パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】文系?理系?
のめり込むほど全体は見えなくなるものです。
目の前のことのみに囚われ、
俯瞰して判断することが難しくなるということ。
ですが・・・
全体ばかり見ていては、
現実的には少しも進歩しないということもある。
所謂・・・
柔軟に対処していかなくてはならない。
目の前のことに一生懸命取り組み、
楽しくなりながら、
実感を伴い進めるのは人間的でいいものだと思う。
しかし・・・
ときにデータとして、
先入観に惑わされずに判断して、
実行することも重要になる。
こちらはどちらかというと機械的に思える。
文系と理系の違いという視点。
一方は・・・
その場その都度のベストを出し、
全体への関心が薄い。
他方は・・・
全体を見ながら目の前の状況を淡々とこなす。
どちらも必要な発想。
私は非人間的に物事を処理するのには違和感がある。
しかし・・・
実際はデータとして客観的にみて、
どのような手を今!ここで!
打つのがベストなのかはみえてくるもの。
だからこそ逆転勝利というものがある。
目の前のことに没頭してしまうと、
これが流れというもの。
全体的に見れば、
流れを止めることが先決だったりもする。
だが・・・
目の前の状況を何とかしようとするあまり、
一旦は流れを中断するという発想をなかなか持てない。
このように・・・
先入観で判断してしまうと、
攻めるべきポイントが曖昧になる。
詰めの甘さが残り、
勝ち切れないパターンとなってしまう。
普段こそは、
楽しみながら、
モチベーションを維持しながらやることは大切なこと。
一方で・・・
全体を俯瞰して
どこが勘所なのかを鋭く見抜く力も
能力を高めるというのは事実だと思う。
理系と文系の発想を内包するのが、
情報量を増やすということだと考えている。
目の前に没頭してガンガン攻める時、
その選択肢が間違ってなければ、
そのアプローチはうまく運ぶ。
一方・・・
情報量を増やすと別の見方にも出逢う。
何かを選んでいる時点で、
他のものが見えなくなるというリスクを取っている。
逆に・・・
十分な情報を持っていて、
全体像が見えていれば、
今!!取り組むべきことは、
自然と決定されていく。
だからこそ・・・
情報収集には手を抜かずに取り組み、
見方を変えて、
広げるような視点を大切にしたいもの。
これが情報は移動の距離に比例するというのであろう。
この移動の意味合いを勘違いしてはならない。
パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】生きる術を学ぶ場所。
育ちの学期。
特に年中児の育ちは面白い。
これまで言葉にできなかった感情が言葉になる。
仲良しの友達も多くなるが、
仲がいいけどケンカにもなる。
ここで覚えていくことが、
折り合いというもの。
もちろん、
それぞれの言い分もあるが、
ソレはそれぞれの胸のうちであり、
どちらも正義!
アフタークラスになると、
おうちが恋しくなるせいか?
一日の疲れが出て我儘になるせいか?
仲が良すぎて、
いつもながらぶつかる2人。
だったら側にいなきゃいいじゃない?
と思うのだが・・・
気も合うから、
そうはいかない。
アフターの担当の先生の堪忍袋の尾が切れて、
困り果てている2人・・・笑
生きる術を教えてみた。
どんな術かって??
そりゃ内緒の話だ。
パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】区長室へ
私立幼稚園PTAを代表し2名のお母様方にご協力いただき、
要望書を提出して参りました。
このような機会を通じて、
保護者への軽減負担(無償化補助金)の増額など、
構築されていくのです。
私立幼稚園を取り巻く環境が変化しています。
保育所優勢の制度・・・
大田区の独自の私立幼稚園への政策がガキとなります。
私も7月、8月は週に2回は
区役所の各部局に足を運び交渉してきました。
区長様、議長様は
十分に私立幼稚園を研究してくれています。
この区長室・・・
前区長の時代から、
年に幾度も訪問させていただいているのですが、
はじめのうちは、
とても緊張したものです。
今では勝手も知れて・・・
こんにちは!という感じですが。
きっと・・・
お母様がたは緊張されたことでしょう。
ありがとうございました。
パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】どうなのよっ
大田区の教育ビジョンの策定会議。
令和6年度より実施する
「おおた教育ビジョン」の最終会議。
この素案をつくるにも
行政の方々の苦労がうかがえる。
理論的にはいいものだと思う。
教育長、大学教授を座長におき、
私立幼稚園、保育所、
公立小学校長会、公立中学校長会、
それぞれのPTA代表や
一般公募の委員で構成される。
この会議・・・
正直、私立幼稚園も保育所も
いてもいなくてもいいと思うのだが、
大田区の幼児教育を担うので参加のお呼びはかかる。
でも・・・
このような会で発言はキチンと残しておかないと、
様々な場面で影響してくるものだと、
制度の改定や「子ども子育て会議」
にも影響するものだと、
大田区私立幼稚園連合会の
会長職に就いて痛感していること。
今日の私の発言。
与えられた時間は5分。
「私立幼稚園の教育経営を通じて思うこと。
どんなに立派な理想を掲げても、
それを実践する先生方が理解しなければ意味がない。
同時に教員育成には取り組むべき。
学校という場はいい先生が必要。」
この発言はタブーなのか?
空気が凍りついたようにも思えた。
「令和6年から令和10年までの
5年間のビジョンとなっているが、
幼児教育を担う立場において
少子化ではなく少子の時代に突入したと考える。
近年、私たち私立幼稚園に対する制度が
著しく変化しているが、
この5年間の間にも、
大きく変わる制度もあることであろう。
同時に園児数の激減により
閉園する園も数園あると予想している。
5年間のビジョンではなく、
その都度、是正できるビジョンであってほしい。」
これも大学教授、校長会の先生方は反応なし。
教育長と一般公募の委員の方は賛成してくれた。
意見を述べなくても、
どうなのよっ・・・とも思うが、
意見を述べても、
どうなのよっ・・・
と思われているに違いない。
いい教育を実践するには、
手間も時間も費用もかかるということには、
道がいない。