2024/08/21

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】相手に求められていることを知らないと。



仕事において必要なことは沢山あると思います。


あれも、これも、大切で大事な事が沢山あります。


一応、最低業務ができるようになって、


何でもそつ無くこなす事ができるようになると、


現状維持となっていきます。


現状維持は衰退への道ともいいますが、


現状維持とは早い話・・・自己満足。


現状維持を脱却するためには、


相手に何を求められているのかを知ることが次への道へ繋がる。


相手に何を求められているのかという視点。


相手に何を求められているのかを知るためには何をすればいいか。


このことを考えない方が多いものです。


相手が求めていることも知らずに


仕事をしても結果に繋がらない。


当たり前の話だ。


2024/08/19

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】みえないストーリー


 

ひとつの事柄やモノに潜んでいる物語が好きです。


漠然と観たり聞いたりするより、


それに関わった人や歴史や想いを知ることで


その人が歩んできた道に咲いた物語は、


なにびとをも感動させる力があります。


つくられたものではなく、


その時は本人さえも知らなかったシナリオというものは、


幾つもの時を経て美しい書物にもなり得るものです。


それは人に感動をもたらしたり、


親近感を持つようになったり、


その中身は成功事例だけでは、


惹きつけることが出来ないようです。


ハリウッド映画のヒット作は主人公の半生を描くとき、


必ずと言っていいほど、


どん底の人生を用意しています。


はじめのうちは、


そんな辛い世界が待っていようとは想像もつかないハッピーな


日常からはじまりそして突然に奈落の底。


それら這い上がるドラマが


人を感動させるという内容が多くあります。


人は嫉妬深いものですから、


憧れは反感を買う材料にもなり共感は得られないようです。


人の不幸は蜜の味と言います。


優しい言葉とは裏腹に、


少しでも自分より辛い思いをしている人に、


こんな人もいたんだと同情し、


自分の立場をその人よりはましと安心材料にしようとします。


人は弱いもので集団の中なら真ん中あたりに居ようとします。


リスクを背負わない道を選びがちですが、


そんな思いを裏切る人生が誰しも待っています。


反対にひどかった


自分の半生を話すことで共感を得ることもあります。


パール幼稚園園長野村良司の物語を話すと、


キミが、


そんな大変な経験をしていたとは信じられないとか、


苦労と言う言葉が似合わないとよく言われますが、


私もいっぱしの波乱の年月がありましたし、


多分、人より泥水を啜ってきたと思っています。


それらは今はいい思い出となり、


笑って話せる自分がいます。


少しはそれをエネルギーに


変えるすべを学んだのかもしれません。


それは聞かれもしない苦労話を延々の話すのではなく、


もうとっくに過ぎ去った過去の一つ。


その端切れのいろんな色や柄を大切にしまっているだけですが。


私のちいさな自信となったのは確かです。


あの時があったから・・・


今があると言えることは私の人生の宝物なのです。





2024/08/16

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】6年ぶりの夜空に・・・


毎日、預かりが終了すると、


「本日も預かりが終了しました。」と


報告事項の連絡が入ります。


後に、しばらくすると、


【只今、施錠しました。】と


LINEが入るのですが・・・ 


あれ?LINEが来ないなと思っていたら、


コレですね。



そぉーいえば、


「今日は多摩川で花火大会があるから、

園児たちも早くお迎えに来る子が多いんです。

もしかして・・・

幼稚園の奥所から見えるのでしょうかね?」


と尋ねられたので、


「ん?見えるよ・・・」と答えたのです。


24分4000発。


終わった時刻ごろに、


【先ほど、退出しました。】


写真と共にLINEが送られてきました。


でも・・・


こういうのは嬉しいものです。


大田区平和のつどい。


悪天候やコロナで6年ぶりの開催だそうです。


例年なら式典も河川敷で行われていましたが、


今年からは悪天候でも式典だけでも開催すると、


式典はアプリコで開催したようです。


式典では小学生の合唱団が歌を披露していますが、


ウチの年長児にも出演させてくれないかしら??


ウチだけじゃ無理か・・・

2024/08/15

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】やってみなはれ・・・

 

「やってみなはれ やらなわからしまへんで・・・」


この言葉は


サントリーの創業者鳥居信治郎氏の言葉で知られています。


理解するのに難しいに言葉でもなく、


心に優しく響きます。


でも・・・


悩める人に投げかけることができる人は少ないのかなとも思います。


本人にしてみれば、


大きな重荷を抱え込む覚悟があるかどうか迷っているのですから。


人に相談しても、


それがいい方向に進むかどうかはわかりません。


いくら真剣に相談に乗ってくれても、


ほとんどの人は、


安全で堅実な、安全策を奨めます。


無理しないで・・・は決まり文句だとも思います。


それを聞いて迷うということは、


自分の中ではあきらめきれない、


でも飛び込む勇気がないなど


自分でブレーキをかけている状態が大半です。


「やってみたら?」という


背中を押す言葉が欲しいのかもしれません。


いつも迷う時や未知の世界に一歩踏み込む時、


うまくいかなかったら自分の力不足、


うまく言ったら運がよかった・・・


おかげさま。


人に相談したとしても、


大抵の人は話を聞くだけか、


自分の都合のいいような、


自分のせいにされないような意見しかいいません。


そもそも相談って、


いろいろ話を聞くうちに本人が答えを出すことがほとんどで、


自分の今の状態を整理したり、


賛成をしてほしいけれど決心がつかない・・・


相談される側は保身のために、


自分で決めたなら静かに応援が鉄則です。


全力でやってみたら?などという人はあまりいません。


「やってみなはれ やらなわからしまへんで・・・」


こんな優しい全力で・・・


と言葉を投げてくれる人がいたら感謝すべきでしょう。


恒例の区議会各会派の夏の予算要望懇談会も終わり、


この交渉や説明でいいのかな?と考えながら、


私立幼稚園が存続していけるための仕組みの革新のご相談。


そのために行政は何の力になっていただけるか。


昔の団体のように補助金の拡充ばかり求めても始まらない時代。


まずは・・・私立幼稚園が変革すること。


それが前提での話し合い。


どうなることか・・・。


やってみなはれ・・・と


自分自身に問いかける。


2024/08/14

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】手を合わす




日本人の信仰への思いは様々だとも思います。


最近は若い人たちは、


ご朱印帳を何冊も持っていて、


神社仏閣にお参りに行くことが楽しいといいます。


おとなたちに押し付けられたものではないだけに、


そこで手を合わすことは、


みんなの心に祈るという文字が


自然と刻まれているのかもしれません。


仏壇があり


ご先祖さまが祀られているご家庭もあると思います。


最近はお仏壇のない家もあり、


墓終を考える年配者も増えているとか・・・


これも現代の諸事情かもしれません。


私も信仰心が強いとは言えませんが、


日本人の心のよりどころが


変わってきているようにも思います。


昭和の時代は、


神棚と仏壇は、


家の中で一番神聖な場所だったように感じます。


何よりもご先祖と言う言葉が身近にありました。


朝早くにお供え水と


ロウソクに火をともしお線香を。


朝を迎えられたことに感謝して、


一日が始まりました。


一日の夕餉にも同じように


無事家族が揃ったことへの感謝で手を合わす。


炊き立てのご飯を一番にお供えする。


湯気がごちそうと教えられて、


しばらくしたら下げたご飯をいただく。


それはごく自然の事でした。


食事の前には手を合わせ


「いただきます」といい、


食べ終えたら


「ごちそうさま」と、


また手を合わせる。


神社やお寺、


祖父母のお墓にお参りしても、


私はお願い事をしたことがありません。


「いつも見守ってくださってありがとうございます。」


これだけなのです。


素直にお願い事で手を合わせても良さそうですが、


何かに挑戦する時は


「どうぞ見守ってください。」と。


でも・・・


これも結局はお願いしていることかも知れません。


東京ではお盆ですが、


幼稚園では、


蝉時雨が聞こえるだけのお盆ではなくなりました。


お盆といえども、


時代の流れで預かりの園児たちの声で賑やかです。


今日ここで幼稚園という仕事に携わっていられるのも、


祖父母が園を残してくれたから・・・


今よりも、


よりよいカタチにして未来へ手渡せるようにと



今日も手を合わす。



人それぞれ心のよりどころはあるものです。

2024/08/13

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】自分をデザインする

 



仕事というものは自分自身で、


どんな自分をデザインしていくかにかかっています。


そういう意味では、


幼少期の育てられた環境でもありません。


なぜなら誰もが大人になれば、


自分自身の『今日』を


自分で演出して生きられます。


ただ・・・


人は昨日までと変わらない自分を楽なので演じていきます。


そして性格は変わらないと信じているようです。

  

誰もが新しい自分も、


新しい今日も、


新たに作ることができるのですが・・・

  

性格というものは、


その人の視点や考え方の癖、


言動、立ち居振る舞いなどを見て、


周囲の人々が「あの人は、こういう人だから」と


印象から決定づけたもの。


その誰かに「ラベル」を貼られた自分を、


自分だと信じてしまっているだけ。


であるならば・・・


ステキな佇まいの人の言葉のチョイス、


視点の違いや表情を取り入れた方が良いのです。


こんな話をすると・・・


「それは他人軸では?」と思う人がいますが、


自分軸とは頑固に自分を守り、


自分のやり方にこだわることではないのです。


成長するとは・・・


自分を新たにデザインして


他人に対しても居心地よい人に変化し続けることです。


なぜ・・・


他人との居心地にこだわるかと言えば、


人は誰かの協力なしでは生きてはいけないからです。


いつも誰かの言葉にイライラして、


そのことを家に持ち帰り不満や怒りを感じる時間を過ごして、


自分の周囲の誰かが


自分の思うようにならないことに苛立っている人は、


ほとんどの時間を他人軸で生きています。


ですから、


自分のデザインが必要となるのです。


自分をデザインする。


自分を科学することかも知れません。


2024/08/09

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】天職発想vs.転職発想



天職発想がなければ転職発想に傾く。


家業・・・


仕事が決められている人じゃなければ、


自分はこの仕事でやっていこうと


覚悟を持つことは難しいもかとも思います。


この仕事でなく、


もっと自分に合う仕事があるかもしれない・・・


と思ってしまうこともあると思うのです。


思い描いていた理想と現実はかけ離れたもので、


最初から100%満足できる仕事は多くはないと思うのです。


最初は5割程度の満足度でも、


働いているうちに、


仕事そのものに対して愛着も湧いてくるので、


自分なりの関わり方も理解できるようになり、


徐々に仕事と自分が馴染んでくると


満足度は上がっていくもの。


満足度というのは結果や達成感は不可欠ですが・・・


でも・・・


初めの5割程度の満足度の時に、


なんとなく馴染まない5割の方に意識が向いてしまうと、


自分に合わないような気になってしまうと思うのです。


仕事はワクワクとがっかりの繰り返しで育まれるもの。


初めのうちは、


天職とか・・・


自分が本当にやりたいことというのは幻想に近いもので、


途中で諦めてしまい


転職を繰り返しても結局は巡り会えません。


出逢ったった仕事に真摯に取り組めば、


その仕事と自分とが馴染み、


どんどん適合していきます。


そうなった状態のことを天職と呼ぶのかと。


天職は出逢うことではなく、


育てるものだと思のです。


この仕事は自分には合わない、


この職場ではチカラが発揮できないと思い、


この仕事は自分には合わないかもしれないけれど、


もう少し努力してみよう、


違うアプローチも試してみよう、


人に助けてもらおう・・・などと、


今ある環境で、


もっと良い方法を探すことは、


変えられないものを受け入れる


心の静けさなのかもしれません。


転職と転職・・・


どちらが正解かは誰も分からない。


ただし


この幼稚園教諭という仕事には


引き抜きなんてないに等しい。


離職、転職を繰り返す人は、


自分が活躍するフィールドを自分で構築できず、


結局は誰かのせいにして、


自分を正統して離れていく。


今年も8月下旬に


東京都私立幼稚園連合会で合同就職説明会がある。


今年も学生さんに向けての講演を任されているが、


リアルなあるある話を含め、


職場は自分を輝かせるためにあるものだということ、


天職発想が原動力になるということを


伝えてみようかと思う。