2024/03/15

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】修了証書授与式


 パール幼稚園69回目の修了証書授与式。


日々の積み重ね・・・


園児たちの姿をご覧いただけたことと思います。


教育課程の期間、


多くのご協力を賜り、


この日を迎えることができ感謝申し上げます。


園児たちに託す想いは、


自分の未来に恋をすること。


この日・・・


パール幼稚園でのいちばん新しい思い出となりました。


ありがとうございました。

2024/03/14

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】令和6年度修了式


 

令和6年度の修了式です。


至らぬ点も、


多々、あったことと存じますが、


保護者の方々におかれましては、


今年度もご理解いただきご協力をありがとうございました。


修了式・・・笑


園児たちに修了式と言ってもピンとこない子が大半です。笑


日本という国は四季があるので、


季節を感じながら1年が経過していくことは分かり易いもので、


桜が咲く頃、


4月になれば、


新しい学年、


新しいクラスになり


進級というものを感じていくものだと思います。


自己成長の場ということを考えたことはあるでしょうか。


自分の時間を占有する場所。


自分の思考を占有する場所。


自分の生活空間を占有する場所。


ここが自己成長の場となるのです。


多くの人々は職場だということです。


さて・・・


自己成長遠いことを意識したことはあるでしょうか。


学生時代に優秀だと言われていた人でも、


社会人になってからは、


あまりぱっとしない人がいます。


逆に学生時代、


それほどでもなかった人が、


社会人になってから


もの凄く活躍したりすることもあります。


それはなぜでしょうか??


いろいろな理由はあると思いますが、


一番大きいのは、


その人自身の意識の差だと思います。


常にレベルアップを目指し意識している人、


あるいは・・・


人の役にたとう、


人に喜ばれることをしようと常に意識している人、


このような人たちは、


成長していくし、


活躍していきます。


自分自身が成長していくことで、


周りの人の役に立つことも増える、


広がると言うことに繋がってくると思います。


反対に全く成長していかなければ、


役に立てることも


気づけば減っているということになるかもしれません。


自分が成長する時とは・・・


どのような時であるか。


自分が成長する場とは・・・


どこであるか。


ここの認識が必要となるのです。


成長の場・・・


日々働いている職場が成長する場でなければ、


いつ成長するのでしょうか。


自宅に帰ってから何かを学んでいる時であるか?


休日に何かに取り組んでいる時であるか?


1日のうちで圧倒的に長い時間を費やしている場所、


その場が成長する場であるべきだと思いますし、


そのような場であると意識する、


そのような場にしていくほうが良いとは思うのです。


成長する場とは・・・


どのような場でしょうか。


自分が描くような理想の職場の事でしょうか?


これは捉え方だと思います。


もしかしたら、


自分が身を置く職場は、


日々困難の連続かもしれませんし、


周りの人も問題のある人ばかりかもしれません(笑)


そういう場だと成長は出来ないのでしょうか?


そんなことはないです。


どんな場であれ、


自分自身の意識次第で


いくらでも成長するための種はあるはずです。


どう捉え、どう意識し、どう行動しているかだけの話です。


仕事は、人と人がするものです。


自分と違うタイプや違う考え方の人と接するからこそ、


学びもあるし成長もします。


人は、人を通じて成長します。


仕事を通じて成長できます。


人生は仕事の中にあるのです。


同じ仕事をするなら、


どうせ仕事をしているのなら、


その場を成長の場であると意識した方がいい。


目の前の仕事、


目の前にいる人から多くを気づきを得て学びにすることです。


仕事に対して、


自己成長の場だと気づくと、


またそれを喜べる、


感謝できるようになると、


ひとつひとつの出来事に対して、


加速して成長していくことが出来ると思います。


昨日より今日、今日よりも明日・・・


ひとつでも成長してみましょう。


自己成長の場なんていうと、


ちょっと堅苦しい感じがする人もいるかもしれませんし、


とりあえず職場に行って、


給料がもらえれば良いと思っている人もいると思います。


それはそれでいいと思います。


但し・・・


長い目で見れば自己成長していく人のほうが、


結果的には給料に限らず、


多くの物を得られるようになると思います。


厳しい仕事や状況が続いたり、


嫌いな人が周りにいたりすると、


落ち込んだりイライラしたりすることも多くなるのかと思いますが、


それは見方を変えれば、


自分の成長に繋がっているわけです。


毎日長い時間過ごしている職場、


仕事で関わる人を通して、


その場をあなたの自己成長の場にする。


まず大事なことは、明るく、陽気に過ごしていくことです。


今年度末で3年、4年と勤務した者が園を去ります。


今の生活に疲れたのでしょうか。笑


違うフィールドで新しい人生を歩むとのことです。


自分の周りには、


自分を成長させてくれる人


(好きな人、嫌いな人、得意な人、苦手な人)が、


きっとたくさんいると思います。


ご縁は御恩を感じられたこそのご縁です。


結局のところ・・・


ここの理解がなければ成長はしないものです。


2024/03/13

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】長所(特性)を活かすには

 

長所伸展といいますが・・・


仕事に役立つ長所でないと意味がありません。


しかし・・・


個人の長所が組織に見合わない場合があるのです。


そうだとしたらならば・・・


私は組織が変わるべき、


その長所を活かせる場をつくるべきだと考えます。


それぞれの特性を活かすことが大切。


何でも一人でやろうとするのではなく、


知恵を出し合う、


協力し合うことを意識も大切です。


力を出し合う、知恵を出し合う。


仕事は1人でやっているのではありません。


必ず人と関わりながら行っているハズ。


この部分を本当に理解している人は少ないように思えます。


1人でやっているのではないのだから・・・


どのようにすることが必要なのでしょう。


どのようにすることが大事なのでしょう。


協力し合う事なのですが・・・


当たり前すぎるかもしれませんが、


本当にそういう意識で取り組めているかというと疑問も残ります。


今よりもよりよい仕事をしようと思えば、


よりよい成果を出していこうと思えば、


当然のことながら協力し合う事です。


協力し合うとはどういうことでしょうか。


お互いの持っている力や能力、


経験や知識、知恵などを出し合う事です。


これを最大限にやっているか、


それなりですませているかで、


成果は全く違ってきます。


あらためて振り返ってみて下さい。


身近な人や周りの人、


職場の人々など、


立場や雇用形態など関係なく、


自分が関わっている人と本当に協力し合えているか。


相手が協力してくれる、くれないではありません。


そのような姿勢で取り組んでいるかということです。


自分の持っている力を積極的に出す事をしているのか。


自分の持っている知恵を出す事をしているのか。


そのような行動は大切だと思うのです。


仕事において、


力を出し合う、


知恵を出し合う。


そのためにも、


その前提として、


しっかりと目的の共有、


目標の共有などが出来ていなければなりません。


協力し合うとは、


大前提として、


そういうことさえできていなければ、


せっかく知恵を出し合うとしても、


無駄な時間が増えてしまいます。


共有すべき事はしっかりと共有したうえで、


努力を日々しながら、


お互いに力を出し合う、


知恵を出し合うということを、


積極的に取り組んでみる。


知恵を出すこと・・・


つまりアウトプットすること。


アウトプットすればするほど、


インプットのレベルも上げていくしかなくなるものです。


周りの人のアウトプットは、


自分自身のインプットでもあるわけです。


知恵を出し合う事、


積極的に取り組んでいくことで、


お互いに相乗効果となり、


レベルアップしていくことにもなるのです。


お互いの特性を理解し、


それを最大限に活かしていく事です。


それが職場における長所伸展。


優しさと厳しさにはバランスが必要です。


2024/03/12

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】教育は徳性から

 


教育というものは、


いつの時代であっても


多くの人々を悩ませる課題だと思います。


その時、その時で様々な対策が行われてきましたが、


近頃の課題は学力の低下と家庭での教育力の低下が


囁かれています。


学力の低下、家庭での教育力の低下・・・


幼児教育の根底は家庭教育にあるものですが、


知識としての学術の勉強も、


家庭での教育が生かされなければ


意味がないというものです。


いくら才能があったとしても、


徳がなければ才能は活かすことができないもの。


才能が先の現代で徳が後の現代ですが、


徳性あっての才能である観点がないからだとも。


教育の失敗=ゆとり教育ではなく、


徳性を育んでいけば、


自ずと志を抱く人物に成長するものです。


志に向かって生きようとすれば、


それに伴う技術や知識、


必要性を身につけるべく行動していくものです。


パール幼稚園の教員育成は、


技術が求められることも多くあるますが、


入り口は徳性の部分。


中心となることも徳性の部分。


徳性を深く理解しようとする先生は、


必ず伸びるし輝きを放つもの。


今年も新卒新人が5名ほど仲間に加わる。


まずは徳性からの教育が始まるが、


この土台が・・・


どれだけ大事であるかを気づくのは??


10年後か?20年後か?30年後か?笑


早く気づいた者勝ち。





2024/03/11

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】学びに・・・

 


庭の山桜が開花しました。


例年よりも1週間くらい早いかな?


東日本大震災から13年。


covid19もしかり・・・


私たちは様々な経験をし、


前に前へ・・・と進んでいく


生き物であると思うのです。



週末は


全日私立幼稚園連合会政策委員会の合宿…


いつもwebで5時間位かかっても


時間が足りないと感じる会議。


令和6年度政策提言を 


策定しなければならないので、


全国各地の中間ということで、


何故だか湯河原開催。


土曜日の13時から始まり、


19時から20時30分食事休憩。


その後、23時まで会議。


その後一応有志で懇親会。 


私は関西の大御所と2時まで幼稚園談義。笑


翌朝は7時30分に揃って朝食。


21時から13時まで会議。


解散。


資料の厚みからしても頭がパンパンになる。


法的知見、条例的知見、私的知見。


委員会の先生方は


各都道府県の会長や福会長を勤める


頭がピカピカ、ツルツル…


あっ間違えました。


頭がキレキレの先生方ばかり、


会議の進め方、取り仕切り方、


考え方、勉強になることばかり。


私にとって、


これは会議というより勉強の時間。


宿泊ですし、


本園の方針発表会議の資料の


作成もしないとならないし、


貴重な土日のフリーの時間、


とても足が重かったのですが、


この知識から閃くヒントもあり、


情報は移動の距離に比例する・・・


想いを巡らせ行った甲斐があったとさ。


2024/03/07

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】ワクワクすること



何かに挑戦しようとするときに、


原動力となることは「ワクワク感」だと思うのです。


この「ワクワク」とは、


心や体を育むだけでなく、


ミラクル的なことも招くことにもなります。


子どもの場合は、


もともと好奇心旺盛で、


どんなことでも楽しむことができるのです。


コレの何が楽しい??と


大人からしてみれば理解不可能なことでも、


子どもにとっては、


ワクワクする貴重な体験になりうるのです。


大人でも同じだと思いますが

(ン??私だけ???)


何かにワクワクするのは、


それがまだ誰も見たことのないものだったり、


誰も成し遂げていないことだったりするものです。


事例がないため失敗のリスクも伺うことができる。


不安とドキドキ・・・


ワクワクドキドキすることをやりきろうとするのは、


はっきり言って怖いこともある。


それでもあきらめずに前進し続けたら、


人を驚かせるようなことを成し遂げられるかもしれない。


そのときの感動も大きなものになる・・・


ワクワクドキドキすることは、


自分を成長させるための原動力にもなるのです。


それは知的好奇心や興味のスイッチが入って、


楽しさというものは意欲を促進させます。


さらに・・・


おもしろいと感じたことは頭に記憶もされていく。


楽しみながら学んだことほど定着するのです。


そして・・・夢中になる。


夢中になるとは、


知的好奇心や興味のスイッチが入って挑戦していること。


何かに没頭して夢中になっていることが、


クワクするということだと思うのです。


子どもがひとり遊びをしている時などは、


大体がこの状態。


だらか・・・


子どもがひとり遊びをしている時は止めてはならないし、


ひとり遊びをしている時の集中力もすごいもの。


ワクワクして楽しい!と感じていくことは、


最強な状態であることだと思う。


「学び」と「遊び」に境界線はないもので、


ワクワクが学びにつながるもの。


勉強であっても遊びに近づけるために欠かせないものは夢中。


楽しさのなかにこそ学びがあるのです。


昨日・・・


とある保育専門学校の卒業式に


来賓として参列したのですが、


壇上から・・・


4月から先生と呼ばれる卒園生を


拝見していて思ったことは、


職場が最後の学校・・・


最後の学びの場になるということ。


日々の忙しさにワクワクを見失い、


すぐにリタイヤする者も多い現状。


3年、5年という短いスパンでなく、


10年、15年、20年と、


このワクワク感を保っていくことが


幼稚園教諭として大成していく道でもあると思う。


残り1週間で今年度も修了となりますが、


迎え入れる新卒新人5人には、


まず・・・


ワクワク感が持続する環境を与えなくてはなりません。


園児たちの登園前、降園後の掃除ひとつにしても、


笑みを浮かべながらしている先生は、


その日のことや翌日のことを


思いながらしていることが伺われます。


作業は想いを込めてこそ仕事に昇華するのです。


仕事を教えるということは物語にのせて教えることであり、


仕事を覚えるということは物語を知ることから始まります。


パール幼稚園・・・


世代間の幅がどんどん広がっていく環境となりますから、


これまで同様の育成の仕方、


伝え方では始まりません。


育成とは自分を超す人材を育むことが最終目的です。


言葉を尽くし、


言葉を紡ぎ、


姿勢で示さなければなりません。


努力、忍耐、根性、我慢。


この言葉は恵まれた世の中で育ってきた方々には、


理解し難いものかもしれませんが・・・


社会は努力、忍耐、根性、我慢は不可欠です。


これを理解させるのことは難しいかもしれませんが、


物語の中で伝えていけばいいのです。


コロナの中で思春期を過ごしてきたZと呼ばれる世代。


エッ!と驚くことはありますが、


今の若者たちは素晴らしいことには変わりはないのです。


新しく先生になる方々を迎えることは、


楽しみが増えること、


女の子から女性へと大人になる様は面白い。


これまでの育ちは大きく左右するものですが、


社会に出てからの育ちは、


自分の意識次第でいくらでも変えられるもの。


まず・・・


指導する側が・・・


その新卒新人たちの未来に想いを巡らせ、


どれだけワクワクできるか?


クラスを持つ担任が園児に対する同等の気持ちで、


育成にあたればいいのです。


2024/03/05

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】子どもの成長の背景には・・・



ある卒園児が幼稚園を尋ねてきてくれました。


「23歳になった卒園児の〇〇〇〇です。

医大を卒業して

4月から〇〇の地で医療に携わることになりました。」


ハキハキと愛嬌満載の挨拶は


若い先生方も顔負けするほどでした。


幼い頃から・・・


どうしたら?


このような子に育つのだろう?と


惚れ惚れするように育っていた園児でしたし、


卒園後も劇団四季とかでも子役で舞台に上がっていたり、


高校生の時には夏の預かりの手伝いをしてくれたりして、


幼稚園の先生になってくれたらなぁ・・・と


密かに期待も寄せていましたが、


お医者様の道を歩むことにしたようです。


近頃、卒園児たちの


その後の姿を耳にすることが多く、


高校でアメフト部の主将だとか、


水泳部で活躍しているとか、


サッカーの有名クラブチームに所属し海外へ遠征に行くとか、


野球一筋!


あと一歩で甲子園に行けたとか・・・


様々な嬉しい風の便りを耳にします。


パール幼稚園が


現在の教育活動にシフトチェンジした頃の園児たち。


それそれが・・・


それぞれのステージで活躍していることを耳にすることは、


とても嬉しいことです。


この子たちの背景を伺いますと、


この園児たちのママたちの姿を思い返されます。


素敵なママたちでして、


人を応援するママたちでした。


子どもたちの育ちの背景には、


やはり母親の存在は大きいものだと思います。


現在と15年くらい前の子育ての環境は、


明らかに大きく異なってきています。


6歳以上の子を持つ母親の62%が就業しているとのデータもあり、


母親がご家庭にいる場合、


母親が生涯わが子と一緒に過ごせる時間は約7年6ヶ月、


父親は約3年4ヶ月という研究があります。


なんと・・・


幼稚園入園時には18%が過ぎ、


幼稚園卒園時には32%すぎていくのです。


我が国は平成6年度のエンゼルプラン策定以来、


女性の就労率の上昇への対応や


保護者への経済的な支援として、


待機児童対策、児童手当の拡充、


長時間にわたる教育・保育の無料化等といった


施策が進められてきましたので、


子育て中であっても


男女ともに長時間働くことを可能にするという


一定の効果はありましたが、


子どもたちの


「愛着形成不全」や「幼児期の教育の質の低下」等、


子どもが育つという視点では


負の要素が増えている現状なのです。


休み明け月曜日になれば・・・


ママと過ごしたいと訴え泣いている子もいます。


ボクはみんなと同じように2時にママに迎えにきてもらいたいと


訴え泣いている子もいます。


これは純粋な子どもの主張であり、


母親と過ごす子どもの権利でもあるのです。


おむつが取れない子、


トイレに行けない子、


食事が進まない子を考察していると、


ママに手をかけて欲しいという訴えが隠されているとも思うのです。


様々なライフスタイルがある現代、


社会で活躍されるお母様と多いこと存じております。


限られた生涯の数%の限られた


我が子との時間を大切に育んで欲しいと願いますが、


お忙しいですからね・・・


我が子の想いを汲むことまで余裕がないママもいるようです。


入園説明会でもお伝えしていますが、


幼児教育の根底は家庭教育にあることをお忘れないで欲しいものです。