2024/12/25

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】微かな記憶・・・

 


我が子の微かな記憶に残るクリスマス。


それはいい記憶であることに違いはない。


親は大変なのに・・・


いい想い出は、


いずれ我が子へと受け継がれていくもの。


そう信じたい。


ところで・・・


ある園児との会話。


園児:「ねぇ!エンチョーセンセイ!!」


私:「どうした?」


園児:「サンタさんに何もらったの??」


私:「お餅をもらった。」


園児:「ゲラゲラゲラ〜」

「何個?もらったの?」


私:「靴下いっぱい。」


園児:「すごっ」


相変わらず、


どうしようもない会話を楽しむ日。


ところでブラックサンタをご存知ですか?


北欧やドイツの伝承に登場する、


悪い子に罰を与える役割を持つ存在です。


正式には


「クネヒト・ループレヒト」と呼ばれ、


黒い服を着て小枝を束ねた鞭を持っています。


いうこと聞かない子には、


石や石炭とプレゼントをすり替えていくという


都市伝説的な話。


それだけ。








2024/12/24

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】日本のクリスマス


 『サンタさんからきたてがみ』という絵本ですが、


サンタクロースと会った時の

輝くもみの木の描写が印象的です。

クリスマスの特別な雰囲気を感じることができます。

この物語は、「働き者のねずみの郵便屋さんが、
雪であて名が読めなくなった1通の手紙をきっかけに、
森の動物たちと協力しながらサンタさんとのつながりを通して、
みんなで子どもたちにプレゼントを届ける」お話です。
ねずみさんは毎日一生懸命に郵便物を届けていますが、
雪に足を取られて転んでしまい、
手紙のあて名が読めなくなります。
みんなに郵便を届け終わった後、
しょんぼりと肩を落とすねずみさんの姿に、
森の動物たちは心配して集まってきます。
その手紙を調べてみると、
サンタさんからの手紙だとわかります。
表には絵が描かれていて、
動物たちは「これは自分宛だ」と言い出します。
(やがてその手紙がねずみさん宛だとわかります。
中身が気になる動物たち。
実はその手紙には??
ねずみさんは
無事にサンタさんのお願いをかなえることができるのか・・・

というストーリー。


いつも明るい郵便屋のねずみさんが

しょんぼりしている場面です。

一生懸命に頑張るねずみさんが転んでしまい、

ちょっぴり切なくてかわいそうな場面です。

ねずみさんが頑張り屋だからこそ、

動物たちも自然と心配して集まってくるのだと思います。

動物たちが「この手紙は自分宛だ」と

言い合う場面はとても楽しく、

笑顔になります。

また、

ねずみさんのピンチにくまさんが助けてくれる場面は、

友情の大切さを感じることでしょう。

誰かが困った時に助け合うことや、

一人ではできないことも

みんなで力を合わせれば成し遂げられることを、

この物語は教えてくれます。

この物語は、

困った時に周りに助けてもらう大切さや、

みんなで協力する温かさを伝えてくれるお話です。

この物語は、

クリスマスを楽しみに待つ子どもたちに読んでほしい一冊です。

我が子と一緒に、

「ねずみさんはどうしてしょんぼりしているのかな?」

と考えてみたり、

「あなたならどうする?」

と問いかけてみるのもいいかもしれません。


日本の幼児期の子どもたちにとってみても、


クリスマスは特別な日かもしれません。


親にしてみてば、

大慌てとなる忙しい日でもあることでしょう。

よき時間を。

2024/12/23

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】縦の時間から・・・


 冬至も過ぎ春分が待ち遠しくなりますが、


いよいよ都内は冬本番。

体調を崩されている方もいらっしゃるようですが、

そのまま年越しとならないようにご自愛ください。

幼稚園では冬休みの預かり活動が展開されています。




園庭では5歳、4歳、3歳、2歳、1歳と

パール幼稚園ならでは・・・

縦割りの関わり深まる時間。

観察していると・・・

あちらこちらで面白い光景を目にします。

この縦割りの関わりがいいのです。

子どもたちが大人になり人生を歩んでいくうえで、

人に迷惑をかけずに、

自分だけの力で生きていくなんて不可能でしょう。

そうです。

生きていくためには、

「人に頼る・甘える・助けてもらう」といった能力が必要なのです。

人に迷惑をかけてはいけない、

誰かに頼ってはいけない・・・

このような大人に育ってほしいという願いは親心ですが、

困難やトラブルをひとりで抱え込んでしまっても、

いい解決はできません。

子どもたちには、

人に頼ってもいい・・・

ということを教えなければいけないとも考えています。

困っているときは誰かに頼っていいのです。

このようなことを知るには絶好の機会なのです。

これも『育ち愛』いい時間が流れていくのです。



2024/12/20

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】いごこちのよさ・・・

 


Pearl 0-2MaMa Garten は、


真善美の三原則で導くハッピーな空間だと思うのです。


私たちの行動や選択には「真・善・美」という


価値基準が必須であると考えます。


これらの基準を持つことで、


自己成長と周囲との調和が生まれ、


気持ちの良い環境を創りだすことができると思っています。


ちなみに・・・「真善美」。


ドイツの哲学者カントが提唱した言葉です。


真:自分に向き合う


真の定義を「自分にとって真か?」という問いにします。


何よりも自分自身に矢印を向けます。


どんなことが周囲で起きても、


その事実に対するフィードバックはしません。


それは単なる主観的な考えだからです。


徹底的に自分のことだけに向き合い、


自分の思考にとって良いこと糧になることだけを考える。


これが「真」の意味です。


善:周囲に向き合う


既に真を考えられる人は、


次に善へと向かいます。


インサイドアウトのアプローチで、


自分に矢印を向けたまま周囲を確認します。


出来事で周囲が慌ただしくなっている、


秩序が乱れている。


そのような状態でどうすれば良いか?


答えは対話です。


心理的安全性の中で、


自分の真を題材として語り、


周囲も真に向かうよう努力します。


押し付けではなく、


最後まで「真」であることが前提です。


そうやって善の輪が産まれてくるのです。


美:調和の取れた状態


最終的に「美」とは、


自分も周囲も良い・善いと感じる調和の取れた状態です。


Aさんも、Bさんも、Cさんも、


それぞれが自分自身に真摯に向き合い、


互いに理解し合うことで、


周囲全体に善い波及効果をもたらします。


こうして・・・


皆が幸せになり、


美しい状態を保つことができるのです。


2024/12/19

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】世の流れ


 
保育士の紹介業者のSNSを活用した


都内向けの広告です。


何だかオロドキです。



保育所をつくり過ぎ、


たどり着いた結果だと思います。


賃金と権利を優遇し保育士確保に努める。


働きがい、やりがいなどは、


二の次、三の次。


夢や希望、目的や目標などとは無関係。


ただ・・・


楽して稼げて!


好条件だったら働いてもいいか!


都内の保育士には住宅手当は82,000円もらえるし、


同棲していてもOKな職場もあるし・・・


彼氏もソレ目当てで同棲してるから・・・


このような感覚だとも思います。


紹介はしませんが、


もっと驚くSNS広告もあります。


これから私立幼稚園は


このような形態などの保育所とも


競っていかなくてなりません。


目標を高く掲げ幼稚園に就職してみたのはいいけれど、


学校時代の同級生の職場は保育所はいいな!


楽そうだし、給料いいし、責任ないし、


定時で帰れるし、


気軽に休めるし、休憩あるし、


保護者には苦情も言われないし。


隣の芝生は青く見えるものです。


私立幼稚園の教員の確保・・・


厳しい園も出てくるでしょうね。


教員や保育士の確保ができず、


閉園する園もあることでしょう。




責任を伴う施設長の成り手もいない。


施設長でさえ転職を繰り返す保育所。


書類作成はイヤ。


連絡帳の記述もイヤ。


掃除もイヤ。


園のルールには従わず、


自分の思いような保育をしたい。


転職しても転職前との給与額が、


ある程度は保証される制度もある。


勤務体系は3シフト制。


週休3日から4日。


年間休日130日以上。


髪型自由。


ネイルOK!


驚くような誘い文句だ。


これは世の中の流れでもあるが、


この流れもスタンダードになっている保育所業界。


そして・・・


これまた幼稚園業界も足を引っ張られる現実。


12月の園だよりにも書いたことだが、


間違いなく幼稚園の担任制度は崩壊する。


その流れは小学校教諭の専科制の流れからも想像できる。


適応できる教員が少なくなるということ。


担任ではなく担当ということ。


なぜならば・・・


将来、幼稚園も遅かれ早かれシフト勤務になる。


ある意味・・・


そうしていかないと教員確保ができなくなる。


しかし・・・


まだ、まだ、業務量などはホワイトとは言えないが、


その他で比較しても、


ウチは・・・かなりのホワイトだ。

2024/12/18

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】これから・・・

 


あと2週間もすれば、


2025年を迎えます。


何だか年の瀬を迎えている感覚が少ない方も多いようです。


コロナを経験し、


時の流れの感覚が変わってきているからでしょうか。


1年の移り変わりにも大きなものを感じています。


経験したことがないスピードが運んでくる未来。


この未来は


大きな変革を私立幼稚園にもたらすことだと受け止めています。


新たな時代に求められることは何であるか?


今から見据え、


短期的に構築していかなければなりません。


地球上の歴史から考察しても、


変化に順応できたものが生き残り、


進化を繰り返し存在していくものです。


文化は塗り替えられてこそ文化である?


文化は生きもの。


このように考えるようにもなってきましたが、


振り返ってみると、


私がパール幼稚園に携わってきてからも、


幾度かの一定の期間での文化の塗り替えをしてきています。


現在、保護者の方々にも卒園児が多くいらっしゃいますが、


その頃のパール幼稚園と現在のパール幼稚園は別物。


まさにパール幼稚園というものは生きているのです。


今年は、


これからに順応する文化へとはじまる1年でもありました。


しかし・・・


根底にあることは、


私たちの原点は何か。


過去から何を託され、


未来に何を期待され、


今に励まされているのか。


恵まれた環境にいること。


そう思う日々であることでもあります。


この今が未来に繋がるものであるか?


そんな自問を無意識に繰り返している自分に出逢います。


パール幼稚園は女性の職場でもありますから、


変わるということに抵抗を感じる方もいるかとも思いますが、


今が・・・変わりつつあることにも気がついているでしょう。


だから困惑する。


それは人間ですから当然のことでしょう。


昔はね・・・という事を、


いい物語りにしてこそ、


新たな未来、


理想に向かって進み、


自らを励ます事ができるものです。


その物語に綴られる言葉が未来に届くことを願い、


私たちが、


その言葉に相応しく生きていること。


進みゆく教師のみ教える権利あり・・・


このような言葉もあるように、


3ヶ月後、半年後、1年後を思い描き、


どんな自分でありたいか・・・。


理想はあるのか?


現実は変えたのか?


理想➖現実🟰努力目標です。


パール幼稚園の先生として、


どんな未来を描くのか・・・


それに進むことができる環境を整え、


創造していくことが、


私の大切な仕事のひとつだとも考えています。


パール幼稚園の先生である自分。


どのように個々が描いているかは分かりませんが、


これからも理想に向かっての縦軸は変わらないものです。


しかし・・・


あり方の横軸の幅の括りは広がっていることは事実です。


どの横軸の幅に自分はいるのか。


あの先生はどこの横軸の幅にいるのか。


日々、何となく過ごしていても、


大切な今をキャッチできません。


今を知らなければ、


これからは生まれません。


そのままということです。


未来に順応できなくなるのです。


自分を高め、試せる楽しさを知るには、


感謝しかないと思います。


この2学期も保護者の方々をはじめ、


多くのパール幼稚園の携わる方々にご協力をいただき、


至らぬ点もあったかと思いますが、


終えることができましたこと、


感謝申し上げます。


2024/12/17

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】社会に順応するために


強いメンタルは楽しい人生を送る武器になると考えます。


強いメンタルまでとはいかなくても、


社会に順応するために必要なことでもあるのです。


今学期も、


そんなことを目的に含みながら、


どんな時でも自分の華を咲かせることができるように・・・


このことも目標にして教育活動の実践に取り組んできました。


メンタルが弱い人と聞いて思い浮かぶのは、


プレッシャーに弱い、傷つきやすい、すぐに落ち込む、


自信がなくてまわりに流されやすい。


こんな特徴が思い浮かぶかと思います。


プレッシャーに強く、


落ち込んでもすぐに立ち直ることができ、


しなやかな精神力を兼ね備えている人は、


メンタルが強い人に分類されるでしょう。


メンタルの強さと聞くと、


スポーツ選手のように勝負の世界に生きている人が、


大事な局面で実力を発揮するためのものだと思われがちです。


しかし・・・


これは普段の日常生活でも、


メンタルの強さが求められる場面はたくさんあります。


それは幼子でも同じこと。


たとえば・・・


お友だちに話しかけたものの返事がなかったとします。


ある子は・・・


「きっと僕のことが嫌いなんだ。」と思い込む。


「僕は無視されたんだ」と思い込む。


悲しい気持ちになり泣いてしまうかもしれません。


一方で・・・


「聞こえなかったのかな?」


「ほかの遊びに夢中になっているから聞こえなかったのかな?」と思い、


じゃあ!次は”と気持ちを切り替えられる子もいます。


些細なことですが、


前者よりも後者のほうがメンタルが強いということ。


受験とか就活といった人生を決める大勝負はもちろん、


社会に出てからの長い人生のなかでは、


強い精神力で乗り越えなければならない場面は


数えきれないほど出てくるでしょう。


もしも我が子が社会に出て


「先輩に注意された・・・」


「上司に叱られた」という理由だけで、


会社を辞めてしまったら? 


こんなケースはよくあることです。


落ち込んでも、


自分の力で立ち直ることができる強い心を育むために、


私たち大人や親が、


今できることは何であろうか?


得意分野を自覚させること、


自分を活かせるところを見つけること。


ここに集約していくと思うのです。


そして・・・


面白いものを見つける能力に欠いけているように感じます。