知っておかないと、


ウチの子は友だちと上手に遊べないという


間違ったレッテルを貼ることになってしまいます。


もっと友だちと遊んだら?


ウチの友だちと遊べてないんじゃないの?


なとと、


子どもに言ってしまえば、


僕は友だちとちゃんと遊べない??・・・と、


子どもをマイナス思考に


陥らせてしまうことにもなるのです。


子どもは安心感があれば、


どこでも、


なんでも遊べます。



2024/05/17

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】Tシャツ


 今年のTシャツは70周年バージョン


ようやくデザインがまとまりました。


ベースはネイビーですが、


文字はシルバー、オレンジ、

ショッキングピンクの3色があります。


子どものみならず大人用も展開するようです。



パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】いよいよ


 
遊びを科学するツリーハウス。


株式会社アネビーが手がける


HAGS社製の総合遊具。


レゴのように


パーツを組み合わせカスタマイズできる。


また改修の際には既存のパーツは再利用できるのです。


今回も約2,000万円分はパーツを再利用。


その場所においての唯一無二の遊具ができるのデス。


このツリーハウス・・・


HAGS社にとっても世界で初のツリーハウス。


海外からも視察に来ましたっけ。


正真正銘の元祖である。


園児たちに尋ねても、


それぞれのお気に入りの場所がある。


最初は欅の木と八重桜の木を取り囲み、


それぞれの砦が出来上がり、


数年後・・・


トランポリンが位置する部分を増築。


完成から13年。


1300人程の園児たちが過ごした場所。


毎年、毎年、メンテナンスにおいても、


請求書を見ると「おっ!と驚く数字」。


それでも木製遊具がいい。


FRPや鉄製とは異なる温もりと味がある。


いよいよ来週をもって園庭の工事が始まる。


ラストウィーク!


思いっきり楽しんでくれ!


2024/05/16

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】責任

 


「ファンが生まれる幼稚園」


というテーマを掲げ、


誰もが羨む幼稚園を創ろう!!


そう想いを抱き取り掛かったのが25年前のこと。


振り返ってみれば、


とんでもない大きな夢であり、


恥ずかしげもなく、


よく言ったものだと思っている。


「ファンが生まれる幼稚園」


完成系は無いかも知れないし、


果てしなき夢かも知れない。


今、理解できていることは、


未だ遥かなる道のりだということ。


「ファンが生まれる幼稚園」には、


「パール幼稚園にとってもいい先生」


の存在は不可欠なことであるが、


いい先生の定義の中には、


素敵な大人の女性であることも求められるのです。


大きくなったら先生みたいになりなさい・・・


大きくなったらママみたいになりなさい・・・


そのように言える大人であるか?


また・・・


新人の先生方に私みたいになりなさい。


私の真似をしていれば大丈夫だから・・・


そんな事を言える自分であるか?


そもそも・・・


素敵な大人とは??


勿論・・・


教養が備わっていること、


そして・・・


大人として憧れを抱かれる存在でなくてはならない。


その為にも教養は大事な鍵となる。


歩く姿・・・


言葉遣い・・・


ふとした仕草・・・


さりげない思いやり・・・


目標に向かって突き進む姿・・・


素敵な考え方・・・


装い、立居・振る舞いともいうものであろうか?


例え100回失敗したとしても、


101回目の挑戦していくこと。


変わる為には


継続していくことは不可欠ということなのだが、


これができない人が多い。


子供のままでいいという大人もいるかも知れないが、


大人が子供では困る。


世の中が成り立たない。


自分の姿は憧れを与えている姿なのであろうか?


先に立つ者、


永く生きている者、


道を切り開き進む者には、


若い世代に、


素敵な大人としての姿を魅せること、


憧れを抱かせることは大切なことだと思う。


近頃、


地方の幼稚園の若い世代の園長先生方に出逢うことが多い。


「あの〜パール幼稚園の野村先生ですね?」と・・・


多分・・・


仏頂面の私に!


勇気を振り絞って声をかけてきているのであろう。


その中で「パール幼稚園を目標にしています!」など


嬉しい言葉もいただけ背筋が伸びるのだが、


「君は君の幼稚園を目指せばいいんだよ・・・」と


ヒントを差し上げても・・・


ピンと来ない方が多いらしい。笑


でも・・・


私の姿が少しでも憧れや


目標を定めることができているのであれば、


私のノウハウでよければ


幾らでもお教えしたいと思う・・・






2024/05/15

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】耐性

 



書籍をオーダーしようかと思い


ふと口コミを覗いてみる。


Web上の高評価の口コミが続く中、


「全然意味がわかりません。

もっと分かりやすく書け」と


不満たっぷりの低評価がある。


また・・・


ある著名人が感動したという一冊。


「オススメだからと手に取って見たが、

全然内容がわからない。〇〇にだまされた。

お金を返して欲しい」と書かれている。


ネットには情報があふれ


わかりやすい記事を読むことが当たり前になっているが、


同時に「わかりにくさへの耐性」が


低下しているのではないかと思う。


いつも柔らかいものしか食べていないと、


堅いものには噛めなくなる。


自分の人生を探る探究心よりも、


食べログや書評の他人の評価が


自分の味覚や判断基準になる。


時代は「耐性」が低下している。


わかりやすさや便利さ。


映画を見るにも時短。


決して悪くはないけれど・・・


誰かの家に電話し、


当人に取り継いでもらう瞬間の家族と話す緊張感。


学校の中では怖い熱血教師と


勝手な仲間たちとのなかで身につく社交術。


今の時代では・・・


どれをとってもストレスに該当したものであろう。


それでも知らず知らずに身についた対人関係とストレス耐性。


学生に、


「どうすればいい先生になれますか?」という質問を


学生にされることがしばしばあります。


「あなたはどんな先生がいいだと思いますか?」と


細かいところまで掘り下げないとならなくなる。


幸せに対しても同様。


今が幸せでないという人は、


幸せの「どこか」に向かおうとする。

 

幸せ=分母は満ち足りる生活であり、


分子はそれが叶うこと。


10億あって満ち足りて幸せならば、


5億が分子であれば半分幸せだし、


8億なら8割の幸せになる。

 

しかし・・・


この方程式は人には成り立たない。


人は分子が叶って満たされると、


分母の欲望も、


さらに肥大するのが人。


これは幸せという魅力的な果実を目の前にぶら下げて、


永遠に満ち足りない競争に費やすだけのように感じる。


どこかに幸せがあるのではなく、


今の幸せを味わうという


感受性を上げていくことが必要な時代なのであろう。


2024/05/13

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】忠実に!丁寧に!

 


1学期も前半終了の週になります。


基本に忠実に!丁寧に!


教育活動を実践するうえで


先生方には常に意識してもらいたいことです。


勝手な解釈では困るし、


ゴールを低く設定されても困る。


そもそも基本を理解しているのか?


丁寧にとは何なのか?


ということから確認作業が始まる。


簡単にいえば・・・


しっかり!ちゃんと!きっちり!


という基準。


各担任の正しい美意識や美徳とするところが大切。


というか・・・


究極論のところ。


しっかり、ちゃんと、きっちりを理解するには、


パール幼稚園園長野村良司の思考を理解することかな?


その視点がない先生は美意識も育たないし、


美徳とするところにズレが生じてしまうだろう。


まぁ・・・


会話の量がすべてになる。

2024/05/10

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】語彙力


自分の気持ちを


言葉で言い表せない子が増えているようです。


大人が「超〇〇〜」「やばい」「うざい」


といった表現ばかり使い、


会話を進める現代ですが、


それを耳にしている子が多いのも事実。


豊富な語彙力を活かして人生を切り開く子どももいれば、


語彙力の乏しさゆえに


可能性の幅を狭めてしまう子どももいるのです。


現在の子どもたちの語彙力を取り巻く環境・・・・


大人の中でも語彙力ブーム到来かのように


書店では様々な語彙力の本が並んでいます。


豊富な語彙力は、


仕事やプライベートなど、


あらゆる場面で私たちを助けてくれます。


これらの書物も軒並みヒットしていることからも、


大人たちはボキャブラリーを


増やすことにメリットを感じているようです。


学生や若い先生方を拝見していても感じていますが、


語彙力不足は確実に読解力低下に比例しているようです。


隣にいてもLINEで会話をするような若者もいると耳にしますが、


家庭内で大人同士の会話が減ったり、


活字離れで長文を読む機会が減っているという


現代の環境の変化が背景にありますが、


やはり・・・


子ども自身が「言葉に興味をもつ」ことの


きっかけを与えることが重要かと。