2023/06/07

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】調和のこころ



 最年少の2歳児、年少の3歳児たちも、


ご家庭から離れることにもなれ、


園での集団生活を送ることにも馴染み、


調和の心が芽生え始めている。


コロナ禍において、


社会生活から失われつつあると感じていたことが、


愛と誠と調和の心をベースとすることなのです。


人との関わりが少なくなり、


集団においても,


御自分様ご都合主義が目立つ。


このことは、


AmazonやUberなどに


慣れ親しんだ結果だとも思われますから


仕方がないことかも知れません。


幼稚園や保育所などの集団においては


利用者意識が多い保護者がいる園と、


保護者としての意識が


育まれている保護者いる園の差は、


運営のみならず


教育活動の成果にも現れているものです。


人生においても、


また、


仕事においても、


すばらしい結果を生み出すためには、


ものの考え方・・・


心のあり方が・・・


決定的な役割を果たします。


人を成功に導くものは、


愛と誠と調和という言葉で


あらわされる心だと考えます。


こうした心は、


私たちが、


もともと魂のレベルでもっているもので、


「愛」とは他人の喜びを自分の喜びとする心であり、


「誠」とは世のため人のためになることを思う心、


そして「調和」とは自分だけでなく、


まわりの人々みんなが


常に幸せに生きることを願う心だと考えています。


この愛と誠と調和を尊ぶ心から出てくる思いが、


その人を成功に導いていく


基盤となるのではないかと思うのです。


パール幼稚園は面倒な幼稚園である・・・と


入園説明会でもお伝えしています。


面倒=保護者に注文が多い・・・


ということだとも思います。


このことは、


子どもにとって必要な親として、


よりよく進んで欲しい・・・


という願いからであるからです。


小学校にも進めば・・・


〇〇君のママはうるさいから


気をつけないとなどと、


子供も心にもわかるもの。


もしも・・・


利用者意識が強い方々が


小学校へ進んでしまえば、


調和とは無縁になり、


この先の初等教育の行く末も心配になってしまう。


(おおた教育ビジョン会議でも話題になってました。

教員に対する要望が多く

潰れてしまう教員が多いということが)


保護者意識を持ち合わせた方々が多くいればこそ、


その先の教育の成果も、


より質の高いものが得られるのです。


我が子が通う園や学校・・・


利用者が多いピリピリした学校、


保護者か多い朗らかな学校、


どちらを望みますかということになる。


給食の配膳ママを再開しましたが、


帰り際に、


「園長先生〜楽しかったです。」


とお声をかけていただけた。


純粋に・・・


保護者意識を持っていただいている


証しの言葉だと思い、


とても嬉しく感じた。


利用者意識の強い方なら、


クラスがまとまってるか見てやろう!


担任がどんなモンだか見てやろう!


給食が粗末でないか見てやろう!


そのような意識が高まる。


せっかくの〇〇ちゃんのママが


ヒーローになれる日であり、


子どもにとって嬉しくて、


誇らしい時間であることを忘れてしまい、


勿体無い1日となってしまう。


愛と誠と調和の心を大切にしてほしいと思う。



2023/06/06

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】言葉のチカラ




大田区の新教育ビジョン策定委員をしています。


教育長様をはじめ、


大田区行政の方々、


学識経験者として数名の大学教授の先生方や


小学校、中学校の校長先生の代表、


PTAを代表した方々や


民生委員等で構成されています。


初等教育・中等教育における教育のプログラムを定め、


各公立学校が実践に展開していくのです。


新おおた教育ビジョンの中には、


「自己実現に向けて、


自尊感情を養い豊かな心を育む・・・・・」


このような枠組みになるのだと思うのですが。


学校教育とは少し離れた幼稚園教育の視点から


意見を述べさせていただきました。


心を豊かに育むわけですから、


言葉の栄養が不可欠なこと。


美しい言葉は美しい心を育んでいくということ。


ある意味・・・お得意分野の内容。


約10分程度でしょうか・・・


熱弁しちゃったんです。


PTAの方々には共感していただけたようでしたが・・・


学識経験者の先生方はポカ〜〜ーんと。


空気が読めてなかったのかも知れません。


このような会議で、


このような発言は・・・


してはならなかったことかも知れません。笑


机上で論じててもダメ。


リアルが大事なんです。


言葉を知らなければ心は表現できないし


豊かな心には育んでいけないのですよ。


まずは・・・


そこからだと思うのですが・・・


学校教育・学力がメインなようでして・・・


だからこそ!


私立幼稚園から関わらせていただけるのならば、


この部分でしょう!


あっ!


他の幼稚園ができないかっ。


2023/06/05

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】見慣れた風景?

 


よぉーやく行けました。


担任が雨女のレッテルを貼られつつあるクラス。


大田区民なら見慣れた風景かも知れませんが・・・


園外アクティビティー。


いわゆるプチ遠足。


飛行機の真下の波打ちぎわで楽しんでおりますが。


ただの遊びではございません。


遠足デス。


公共の場でのルールなどを学ぶいい機会です。


周りの人々に迷惑をかけず、


ルールを守る。


モラルを知るいい機会です。


幼稚園だとできるんだけど・・・


幼稚園の外に出てしまったら?


それでは困るのです。


公共の場での集団での過ごし方を身につけることは、


遠足の定義のひとつでもあります。


ご家庭では行き慣れた場所かも知れません。


ご家庭で行けば、


もっと費用を抑えられる場所にも参ります。


割高な遠足です。


近年、観光バスの費用も高騰しています。


しかも・・・


キャンセルが効きません。


ですから・・・


青空のもとでの場所はナンセンス。


雨天になれば行き場所に困ります。


しかも・・・


コロナでの転出が続き、


園児数も少なくなっていますので、


よって・・・割高。


色々と・・・


費用面での、


ご意見もいただいております。


費用の端数は


園での持ち出しで打ち出しても費用はかかる。


ご家庭で行けば安い。


ご家庭では・・・


どこでもいける時代ですから、


そろそろ・・・


このような園で皆で行く遠足というのも、


時代には必要ないものかな?


とも考えております。


ご家庭でどこでも行けるご時世ですから、


なくてもいい遠足ということかも知れません。


キャンプも費用もかかることですし、


これも考えた方がいいのでしょう。

2023/06/03

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】教育は研究

 


コロナの渦の中で


乳幼児期を過ごしてきた子どもたちが、


今年度の年少児たちです。


久しく・・・


3クラスのカラーがハッキリと現れています。


大勢の家族の中で過ごしてきた子。


ひとりっ子で家庭の中で過ごしてきた子。


最年少クラスから進級してきた子。


Pearl Nursery School・


BaBy Pearl Nurseryから進級した子。


他の保育所から入園してきた子。


それぞれが個性に溢れています。


この個性の集合体がクラスとなるわけですが・・・


ここまでクラスの雰囲気がはっきりしているのも


久しいこと。


ですから・・・


現時点でのクラスの目標とすることも異なります。


クラスの核となる園児がいるクラス。


クラスの核となる園児が定まらないクラス。


担任の力量がどうのという前の段階です。


入園説明会でもお伝えしていることですが、


やりたいことをやる

(自己中心的の段階)


やれることをやる

(ルールなどを覚えていく)


やらなければならないことをやる

(理解する段階)


上記の成長段階では、


まだ、まだ、まだ

やりたいことをやるクラス

(自己中心的の段階)


まだ、まだ、

やりたいことをやる

(自己中心的の段階)


どうにか・・・

やれることをやる

(ルールなどを覚えていく)


の3つに分類できますので、


参観WEEKでは、


面白い現象が起きるか?


ありのままで過ごすのか?


予想もつきませんが・・・笑


コロナの渦の中で


乳幼児期を過ごしてきたことの影響と思われることが


園児たちの集団への取り組み方、


他者との関わり方で見受けられますが、


教育は研究。


さまざまなアプローチで迫って参ります。







2023/06/01

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】定点観測


 

園庭の定点観測地であるデッキのベンチ。


この時間はとても大事。


全体を見渡すことで様々なことが見えてくる。


園児の様子。


クラスのまとまり。


担任の先生方の姿勢。


様々なことが感じることができる。


モノの見方ひとつで、


全体は見えなくものなのです。


目の前のことのみに囚われてしまい、


俯瞰して判断することが難しくなることもある。


しかし・・・


全体ばかり見ていては、


現実的には少しも進歩しないということもあるのです。


このジレンマを抱えながら、


どのように柔軟に対処していけばよいか。


目の前のことに一生懸命取り組み、


楽しく・・・


実感を伴いながら進めるのは人間的でいいと思う。


しかし・・・


ときにデータとして、


先入観に惑わされずに判断し、


実行することも重要になるものなのです。


この部分は、


どちらかというと、


機械的と言えるかもしれない。


文系発想と理系発想の違いという見方もできるだろう。


一方・・・


その場その都度のベストを出し、


全体への関心が薄くなる。


もう片方は、


全体を見ながら目の前の状況を最適化しながら淡々とこなす。


この両者は互いに必要な発想だと思う。


どこまで行っても人間であり、


非人間的に物事を処理するのには違和感もある。


しかし・・・


実際は物事を抽象化して、


データとして見ることで客観的に


どんな手を今打つのがベストなのかは見えてくる。


人間の先入観や慣性のようなもので全てを判断してしまうと、


攻めるべきポイントが曖昧になってしまう。


詰めの甘さが残り、


勝ち切れないパターンとなってしまうもの。


普段、楽しみながら、


モチベーションを維持しながらやることは大切なことである。


一方で、


全体を俯瞰してどこが勘所なのかを


鋭く見抜く力もパフォーマンスを高めるというのは事実。


理系と文系の発想を内包するのが、


情報量を増やすということではないだろうか。


目の前に没頭してガンガン攻める時、


その選択肢が間違ってなければ、


そのアプローチは功を奏すだろう。


一方で情報量を増やすと別の見方にも気付ける。


何かを選んでいる時点で、


他のものが見えなくなるというリスクを取っている。


逆に・・・


十分な情報を持っていて、


全体像が見えていれば、


今取り組むべき一手は自然と決定されていくことになるのだ。


だからこそ・・・


情報収集には手を抜かずに取り組み、


見方を変えて広げるような視点を大切にしたい。


2023/05/30

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】便利な世の中は・・・



 園だよりのクラスだよりのページは、


クラス担任の表現の場であると考えます。


クラスの様子、


クラスでの出来事、


担任としての教育観などが凝縮されているのです。


はじめてクラスを持つ先生方にとってみれば、


誰もが通過する一つの難関。


近頃の若い先生は文書離れした世代ですから


特に大変なようです。


そのうちChat GPTで


クラスだよりも


作成なんてことになってしまうのでしょうか。


先日、若手の園長先生がChat GPTで、


幼稚園の存在意義とは・・・


打ち込み、作成したようです。


幼稚園は、子供達が社会性を身につけるための場所であり、

学校教育の第一歩として重要な役割を果たしています。

幼稚園に通うことで、子供達は自分自身や他人との関わり方を

学び、コミュニケーション能力や協調性を身につけることが

できます。また、幼稚園は、子供達が自己肯定感を高める場所で

もあります。子供達は自分自身が何かを成し遂げることができる

という自信を持つことができます。・・・・・。


Chat GPTが数秒で回答したものだそうです。


入園案内でも使えるような文書ですが、


艶っぽくはありません。


しかし・・・


こんなツールが誰でも使える時代になったのですが、


これからも更に進化をしていくものだとも思います。


しかし・・・


これは今ある仕事が


無くなっていくものであるということなのです。


便利で楽がもたらすものは、


これからの子どもたちに何をもたらすことでしょう。


そこに夢や希望を持つ世界があるのでしょうか。


幼稚園の存在意義・・・


Chat GPTが数秒で表現したことは


的はついていることですが、


正解がない幼児教育の世界には、


いかがなものなのだろうかと思うのです。


教育は研究。


その奥の深さを追求できる先生の集団であって欲しいものです。


そのうちにChat GPTを使って、


クラスだよりの文書を書く先生も出てくるのだろうか。


その時・・・


私は、


その文書を見破ることができるのかっ??


それを認めなきゃならないのか?



2023/05/26

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】子どもの気質


 最年少クラスが設置され、


4学年構成になってのお誕生日会。


この会で4学年になり感じることは、


学齢相応の成長の度合い。


2歳・3歳・4歳・5歳と


それそれの家庭での育つ環境が


感じ取れる微笑ましい時間。


それにしても繊細な子どもが増えてきた。


この繊細さは気質であり性格ではありません。


しかし、


これは親の声かけで繊細さは変化していくもの。


繊細な子が困難に負けずに強く、


しなやかに生きていくための力を高めるには、


親の中期的な言葉がけ必要だと思う。


どんな困難な状況にあってもめげることなく


前を向いていける力。


これからの時代を生き抜くのに必要不可欠なこの力は、


社会人になってまでも、


誰もが本来持っている力で、


心がけ次第で高めることできるとも思っています。


気持ちや感情をコントロールすること、


変化する状況に順応できる柔軟性があること、


必要な時に助けを求められることの心がけを養うために、


親の言葉がけが大きな力となっていくかとも。


まずは・・・


結果よりプロセスを褒めること。


結果よりも、


途中の頑張りや子ども自身の成長のプロセスに


着目して認めていくこと。


そして「いつでも味方」で安心感を与えること。


不安を感じたとき、


いつもママやパパが、


そばで見守ってくれているという安心感を与えること。


敏感さの良い面を認めること。


繊細であることは共感力が高いということですから、


敏感な子の豊かな内面世界を


積極的に評価してあげることで、


自己肯定感が高まります。

(また、自己肯定感かっ!笑)


繊細さは気質でありますから、


気質という本来の姿を抱きしめてあげることかと。


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長谷川 ●子先生ですが・・・


本日で産休前の最後の出勤になります。


1度目の育児休業復帰後から、


自分にできることを模索しながら活躍してくれました。


ピリッとした空気感を職員室にもたらせ、


子育てと仕事の両立を図り


自らの長所(短所)を活かしてくれました。