2023/06/21

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】心の姿勢

 



私は幼稚園という世界に携わり、


素直・プラス発想・勤勉という3つが


人の成長の3要件であると教わり、


常に念頭に入れて取り組んでいます。


素直・・・


これは人として最大の武器でもあると思っています。


多くの人が素直ではありません。(私も含めて)


だからこそ、


広義において自分のなりたい姿になれません。


今の時代は情報が氾濫していますので、


少し意識するだけで、


上辺の知識はいくらでも入ります。


何でもググればいい・・・


これが危険でもあり、


やっかいだ思っています。


私が日々こうして書いているメッセージ等も、


素直に受け取って読んでくれている人もいれば、


半信半疑で読んでいる人もいる事でしょう。


捉え方は自由ですから綺麗ごとと捉えようが、


理想論と捉えようが、


それはそれで構いません。


どのように捉えたほうが


良い気分になるか、


自分のためになるか、


今後に活かしていけるか、


さらに言えば、


幸せに感じるか、


幸せになっていく可能性があるかなどを



考えながらのほうがいいのではと思います。


「孤立」「独善」「傲慢」と「和」「共栄」「謙虚」


こんな記事を目にしたことがあります。


「我」の強い人の特徴は「人の話を聞かない」、

そして「自分が絶対正しい」と思っています。

つまり「独善」です。

そういう人は決まって「傲慢」です。

だから「孤立」してしまうんです。

これは不幸の極みです。


私たちはこの話を聞いて


他人の顔は思い浮かべるけれど、


まさか自分のこととは誰も思っていないもの。


本当は自分を顧みなければいけない話なのです。


人はどうしたら幸せな人生を送ることができるかというと、

「我」の強い人の対極を考えればいいのです。

「孤立」の対極にあるのは「仲良し」、

すなわち「和」です。

これは日本人の一番真ん中にある精神です。


「和」という字は「のぎへん」に「口」と書きます。

これ、「同じ田んぼで取れたお米の収穫を祝って一緒に食べる」

という字です。だから仲良く食事をするのが幸せだということが

この字から分かります。幸せとは「近くにいる人と仲良く

笑いながら飯を食べること」なんです。ここで大事なことは、

キリスト教には「自分を犠牲にして人を幸せにする」という、

尊く素晴らしい考え方がありますが、

仏教では「共に」を大事にしています。

すなわち「共栄」です。

もちろん自己犠牲の上に成り立つ愛情もあります。

だけど人として厳しい訓練を受けないと

そんなことはできません。

やっぱり親が子を思う時、

子どもだけ幸せになってもらうのではなく、

親も幸せになってもらいたいです。


「相手も自分も共に良くなっていこう」

という意識で生きている人の周りには、

必ず人が集まっていきます。

その時の心の姿勢を一言で表すと

「謙虚」ではないでしょうか。


参観WEEKですが、


保護者の方に声をかけていただきました。


「とても見ごたえのあるクラスの活動の様子でした。

内気な娘がクラスに馴染み、お友達たちと目標に向かって

いる姿が嬉しく練りました。私も母親として頑張ります。」


心の姿勢が素敵なお母様だと感じたことでした。


2023/06/20

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】消費か投資か・・・


ショックな求人広告です。


ショックというか・・・


目にして吹き出してしまったし、


終わったな・・・


と思ってしまいました。



この広告につられていく人は、


先生という職業に誇りを持っているのだろうか。


このサイトに求人広告を出す園は、


どのような園なのであろうか。



我が子を通うわす保護者の方々は、


我が子の先生が、


このような求人につられてきたとしたならば、


安心して我が子を預けることができるのだろうか。


この人件費で収支が合う園は


かなり無理が生じると思うけれど・・・


保育所という公定価格の制度の中で


保護者の方々からの納付金を


徴収できるわけでもない。


教材をケチるのか?


何を節約すればいいのか?


色々と想像が膨らんでしまうもの。


月収30万とか37万・・・


大規模保育所の施設長クラスの賃金だろうけれど、


これにつられる1〜10年のリタイヤ組の


保育士もいるのだろう。


世の中・・・


そんなに甘くない。


仕事とは・・・


時間を消費するものではないと思う。


先生という仕事は


時間を消費するものではないと考える。


でも・・・


時間というものは確実に過ぎていくもの。


その時間をどう使おうが、


時間は進んでいくもの。


時々・・・


私はこんなに長時間仕事をしていると


自慢げに言う人がいます。


こんなに長時間働いているのだから、


〇〇は無理だ、


出来ないと言う人もいます。


この〇〇に入る言葉はいろいろありますが、


結局、


長時間働いていることを理由に、


〇〇について正当化している事が多いです。


時間を使っていれば、


仕事をしていると思うのは、


どうなのであろうか。


一般的には、


雇用されている人であれば、


正規雇用であれ、


非正規雇用であれ、


極論を言えば、


その時間会社にいれば、


決められた報酬はもらえると思います。


でも・・・


実際には、


仕事をしていると認められるのは、


その成果に対してです。


求められている役割を果たしている、


成果を出しているからこそ、


仕事をしていると認められ、


それに見合う報酬も、


もらえているのだと思います。


ある一定の期間で見てみると、


いわゆる仕事が出来る人、


成果を出している人とそうでない人の違いは、


時間に対する意識と考え方の違いが大きいものです。


成果を出していく人は、


時間に対して、


自分自身が投資しているという意識があるように思えます。


投資していると思えば、


その時間に対して、


より有効に活用しようと考えます。


日々の仕事に対する意識が、


全く違ってくるものです。


ゆるく働きたい。


のんびり働きたい。


これは・・・


そこまでの意識はなく、


ただ消費しているだけのように行動しています。


だからこそ、


その差が積み重なっていき、


一定期間で見ると、


結果や成果の違いとなって、


あきらかになってくるのだと思います。


このような保育士の方々は


何のために仕事をしているのでしょう?


その先に何を求めているのでしょうか。


求めているものが高ければ高いほど、


はじめのうちは、


そのことに対して、


時間を長く費やすことは必要だと思います。


よく言うように、


圧倒的な時間を費やすことは必要だと思います。


ただし・・・


勘違いしてはいけないのは、


長い時間を使えば、


求めている成果が出るというわけではないということです。


ただ消費しているだけなら、


いくら時間を費やしても、


あまり成果は変わらないはずです。


だからこのような求人を打ち出す園は、


成果を求めることができないから、


消費するだけでいい。


頭数を揃えればいい。


そのような考えもとで


打ち出されているのかも知れません。


これが多くの保育所や、


もしかしたら私立幼稚園の現状なのかも知れません。


先生という職業に就く方々へ提言したい。


できることならば、


ただ消費するのではなく、


投資していると言う意識を持って、


目の前の仕事に取り組んだほうが、


働きがいが見つかり、


やりがいも芽生えてくるものなのです。


どういう意識でも、


時間は同じように流れていきます。


少し考え方を変えるだけで、


時間に対しての感覚も変わってくるものです。


この消費と投資という意識はもの凄く大事です。


「桃栗三年柿八年」


「梅は酸い酸い十三年」


「柚子は大馬鹿十八年」


「梨の馬鹿目が十八年」


次は・・・


テキトーに働きたい保育士募集という


求人広告になるのか?


組織は人に投資しているものなのですが、


そんなことを言っていられない現実もあるのでしょう。


これでいいのか?と疑問を投げかけることも


時代錯誤なのかも知れない。


ちなみにこの広告は全て同じ紹介派遣業者のものですが・・・


情報が矛盾してますね。


2023/06/19

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】どうでもいい話

 


どうでもいい話。


誰もが知っている絵本だと思っていたのですが、


思っていたのは自分だけ・・・笑


若い先生方は知らなかった


「ちびくろさんぼ」。


考えてみると・・・


そりゃそぉーだ。


この「ちびくろさんぼ」


25年くらい前は


数年間、


絶版になっていたから。


1作目がとてもウケたから、


2・3と続編もあるほど。




ヘレン・バナマンによる原作は

差別の問題で絶版になったとはいえ,


そのストーリーの楽しさとか・・・


おもしろさは


子供心をくすぐるものだと思っています。


この原作のもつ長所をそのまま引き継いで、


原作のもつ問題点を修正し,


犬を主人公とした物語として改作した


チビクロのさんぽ(散歩)がある。
(この絵本だけ持っていない。)



絶版になっていた「ちびくろさんぼ」の


人種差別的な部分を変更し


原作のイメージも


壊さないように描き直されたもの。


また、


ストーリーはそのままで、


タイトルと表現を変えたものもある。


「ちびくろさんぼ」という名作を


知らない世代があるという事実。


どうでもいい話だが、


どうでもよくない話。

2023/06/16

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】波動の凄さ

 


景色が変わると波動が変わるものです。


波動なんて言うと、


ちょっと怪しいと思う人がいるかもしれませんが、


目に見えないだけで、


波動はあります。


波動が変わると、


いろいろなことが変わってきます。


ではどうすれば波動が変わるかと言えば、


行動を変えることです。


そして・・・


習慣を変えることです。


行動が変わると、


不思議に起きる出来事は変わってきます。


自分の習慣が変われば、


周りの人のあなたを見る目も


変わってくるからです。


自分自身が発する波動が変わってくるから


周りの人もそれを感じるわけです。


類友の法則とかいろいろありますが、



すべて自分の波動次第です(笑)


しかし・・・


この波動と言うものは、


自分で変えるしかありません。


きっかけは、


周りの人が作ってくれるものですが、


それに気づいて、


行動を変えていくのは自分自身です。


何を聞いても、


どんなに良い事を聞いても、


どんな知識が身についても、

自分の行動が変わらなければ、


波動も変わらなければ、


結果も変わりません。


人生は波動で決まると言う言葉を聞いたことがありますし、


動物の中で波動を変えられるのは人間だけだそうです。


いいこと聞いたら・・・


即実践、即実行なのです。


自分自身で変えられること、


素直に変えていきましょう。


少しでも良い方向に進むために、


変えるべき事、


すぐに変えていきましょう。


自分自身の口ぐせや行動から。


自分自身に良い種を蒔くことです。


2023/06/15

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】継続の凄さ

 

続けることの凄さ!!


石の上にも3年・・・


と言う言葉を聞いたことがあるでしょう。


なんとなく意味もわかっていることと思います。


なぜ石の上に3年なのでしょう・・・


水の中にも8年なのかな?


針の山では10年???笑


知っている人がいたら教えて下さい。笑


ちなみに、


1日A4で1枚。


その日の学んだことを記していけば、


3年もすれば、


すごい量の資料となり、


知識と知恵となるものです。


例えば3ヶ月とすれば、


10日しか続かない人、


続けた人では大きな差となります。


紙10枚と紙90枚の厚さでは一目瞭然です。


これが


3ヶ月後、1年後、3年後と


もの凄い数字になっていくものです。


人の成長が、


すべて数字であらわせるものではありませんが、


続けていくことの凄さは感じられると思います。


日々取り組んでいる事、


担当業務に関する知識、技術、


あるいは、日常での挨拶、掃除、


身だしなみ、笑顔、言葉遣い、などなど、


1日、何か成長していくと決めて実践していけば


それは必ずもの凄い成果となってあらわれます。


たまに集中して実践するよりも、


日々、少しでもいいので


継続していくことのほうが


成果としては


大きなものになっていくでしょう。


なんとなく過ごしていても、


時間は過ぎていきますし、


自分自身は特に何も困らないかもしれません。


何か目指していることがあるのなら、


やはり日々の積み重ねしかありません。


ドラえもんはいないのです。


誰かが何とかしてくれるものでもありません。


周りに依存ばかりしていても、


何も変わらないということです。


そのために何かを実践することです。


行動することです。


3ヶ月後、1年後、3年後、


どうなりたいか、


どうなっているかは


すべて自分次第であり、


自分が決めていると言うことです。


何かひとつでもいいと思いますし、


小さなことからでもいいと思います。


続けることの凄さを実感してみることです。


景色が変わってくるものです。


2023/06/14

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】ご恩・・・



「受けた恩は石に刻み、かけた情けは水に流せ」


と言います。


「恩知らずの欲望ほど大きな悪を持っている欲望はない」


と言います。


恩を仇で返す人・・・


あなたは恩知らずの行動をとっていませんか?


知らず知らずのうちに


恩を仇で返すような行動をとってないでしょうか。


誰もが自分はそんな行動は


とっていないと言うかもしれません。


しかし・・・どうでしょうか。。。


受けた恩というのは忘れがちです。


お世話になった人や、


困った時などに力を貸してくれた人はいるはずです。


仕事で悩んでいる時に愚痴を聞いてくれたり、


真摯にアドバイスをしてくれたり。


厳しく叱ってくれたり。


見守ってくれて影で助けてくれていたり。


そういう人に対して恩を感じているでしょうか。


恩をしっかりと返せているでしょうか。


実際には恩を返せている人というのは少ないと思いますし、


ほとんどの人は、


忘れている事のほうが多いでしょう。


人は・・・


受けた恩は小さく、


少なく感じるものであり、


与えたほうは、


結構大きく思っていたりするものです。笑


基本的に、


人は自己中心的なので


そうなってしまうものかもしれません。


しかし・・・


きちんと恩を忘れずに意識している人がいます。


そういう人はなぜか出世していたり、


活躍していたりするものです。


これは理屈ではないものだと思っています。


今は恩に報いると言う考え方よりも、


自分だけ良ければとか、


周りを騙しても自分だけ稼げればとか、


そういう人が増えていて、


恩知らずが生きやすい時代とも


言えるような気がします。


だからこそ、


恩を忘れずに意識できている人が、


最終的には、


大事にされたり、


人からもの凄く信用されたりするのだと思います。


恩に報いるというのは、


単純に現実の損得勘定だけでは


割り切れるものではありません。


ベースには、


やはり感謝の気持ちと言う、


簡単にあらわせないものが存在します。


これからの時代は、


あらためて、


そういうものに意識が行くようになるでしょうし、


そういうものの大切さ、


重要さが見直されてくると思います。


今のあなたを応援してくれている人、


いつもあなたを見てくれている人は、


必ずいるはずです。


ですから、


あなたがどう感じて、


どういう行動をとるかだと思います。


必ず時代が違うとか思う方もいるかもしれません。


ですが・・・


恩を仇で返すような生き方をしていて、


本当に幸せになれるものなのでしょうか。


人を騙したり、


嘘をついたり、


周りにいる人に感謝も出来ずに、


自己実現が出来るものなのでしょうか。


考え方や価値観はそれぞれですが、


やっぱり人と関わって仕事をしていくのだから、


時代が変わってもベースになるもの、


原理原則のようなものは同じだと思うのです。


私自身、過去を振り返れば、


きっと・・・


恩知らずの行動を多くとってきているのだとも思います。


その中で気づいたことも多くありますし、


何でも多く受けるほうが


幸せだと思われている時代かもしれませんが、


「受けるよりは与えるほうが幸い」


と言う言葉もあります。


与えられるものは誰もがたくさん持っています。


周りの人に何を与えているか、


与えられるか、


これが私の人財育成の基本となることです。


2023/06/13

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】我慢を育む



自己抑制という意味での我慢についても、


あまり幼いときから


無理に我慢させることは注意が必要です。


子どもは幼稚園や保育所での集団生活を通じて、


徐々に自己抑制を学んでいくからです。


2歳児たちの入園式では、


どの子どもも落ち着きがありません。


でも、4年後の卒園式では、


見違えるほどに


成長した姿を見せてくれるものです。


そもそも・・・


親の都合で幼い子どもに


我慢をさせることはなるべく避けるべきです。


なぜなら、


3歳くらいまでの幼い子どもに


無理やり我慢をさせたり、


「ダメ!」とむやみに禁止したりすると、


自発性が伸びなくなるからです。


「辛抱強い子」を育てるには、


「認めていく」ことが一番なような気がします。


親の願いとしては、


子どもが成長して小学生くらいになれば、


勉強やスポーツなどに


一生懸命に取り組める


我慢強い子どもになってほしいものですが。


そういう子どもに育てるためのポイントは、


やはり「認める」ことだと思いうのです。


子どもが我慢強くなにかに取り組めたとしたら、


「頑張った!!」「よく我慢できた!!」と認めてあげて、


「本当はね・・・遊びたかったのにね」と


子どもの気持ちに寄り添うことも必要です。


我慢できたことを認められた子は、


我慢することに意味があると気づくようになります。


同時に認めていくことは


子どもの達成感を高めることにもなります。


何かを成し遂げれば、


子どものなかで達成感は生まれますが、


親に褒められることが、


その達成感をさらに高めてくれるのです。


その体験を経ていくからこそ、


子どもは自信をもち、「


次も頑張ろう」と思えるのです。


頑張って我慢してよかった・・・


と感じさせてあげることが必要かと。


我慢、忍耐、辛抱・・・


死言葉かもしれませんが、


成功する・・・


目標を達成するには必要なことなのです。