2024/06/19

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】考える・・・


遊びを科学する・・・


このツリーハウスは子どもの動線というものが、


よく考えられて設計されています。


日毎に新たな形が想像できてくるのは、


楽しいこと。


さて・・・ 


考える力は、


幼いうちから、


日常の中で鍛えていけるもの。


園生活でなく、


家庭でもスキルを磨いていくものです。


我が子が・・・


自ら人生を切り拓いていけるような力をつけていくためには、


子ども自身で、


自分は何をしたいのか・・・


どんな人間なのか・・・


これらを充分に知っておくことも必要だと考えます。


そのためには、


自分自身の判断を尊重して


選択をさせることが望ましい。


選択が上手な子は


幼少時から選択をしながら育ちます。


何を食べたいとか・・・


どの服が着たいとか・・・


などなど・・・選択をすることで、


自分のことがよくわかるようになり、


好き、嫌いをはっきりと表現できるように育つもの。


食べ物などを無制限に選ばせるのはよくありませんが、


幼少期なら洋服、靴下、おもちゃなど、


身の回りのものを子どもに選ばせてみることです。


成長するにつれ自分自身が選択をする場面も多くなります。


これも習慣の積み重ねです。


自分は何者であるか・・・


何か得意で何をしたいのか・・・


進学やキャリアといった重大な選択を迫られた際も、


何をしたらいいのかわからないと


悩むことも少なくなるのではないかと思うのです。




2024/06/17

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】世界は広いぜよと龍馬はいう


自分自身の日々の言動が、


自分の住むステージを


楽園にも地獄にも変えてしまうものです。


いつも自分が成功を求め、


自分の生活のレベルの低さ劣等感を感じる人は、


自分よりも生活レベルの低い人にマウントを取りたがる。


自分の能力に自信がない人は、


自分よりも能力が劣った人を


小馬鹿にして安心感を手に入れようとします。


自分もいい生活を送りたいと願いながらも、


結果が出ないで自分の地位や蓄財に悩む人は、


お金が人生の主人公なので、


リッチな人には迎合し、


そうでない人には偉そうに振舞ってしまう。


このような人は、


人の真実の姿に出会うことはありません。


なぜならば、


リッチな人にも不幸や孤独感もあり、


そうでない人にも安定や喜びは存在するからです。


安定したパーソナリティの持ち主は、


誰かに卑屈になることも、


誰かに尊大に振舞うこともありません。


もしも・・・


自分が深刻な劣等感に悩まされているなら、


自分の心のレンズを変えることです。


心のレンズを変えることができないと、


世界を成功の天国と乏しい地獄・・・


単純に二つの世界観で生きてしまいます。


優越感劣等感はコインの裏表ということを


忘れてはならないでしょう。


誰かを嘲笑う人ほど、


自分の世界観が狭いのだろうと思います。


世間をバカにする親の言葉を聞いて育った子どもは、


間違った世界観を身につけてしまいます。


そうやって家庭の中で誰かを引き下げる会話の中で育つと、


世界が二元世界だけに固まりになるようです。


誰かの失敗を嘲笑う家庭で育ち、


親と一緒に誰かを小馬鹿にすることで、


子どもの世界はやがて二つに分離されます。


「天国」と「地獄」。


「成功」と「失敗」。


「勝つ」か「負ける」。


単純化されただけの狭い世界観を身につけることになります。 


生きることを楽にしたければ、


誰かを見下して嘲笑うことではなく、


その者に優しくすることが


唯一の方法ではないかと思うのです。


笑った誰かの弱点は、


自分の中にも確実に存在する弱点だからです。 


人をさげすまない。


人を決めつけない。


価値観を固定しない。


世界は広いということを認識したいものです。





2024/06/14

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】時代の流れ


 4、5、6と2ヶ月半。


最年少の園児たちも


ペースができてきた様子。


最年少クラスの園児たちは、


満3歳児という概念で正式に入園している園児、


多様な他者との関わりの・・・という制度で、


正式な入園となっていないという概念び園児がいます。
(誕生日前、満3歳児入園になる前まで、第二子より
教育充実費は完全無償となることになりました。)


この時期の月齢は大きいものですが、


集団の中で引っ張られて育っていくと、


その育ちは加速していきます。


そろそろ最年少クラスは


2クラス合同で取り組む時間を


増やしていきたいと考えています。


「子どもは成長したがっていることを理解しよう!」


常々、先生方に伝えていることですが、


このことを理解できるには最低10年はかかるもの。


担任だとすれば、


1クラス25人として10年間。


最低250人の個々の成長を考察し、


研究という視点が持ててこそ理解できるものかと。


パール幼稚園には、


1日11時間近く園で生活している園児もいます。


最年少児でもあれば、


朝から全力で遊んでいくので、


アフタークラスの時間帯になれば、


疲れてしまうのでスヤスヤタイムにもまります。


これまで幼稚園では見慣れない光景ですが、


これも時代です。


幼稚園教諭歴20数年となる


最年少クラス担任の松◯◯琴先生なんて、


幼稚園教諭になった頃には、


幼稚園で、


こんな光景を目にするなんて


思ってもなかった琴でしょう。


アフタークラスにしても、


初めは17時30分まででしたからね。


長期休みの預かりもありませんでしたし、


時の流れですね。


様々なことに順応できないと


必要のないモノになっていく時代です。










2024/06/12

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】誰と過ごすか?どこで過ごすか?

 



ある企業の方々が来園された。


人生のセカンドステージを歩んでいる方々、


みなさま方、


前職は国内航空会社のCAともあり、


立ち姿から、少し違う。


凛とした雰囲気を醸し出す。


社会人として最初の職場が航空会社であり、


そこで過ごした時間や教育は宝となっている様子が伺われる。


しかし・・・


現在は畑違いの職種であるが、


企業の文化を表現している立ち姿、言葉の選択、考え方。


素敵なことだ。


何がそのようにさせるのであろうか。


この会社のため・・・


この社長のため・・・


この仲間のため・・・


何を仕事とするかでなく、


どこで働くかということが人生を決める。


このようなことであろう。


いくら美味しい食事だって、


一人で食べれば味気ないし、


どこか素敵な風景にであっても、


その感動を伝える人がなければつまらない。


結局のところ、


自分の存在は自分で認識することではなく、


誰かから見た、


誰かに感じてもらえる自分なのであろう。


だから・・・


何を食べるより、


誰と食べるか、


どこに行くかより、


誰と行くか。


誰か大事な人と過ごす時間こそ、


かけがえのないもの・・・


何にも代え難いものとなる。


そう感じる今日この頃。


時間は限られていて、


不可逆であるけれど、


思い出は永遠。


誰と過ごしていくか、


どこで過ごしていくか、


人生の分かれ道。


2024/06/11

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】情熱の在りどころ?

 

オレンジを夢中で頬張る姿にも


感じることもありますが・・・


夢中になることで情熱が育まれていくものです。


時間を忘れて集中していくことで


夢中というモードに入ります。


子どもの情熱のありかを探るのは、


ママの観察力にかかっています。


時間を忘れて集中することは、


このような状態を「フロー状態」と呼びます。



大人であっても、


好きな事に夢中になって時間が経ってしまっていることも


忘れていたということもあるかと思います。


夢中になる対象は、


人によってちがうので、


その人だけの情熱が存在しているということです。


情熱を感じるものごとに対しては、


どれだけ時間や労力を費やしても努力している・・・


という感覚はないものです。


誰かに言われなくても、


自ら取り組んでいきまし、


興味があるぶん、


それについての話をする機会も多くなるものです。


ウチの子・・・


いつもはいくら言ってもやらないのに、


○○だけはやるの??


最近○○の話が多いなぁと感じることはありませんか? 


それこそが、


我が子の情熱の在りどころ、


才能の源泉かもしれません。


才能は、


本人の中では才能と認識されていないことがほとんどです。


それよりも・・・


簡単なことだ!楽しいことだ!


というのが本人の感覚に近いのです。


子どもの情熱は、


あたたかく見守ってあげて欲しいものです。


それが勉強の支障になると思えても否定してはいけません。


情熱を否定されるのは、


自分自身を否定されるのと同じことだと思います。


その子の「好き」が花開くように応援する。


親の最大の仕事だと思います。





2024/06/07

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】口頭能力


子どもが伸びていくには、


ママの言語能力が大きく影響していきます。


どのような言葉を使っているかが大事です。


お迎えに来たママと子の会話を例えとしてみると・・・


「ママ〜」と駆け寄っていく子がいます。


「今日は?どうだった??」とママ。


「今日ねぇー〇〇ちゃんがねー!

〇〇くれてねー楽しかったんだよ・・・」と子。


「それは楽しかったんじゃなくて、

嬉しかったんでしょ?」とママ。


会話の中から、


楽しいと嬉しいという言葉のいい違いを教えています。


言葉に対して厳密ということです。


これをサラッと日常会話で伝えているのです。


もちろん、


こういう子は伸びるものデス。


一方・・・


「今日は楽しかった??」とママ。


「うん、楽しかったよ」と子。


「ちゃんとしてたの?」とママ。


「ママ〜お腹がすいた!」と子。


「あっ!ママお買い物忘れちゃった・・・」とママ。


これでは会話が崩壊しています。


ママの言葉の厳密さは


子どもの伸び方に大きく影響します。


考えるチカラや伝える力が


日常の些細な会話で身についていくのです。


口頭言語のレベルというものは、


子どもの能力に大きく関わっていくものです。


これは永い間、


たくさんの親子を拝見していて感じることです。


若い先生方にも言えることですから、


正しい言葉を覚えなくてはなりません。



 

2024/06/06

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】そぉーいえば・・・

 


あっという間に解体が終了したツリーハウス。


そぉーいえば・・・こんな形だった。


と・・・


欅の木と八重桜の木が姿をみせた園庭。


開放感あふれた園庭。笑



園児たちも工事が気になるみたいデス。



大半のパーツは大工さん仕事となるので、


これから檜の板の形勢がはじるのであろう。



ピョコンと顔を覗かすのは、


大事な柱を支えていく


基礎のパーツですが、



地中深くでは、こんなカタチ。


工事を拝見してますと、


へぇーーーーー!


と思う驚きが多く面白いものです。