2023/04/03

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】はじめの一歩



























 

はじめの1歩を踏み出しました。


誰とでも仲良くできる子。


仲良くできるのには時間がかかる子。


大勢の中では緊張してしまう子。


兄弟に鍛えられている子。


周りにいるだけでクラスを明るくしてしまう子。


騒がしいクラスを静められる子。


ママと離れるのがさみしい子。


園児たちの数だけ「得意」があります。


子どもたちの数だけ「良知」の色があります。


そして・・・


子どもの数だけ「ニガテ」もあります。


様々な出来事の中で「良知」の色も薄らいできます。


しかし・・・


得意もニガテも、


薄らぐ良知も、


子どもたちの愛する個性であり、


大切にすべきこと。


ですから・・・


角を削って小さくしてしまうのではなく、


もっと大きくしてあげたい。


得意なことを褒められて、


もっとやる気が出たり、


楽しそうに取り組む他者に触発され、


ニガテを克服するきっかけをつかんだり、


それらのプロセスで優しさという良知に気づいたり、


みんなが一緒に大きくなる時間がはじまります。



2023/04/02

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】よろしくお願い申しあげます。


 

いよいよ令和5年度がはじまります。


お恥ずかしい話ですが、


終了証書授与式の翌日に園に足を運ぶと


退職届が2通ありました。


かなりショックを受けた出来事でした。


翌々日には方針発表会議、


人事配置も決めた後で、


辞令も作成し、


予算から打ち出された、


給与分配査定も決まり。


すべては


翌々日の方針発表会議を控え、


いい新年度が始まるぞ!


と期待していた矢先のことでした。


困った・・・


担任枠の教諭が足りない・・・


これらことも理解している上での去り方。

(理解していないのか・・・)


私たちの世界ではあってはならない


一番にタチのの悪い去り方です。


目にかけてきた分、


残念で仕方がありませんでした。


人は去り際が肝心だと思います。


去り際次第で、


これまでの努力も何もかもが水の泡となるものです。


ちょうど何人かの園長先生方と、


そのような話をしていた後なので、


私も教えてあげられてなかったのだと


反省を覚えるばかりです。


幼稚園は仕事が多すぎることは確かなことです。


本園は保護者の方々から


求められるレベルも高いことも承知しています。


気が抜けない。


もっと気楽に仕事がしたい。


やりがいより自由が欲しい。


若者の本音かもしれません。


しかし・・・


この心構えではパール幼稚園の先生は務まらない。


やはり・・・


どの側面か考えても、


譲れない・・・


このことは強く確信した時間でもありました。


全ては教員育成あるのみ。


この考えも強く再認識した春の訪れでした。


担任枠がと・・・


困っているところでしたが、


こういうのは恵まれていますので、


素敵な経験値のある先生が


ご縁を繋いできてくれましたので解決しました。


いい幼稚園にする。


誰もが羨むようなパール幼稚園を創り上げる。


決意を新たにした時間でもありました。


いい幼稚園を創るためには、


保護者の皆様の


ご理解とご協力は欠かせません。


これは私学の真の姿です。


保護者の方々が集まれば、


幼稚園の悪口や担任の文句なんて園もあるようですが、


これでは我が子のためにも園はよくならないでしょう。


私学の精神を理解した方々の集まる園では、


例え・・・


文句や悪口が始まったとしても、


「我が子のために自分で選んだ園でしょう!」と


そんな一言がさらっと言える


良識のある方々の集う園だと思います。


私学の水準レベルは


保護者の思考の水準であることは確かなことです。


パール幼稚園を核とし、


BaBy Pearl Nursery、


Pearl Nursery School、


Beyond コロナの時代を全力で挑んで参ります。


今年度も、


よろしくお願い申しあげます。


さて・・・


人を育む上で最優先に


大切にしていくべきことがあります。


それは長所伸展。


徹底して良いとこ探しをすることだと考えます。


一緒に働いている仲間に対し、


一緒に時間を共有していく人に対し、


とにかくよいところを探し、


相手に伝えていくことです。


たとえばですが、


一日、何かしら5つでいいから、


人のいいところを気づけるような視点が大切です。


それを自らの学びに転嫁すること。


お互いがそういうことをしているとしたら、


その関係性はどんどん良くなっていくことでしょう。


これが人間関係を良好にし、


雰囲気もよい状況の時間が増えていくことになります。


成果も出やすくなるのです。


人には感情がありますから、


必然的にそうなっていきます。


一般的には・・・


毎日顔を合わせて一緒に仕事をしていれば、


いろいろな部分で


お互いに良くも悪くも慣れ合いになってきます。


成果にこだわるという事で言えば、


この慣れというものは要注意なのです。


なぜかと言えば、


人はそれほど、


自分を律して行動できないからです。


その自分の行動をある程度、


正当化させていくために、


オイオイ・・・という感情を抱いてしまう。


周りにいる人の悪い部分や


足りない部分に目が行くのです。


周りにいる人のダメな部分や


できなかったことを指摘して、


無意識に自分を維持してしまうのです。


これはある意味本能ですが・・・


一歩引いてみて想像してみてください。


嫌な奴ですよねぇ?笑


進歩する、進化していく、


成長する人は、


仮にそのように指摘した時なども、


相手に指摘した以上に、


逆に言われないように、


自分が行動することを意識し行動します。


だからというわけではありませんが、


意識しなければ、


慣れれば、慣れるほど、


お互いに良い部分をスルーしてしまう、


当たり前だと思ってしまう。


だからこそ、


必死によいところを探すようにすることです。


自分の中で周りにいる人の


よいところ探しをし続けることです。


そういう習慣ができてくると、


様々な効果も出てくるもの。


自分自身にプラスのことが巡ってくるのです。


ご縁あって・・・


一緒にいるからこそ、


長く時間を共有しているからこそ、


よいとこ探しを繰り返していくことです。


人が一緒に仕事をしてくれていることは


当たり前ではないのです。


人が自分を必要としてくれることも


当たり前ではないのです。


自分がその人によくされていることも


当たり前ではないのです。


今の環境や状況は何一つ当たり前ではありません。


自分自身の運気を上げていくためにも、


いいところを探し認めていくこと。


幼稚園の先生とは、


あなたのココが素敵ね。


あなたのココがいいところよ・・・。


と認めて、気づかせて、


育むことが大切だということは


パール幼稚園の先生方には


最初に教えていることです。


子どもだけでなく、


人には、


それが必要なことなのです。
2023/04/01

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】難しい内容の会議


 東京都私立幼稚園連合会の執行部の先生方と


東京都民間保育所協会の執行部の先生方との


情報交換会。


仕組みをつくり、


政策として推し進めるツワモノの先生方。


私より1世代上の先生方であるが、


会話の内容が難しくてついていけないし、


出てくる単語が呪文のように聞こえ理解に苦しむ。


勉強が足りないと反省。


ただし・・・


10年後を見据えて、


この2年が勝負だと言うことは理解できる。


特に東京の会長先生・・・


私が20代後半の頃に初めて出逢い、


頭がキレキレで凄い人で、


カッコイイ大人だと思っていたけれど、


やっぱり凄い。


何故だか、


ずっと気にかけていただき、


3年前に手足となる


今のポジションに置いていただけた。


期待に応えるためにも勉強しないと。

2023/03/30

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】外遊びがもたらすもの


年長児にもなれば、


園から帰るとカバンを放り投げ、


自転車に乗って、


友だちが待つ公園へ走って行き、


夕焼けが広がるころまで遊んで、


ヘトヘトになって家へ戻る。


昭和の時代では、


よく見られた子どものこんな光景は、


今では目にしなくなりました。


外で遊ぶ機会が減ってきたことが、


子どもの体力低下につながり、


果ては集中力の欠如や学級崩壊の原因と


指摘されていることも事実なのです。


幼児は1日60分以上、


体を動かすことが望ましいと


文部科学省から指針が出ていますが、


外遊びは、


体を動かし体力を向上させるだけでなく、


子どもに身に付けてほしい


さまざまな力を伸ばすことができる


メリットがいっぱいです。


外遊びをするとき、


大人が知っておきたいこととして、


ただ「外へ出て体を動かす」だけでは、


子どもの運動能力や社会性を育めるわけではないようです。


外へ連れ出して「遊んでごらん」と言ってみても、


外遊びに慣れていなければ、


子どもは大人が望むように遊びませんし、


そもそも遊べないということです。


体力・運動能力の向上や


健康的な体の育成は言うこともありませんが、


のびのびと外遊びをして、


さまざまな「できた!」という


成功体験を重ねていくことで


意欲的な心も育まれます。


外遊びでたくさんの友だちと


群れて遊ぶことで、


仲間のルールを守り、


自分勝手なふるまいを抑えて、


友だちとコミュニケーションを取ることを覚え、


協調する社会性を身に付けることができるものです。


鬼ごっこで逃げたり、


高いところから飛び降りたり、


外遊びは危険予測や状況判断といった、


脳の発達を促す効果もあります。


自分たちで遊びのルールを


工夫することや


新しい遊びを考え出すといった創造力も育まれます。


つまり・・・


外遊びは体を育てるだけでなく、


心の成長も促す効果があると言うことができます。


特に長期の預かり期間中は・・・


年少児、年長児にとって、


年長児だけでなくプライマリーの児童もいますから、


創造的で刺激的な時間だと思います。


2023/03/29

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】ファンが生まれる幼稚園というバイブル

 


パール幼稚園には『ファンが生まれる幼稚園』と題した


197ページのIDEAL・理念書が存在します。


パール幼稚園園長野村良司が


25年間アップデートし続けてきた


理想とするパール幼稚園に近づけるために


考えてきたことを


第5版として3年前に再構成したものです。


第1版を作成した時には、


どこかのセミナー講演中に紹介したら、


売って欲しいと言われ、


ジョーダンで500万ですと答えたら・・・


十数名の園長先生が、


それでも構わないから売ってくれと言われたものです。


売っておけばよかったかな?


なんて思うこともありますが、


完全に非売品です。


また、また、


デリカシーのない若い園長先生は、


平気で・・・ください!なんて


言ってくる先生もいます。


まずは・・・


自分のノウハウを差し出してから、


くださいが基本なんですが、


ホント・・・


行事ごとも舞台裏から観せろとか・・・


デリカシーがない図々しい先生が多くなってきました。


まぁ・・・


自分で考えて自分で創り出すことに


魅力があるのが幼稚園。


あの園がやってるから、


ウチもなんて園はね・・・


組織はトップで100%決まるのです。


さて・・・


『ファンが生まれる幼稚園』という理念書。


やり方・あり方・魅せ方という


3つのアプローチによる


パール幼稚園の美しさへの追求です。


実は・・・


この『ファンが生まれる幼稚園』をベースに、


誰でも教員研修ができるように仕立てたものなのですが、


3年間・・・


だまぁーって様子を伺っていたら、


しているのでしょうけれど・・・


何も活用できていないという現実。


まぁ、私の言葉で語るのと、


そうでないのは異なることとも思いますので・・・


気分一新して・・・


自分の言葉で語る時間を設けたいと思うのです。


完全、勤務時間外で自由参加にしますので、


誰も参加しなかったりして・・・笑


言葉が通じない、


言葉が響かない若者が増えてきました。


相手に届いてこその言葉です。


私も常にアップデートしていかなくてはなりません。


何事も勉強は繰り返しが基本です。


やっぱり私立幼稚園のたどり着く先は・・・


教員育成あるのみ。

2023/03/28

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】好敵手の姿


東経130度24分53.3秒

ここは九州、博多。


会場に足を踏み入れれば、


そこは真っ白な集団の姿が目に飛び込んでくる。


白水学園の経営方針書『spirits』発表会に


ちょこんと参加させていただきました。


今年度70周年を迎える白水学園。


くすの木、もりの木、もみの木幼稚園と3園あり、


総勢67名の先生方のいる大法人。


ちなみに本学園は


幼稚園と小さな保育所2つで総勢52名。
(誰だ〜人手が足りないなんて言ってんの?)


白水学園の経営方針書『spirits』発表会、


本園で言えば方針発表会議だが、


違いは・・・


理事長、園長先生が、


わたくしみたいに2時間も3時間も語らない。


何故なら・・・


白水先生の想いを代弁できる先生の


人を育む研修時間があるからだと思う。


新卒新人の先生方の


挨拶、返事、立ち居・振る舞いが


すでに白水学園の先生であることから、


細かいことを伝えていく先生の存在が伺える。


今年度・・・


くすの木幼稚園の


副園長先生が勤続25年で表彰されていました。


「私は理事長先生に育てでいただき、
今があります。私は白水学園が大好きで、
理事長先生がつくる幼稚園が大好きです・・・」


色々と想いのこもったご挨拶でした。


20年前・・・


最初に白水学園に足を運んだ時、


この副園長先生の姿をみて、


カルチャーショックを受けたことを思い出し、


それは同時に


パール幼稚園に足りないのが


片腕の存在であることを痛感したことだった。


あっという間に20年。


それからまったく実現できていないのが


本園、わたくしの実態でありますが。笑


人を育てることができるリーダーがいる幼稚園であると、


この副園長先生を拝見して思う。


以後、5年、10年という


勤続表彰された先生方の姿や


挨拶の中で使われている言葉には、


共通する部分があることが伺われる。


それは白水学園を


心の底から、


誇りに思っているであろうということである。


幼稚園の先生方の姿をみれば、


その園の園長先生のすごさがわかるもの。


じゃあ・・・


オレもガンバロなんて言えるほど、


教員育成は時間がかかるし、


簡単なものじゃない。


ホント・・・


白水剛先生を敬愛するよ。

2023/03/26

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】新入園児たちが来るまでに

 


雨の花冷えの日曜日。


新入園児が園服を着て登園するまで


桜は待てるのかしら?


意地悪な雨で桜は散り始めますが、


園庭には、


様々な春の花が蕾を膨らませたり、


花が咲いたりしています。


園庭は常に自然がアップデートしてくれる空間。



ブルーベリーの花も咲いていますが、


これは花が散り、


実になると・・・


園児と小鳥のつつき合いが始まります。


園児たちは手のひらいっぱいにもぎ取って、


砂場のケーキづくりのタネにする。


あまり青くなるまで残らないというオチ。


そして・・・


園地たちがいない時間に、


園舎の各フロアの防火扉のアップデート。



誰も気づかない・・・


誰も関心を持たない部分の修繕メンテ。


ホント・・・


園舎を綺麗に保つにはマメなメンテが重要。


年間の修繕費ってバカにならないもの。