2023/10/30

パー幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】準備&計画

 

「成長には準備が必要。


自らを成長させるための準備をすること。」


この準備を怠っていると、


チャンスが目の前にやってきても


チャンスをものにすることができず、


そのチャンスは他の所へ行ってしまうのです。


ドラッカーの理論のひとつです。


ですから、


準備を失敗することは、


失敗を準備するだと思っています。


計画と準備の違い?


概念の問題かもしれませんが、


計画とは・・・


どのような定義で、


準備とは・・・


どのような定義として捉えていますか?


当然、日本語なので意味はあります。


計画・・・ある事を行うために、

あらかじめ方法や順序などを考えること。

その考えの内容。

もくろみ。プラン。

(デジタル大辞泉)


準備=物事をする前に、

あらかじめ必要なものを

そろえたり態勢を

整えたりして用意をすること。

(デジタル大辞泉)


GPDRサイクルといった・・・


フレームワークがあります。


そこでも計画と準備は


分けて考えるように定義されています。


G = Goal Creation(目標設定)

P = Preview(準備・計画)

D = Decision Making(意思決定)

R = Review(振り返り)


よく似たサイクルで


PDCAサイクルがありますが、


ここでのPはPlanの計画です。


このプランと同じくらい


大事なのが準備だと思うのです。


準備は英語で言うとPreparation。


最高の準備ができた!と思った時、


この準備の定義はなんでしょう?


最高の計画を立てた!


これはざっくり言うと、


準備の一つとして計画を


立てたということもできます。


コーチングにおいては、


プラン・プランニングという言葉をよく使います。


スポーツの世界で例えると、


ゲームプラン。


こんなように試合を運んで勝利しようという計画です。


もちろんプランを立てても


絵に描いた餅になってしまっては意味がないので、


これは実際に遂行可能なものであるべきです。


つまり計画(プラン)とは、


ゴールに向けた理想のプロセスを


可視化させることが必要なのでしょう。


さぁ・・・


11月30日まで計画の正味21日間のという時間。


それぞれが可視化させることを試みて欲しいものです。


準備は4月からの積み重ねてきたハズ。


2023/10/27

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】ママの応援!


Pearl 0-2 MaMa Gartenも


登録者も100名近くになりましたが、


まだ、まだ認知度は低いものだなと感じています。


どこの園も手を出せない領域ですから、


仕方がないかもしれません。


パール幼稚園は「子育て(ママの)応援」もしています。


MaMa Gartenを開設して、


乳幼児の姿を目にすることが多くなりました。



そのような姿を目にしていて、


やはり!子どもってすごい!と思うわけです。


誰もが同じ人間として生まれてきて、


本当にこんなに学習し、


成長しまくっていた時期があったのか!


と疑いたくなるのです。


子どもを見ていると、


自分もこうやって成長したなら、


まだ、まだ、大きなことを成し遂げ、


成長ができるのではないかと思ったりします。笑


人工芝をハイハイしているのに、


ベンチに登ってみようとしたり、


自分の気持や意思を


なんとか伝えようと試してみたり、


近くにあるものは


何でも手にとって眺めて口に入れてみたり、


そんな姿を目にして「まだできないよ」と


言いそうになる自分にうんざりすることもあります。


「できない」と思ってもいないから、


子どもはしばらく経って本当にできるようになってます。


数ヶ月も立てば、


歩いて・・・


走って・・・


よじ登って・・・


言葉を喋って・・・


話をして・・・


道具の使い方を覚えています。


赤ちゃんに学ぶ成長する人しない人として、


「できない理由を探さない」というのは


生きる上でとても大事なことだと思います。


例えば・・・


同じ経験をしても成長する人としない人がいます。


頭の切れる人は、


経験からの学習能力が凄まじいと感じます。


成長する人としない人では、


同じ経験をしたとしても、


そこから学べる情報に差があるのでしょう。


疑問力と想像力と好奇心


この3つの差だと思うのです。


この3つは相互に作用しあっていて、


それぞれが独立した別のものというよりは、


どれかがどれかを生んで、


そのどれかがまた何かを生んでるイメージです。


乳幼児期から幼児期においても、


子どもたちは無意識のうちに、


この3つが相互しながら、


自らを成長に導いているシーンには


感動することばかりです。


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最年少クラスの


入園受付前の事前面接がはじまりました。


30代前後の若い世代のご両親が面接資料などにも、


『どんな環境で過ごすことがいかに大切かと感じた』


との記載もあり、


入園説明会にご参加いただき、


私の話しを


真剣に受け入れていただけたことが伺える時間でした。


このような保護者の方々の想いに触れると、


私にとっての入園面接は、


よし!やるぞ!と


身が引き締まる時間でもあるのです。


今年は私が園庭をかけ回っていた頃、


岡本先生が新人の頃でしょうか?


送り出した卒園児たちが、


父として、母として我が子をと


パール幼稚園の門を叩いてくるようになりました。


時の流れも感じ、


これも、また、嬉しい時間でした。




2023/10/26

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】美意識

 


いい先生になってきたなー。


ここから?


どう伸ばすかなー??


こうゆーことを考えるのも、


園長業の楽しみのひとつ。


美意識。


そこには人が世界を評価し理解する基準がある。


美意識とは・・・


私たちが物事を美しいと感じる能力であり、


その基準は文化や時代、


個々の価値観によって大きく変わるもの。


科学的には・・・


美に対する認識は脳内の


特定の部位が活動することによって生まれ、


前頭葉や側頭葉が関与しているという。


これらの部位は思考や感情、


意識などの高次脳機能に深く関わっていて、


脳内で美の認識が形成される場所だという。


美意識は・・・


科学的な観点から見ても、


文化や個人の価値観から見ても、


非常に複雑で深遠なものなのだろう。


パール幼稚園にとっての「いい先生」とは、


これも美意識の表現のひとつ。


美意識とは・・・


その時代の文化や社会状況とか、


技術の進歩などによって大きく影響を受けるもの。


歴史から考察しても時代によって、


様々な美意識も異なってくる。


もちろん・・・


パール幼稚園にとっての「いい先生」という美意識も、


根本的な軸は不変ではあるが、


異なってきている部分もある。


ということは・・・


美徳とする部分も変化してきているのであろう。


挨拶ひとつとっても、


体育会系の元気で明るい大きな声の挨拶を美徳とするか、


おしとやかな気品漂う挨拶を美徳とするか。


それぞれだが・・・


美意識は時代背景や


時の流れで変わることも確かなこと。




2023/10/25

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】育ちの時期

 


年中児たちは、


だんだんと自分の思いが


整理できるようになってきて、


思いを


言葉にできるようになってきました。


今が育ちの時期です。


この仕事をしていて一番に面白いことは、


園児たちの姿を眺めていて、


何でこんな行動をするのだろう?


何でこうやっちゃうんだろ??


と・・・


その子の気持ちになって


考察することが面白いもの。


そのような中でも、


悔しさから移す行動が興味をひく。


さて・・・


悔しさを感じること・・・


悔しさは人の成長において重要な要素であると思う。


それは成功への道のりにおいても


避けては通れない感情と言えると思うのです。


私も一丁前に経験を通じて、


この感情の価値は理解しているつもりだ。


悔しさは、


失敗と向き合い、


それを乗り越える力を与えてくれるものであるのだが、


幼いうちに悔しさを感じるからこそ、


目標に向かってさらなる努力を惜しまなくなる。


この過程で学ぶことが多いということだ。


誰でも人は失敗を恐れると思うが、


失敗することで初めて悔しさを感じることもできるもの。


悔しさは、


今の自分になにが足りないのか、


なにを改善するべきかを示してくれるもの。


私も何度も失敗を経験しているので、


それが現在の礎となっていることは確かなこと。


けれども・・・


失敗から学ぶことは簡単なことではないことも理解できる。


悔しさを受け入れて、


それから学ぶことで人は成長するものだと思う。


悔しさは努力の源泉であって、


それが最終的には成功に繋がると信じている。


ありきたりな言い回しになるが、


悔しさをバネにしてさらに努力し、


さらに高い目標を目指すことで、


人は自分自身を超えることができる。


所謂・・・自分の可能性を広げていくもの。


悔しさを感じ、


それを乗り越えることで得られる、


成長や成功について考えていけば、


具体的な方法に繋がる。


悔しさを受け入れることは、


自分の欠点や失敗を認識し


自分に向き合う第一歩となる。


悔しさを受け入れることで、


成長の機会を見つけることができる。


失敗は学びの機会であり、


悔しさはその学びを深化させる。


悔しさを感じることで、


人は何が改善されるべきかを理解し、


新たなスキルや知識を獲得する動機を得るものだが、


今の若者は、


これを理解している人と理解できない人に二極化している。


悔しさは困難な状況を乗り越え、


目標を達成するための重要な動機となるもの。


悔しさを受け入れ、


それから学び、


努力を続けることで成長する。


悔しさと成長の関係性を理解することができれば、


それを活用する方法をさらに学ぶこともできる。


2023/10/24

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】何のために・・・

 

文部科学省の幼児教育課長のお話をお聞きし、


10年後に向かって


前途多難は覚悟であるが、


夢物語の続き


所謂・・・


理想の延長が描けると確信。


無いものつくる!の精神で挑みます。


何のためにがキーワード。


色々とネタが満載な話の中でしたが、


ICTを活用した教育の見える化・・・


ということも主張されていた。


よくよく聞いてみると・・・


ウチでは、


そんなの10年以上前からやってるよ!


ということ。


毎週、毎週、


クラスごとに配信している


インデックスと題したポートフォリオ。


これは園の大切な成果物の記録なのです。


保護者の方々に園での様子をお伝えし、


共有していただくことも目的ですが、


実はコレは、


もっと大きな目的があるのです・・・


担任の大切な振り返りの資料となり、


幼稚園教諭としての力量を高めるために


重要な資料となるのです。


もちろん・・・


作成していくには


手間もかかり時間もかかります。


担任の先生方は大変といえば大変ですが、


幼稚園教諭として


レベルアップするために必要なこと。


教育実践を展開していくためには、


振り返ることは重要。


振り返るから繋がる。


振り返ることによってこそ、


予見ができるものなのです。


写真を活用するので


日常に余裕がなければ、


写真も集めていくことができない。


クラスの様子や遊びの展開や園児の心情を考察する。


これらは大切な研究資料となり、


育ちの理解を深める大切なものなのです。


保護者に伝えるという点だけで


ノルマ的に取り組んでいる先生も


いそうな感じもしますが・・・


自分自身の教育実践や


クラス運営の研究のひとつであることも


再認識して欲しい。


何のために取り組んでいるかという理解で


その先は変わるもの。


2023/10/23

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】アップデート


 全日本私立幼稚園連合会の園長設置者研修大会で山形入り。


以前までは、


全く興味がなかったので参加するようになったのは、


ここ数年。


大田区の団体長なので制度への知識は大事。


常にアップデートしていないとならない時代。



今期は昨年から政策副委員長としての立場もあるし、


分科会でのプチな発表もあるので今年も参加。


日本全国の8割の私立幼稚園が認定子ども園。


残り2割の内の9割が東京の学法私学助成園。


文部科学省や子ども家庭庁のお役人様からの


新しい制度の話しもあるので、


今後というか・・・


タイミングが合えば、


今すぐにでも取り掛かろうとしている


本園の仕組み改革というか、


制度を活用した入園までの仕組みをアレンジするという


制度を理解していない人には無謀に見える・・・笑


制度を理解しているからこそできる


理にかなっているという


私の思考の照らし合わせができるハズ。


昨日から前乗りで山形入りしている先生方の情報だと、


かなり寒いらしい。


でも・・・


薄着で向かっている。

2023/10/19

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】文系?理系?


のめり込むほど全体は見えなくなるものです。


目の前のことのみに囚われ、


俯瞰して判断することが難しくなるということ。


ですが・・・


全体ばかり見ていては、


現実的には少しも進歩しないということもある。


所謂・・・


柔軟に対処していかなくてはならない。


目の前のことに一生懸命取り組み、


楽しくなりながら、


実感を伴い進めるのは人間的でいいものだと思う。


しかし・・・


ときにデータとして、


先入観に惑わされずに判断して、


実行することも重要になる。


こちらはどちらかというと機械的に思える。


文系と理系の違いという視点。


一方は・・・


その場その都度のベストを出し、


全体への関心が薄い。


他方は・・・


全体を見ながら目の前の状況を淡々とこなす。


どちらも必要な発想。


私は非人間的に物事を処理するのには違和感がある。


しかし・・・


実際はデータとして客観的にみて、


どのような手を今!ここで!


打つのがベストなのかはみえてくるもの。


だからこそ逆転勝利というものがある。


目の前のことに没頭してしまうと、


これが流れというもの。


全体的に見れば、


流れを止めることが先決だったりもする。


だが・・・


目の前の状況を何とかしようとするあまり、


一旦は流れを中断するという発想をなかなか持てない。


このように・・・


先入観で判断してしまうと、


攻めるべきポイントが曖昧になる。


詰めの甘さが残り、


勝ち切れないパターンとなってしまう。


普段こそは、


楽しみながら、


モチベーションを維持しながらやることは大切なこと。


一方で・・・


全体を俯瞰して


どこが勘所なのかを鋭く見抜く力も


能力を高めるというのは事実だと思う。


理系と文系の発想を内包するのが、


情報量を増やすということだと考えている。


目の前に没頭してガンガン攻める時、


その選択肢が間違ってなければ、


そのアプローチはうまく運ぶ。


一方・・・


情報量を増やすと別の見方にも出逢う。


何かを選んでいる時点で、


他のものが見えなくなるというリスクを取っている。


逆に・・・


十分な情報を持っていて、


全体像が見えていれば、


今!!取り組むべきことは、


自然と決定されていく。


だからこそ・・・


情報収集には手を抜かずに取り組み、


見方を変えて、


広げるような視点を大切にしたいもの。


これが情報は移動の距離に比例するというのであろう。


この移動の意味合いを勘違いしてはならない。