2024/05/01

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】話題の中心か・・・


新たなお役目にも就くことになりました。


令和5年・6年の今期、


東京私立幼稚園連合会の


副会長のお役目を仰せつかることになりました。

(大田区の会長は再選があり留任しています。)


東京都23区と26市、5町、8村・・・


62の区市町村には、


778の私立幼稚園が存在します。


東京の副会長は6人、


私学助成学校法人立協議会、


私学助成旧102条園協議会、


施設型給付新制度協議会、


認定こども園協議会の4幹事長は、


自動的に副会長に就任し、


会長を選出します。


会長から会長指名として


筆頭副会長が2名指名されます。


その会長指名の筆頭副会長の1名として就任しました。


誰もが驚く最年少での抜擢人事。


これまで派閥も作らず、


派閥にも属せず過ごしてきました。


目をかけていただける年長者もいれば、


慕ってくれる若者も多くいます。


小さな国会のような世界です。


今回の人事・・・


おもしろく思われない先生方もいることは確かなこと。


教えてくれなきゃいいのに・・・


色々な話を耳にしてしまいます。


そんな話を耳にすると、


私でもヘコむこともあります。

(繊細ですから・・・笑)


そんな時に、


ある年長者の先生に言われました。


「オマエの影響力って凄いんだぞ。


オマエのいないところでも、


そうやって、


オマエの話題で持ちきりになっている。


それほど彼らは、


オマエのことが気になってしょうがないんだろう。


自分の人生の大切な時間を使って、


オマエのことを陰で悪く言う。


文字通り彼らは、


オマエの陰にいるしかない。


なぜなら・・・


彼らの人生を生きていない。


自分の人生に向き合わず、


人のことをとやかく言う。


自分の貴重な時間とエネルギーを使っているから、


いつだって


批判される側が主役だってことに気づいていない。


悪口を言われている側がトピックの中心なんだぞ!


それでも彼らはオマエの話をするしかない。


なぜなら、


彼ら自身の話をしても、


それに誰も興味を持ってくれないからだ。


オマエの凄さを自覚しろ!」


へぇ〜そうなんだ!と単純に理解してわけです。


ここはここで私のフィールドですし、


私立幼稚園という環境が好きなわけで、


パール幼稚園という大切で大好きなフィールドもあるのです。


筆頭副会長に就任し・・・


何をしたいとか、何をするぞ!とかはございません。


だた・・・


現会長先生が物凄く頭もキレ、


知識も豊富で、


素晴らしい人格者でもあります。


そもそも・・・


現会長先生から与えられた、


総務委員長の職も、


誰もが驚く大抜擢でしたし、


この2期・・・側に居させていただき、


この歳になってからでも、


尊敬を抱けるような人に


久しぶりに出逢うとができました。


会長先生の最強のフォロワーとなれるように


自分を高め、知識を磨き、行動していきたい・・・


東京の私立幼稚園に通うご家庭に有益な流れになるように、


この一点に辿り着くことになるのです。


私より、


ひと世代上の正副会長の先生方は強者ばかりです。


自分にとって多くの学びを得られることは確実です。


様々な難題もあると思いますが、


やってみよう!と頑張るだけです。


2024/04/30

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】何で?どうして?


4月もスピード感あふれる毎日でした。


新卒新人の先生方も


いい表情で子どもたちにと接してくれています。


新卒新人の先生方もペースが掴めてきている先生もいれば、


イマイチ勝手な解釈で進めている先生もいると感じます。


挨拶ひとつとっても、


できる、できていないというのではなく、


やり方を知らないのだな・・・


と感じるわけでして。



やり方と申しましても・・・


元気に明るく挨拶できればいいというものでもなく、


タイミングとか・・・


色々と思うところはあるわけです。



そもそも・・・


挨拶はどうしてするのか?


何のためにするのか?


ココが解ってないような??



しっかり、ちゃんと、きっちり。


全てにおいて、


何が、どこまで、できたら、


しっかり、ちゃんと、きっちり・・・なのか。


しっかり、ちゃんと、きっちり・・・でも


経験年数によっての基準は異なるものです。


それそれの世代によって、


パール幼稚園の基準を明文化しなければならないと考え、


評価体制の構築に乗り出そうと考えています。




できる、できていないではなく、


何で、どうしての理解ということです。


 

2024/04/26

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】学びの機会の創出


最年少クラスの園児たち・・・


僕がいると必ずといって訪れてくれます。


ちょっぴり仲良くなれたカナ??


さて・・・

 

よりよい幼稚園を創造するためには、


先生方の能力とパフォーマンス、


何よりも人間性というものが


成功を左右する重要な要素だと言えるでしょう。


先生方は、各自の力を発揮することが


非常に重要であり、


そのためにマネジメント側が


その先生が、


何ができるのかを理解しておくことが大切です。


A)エンゲージメントを高める要素の評価


仕事の満足度に影響を与える主な要素であるので、


組織内でどの程度満たされているか?


改善点はないか?を評価していく必要があると思うのです。


・学びの機会と多様性


・園長や経験者及び同僚との関係


・ストレスの低さ


・給与やボーナスなどの目に見える利益


B) 仕事へのつながりを高めること


多様なスキルを必要とする「やりがい」のある


仕事を与えて新たなスキルを身につけられる


機会を提供することが重要です。


また燃え尽き症候群を防ぐためには仕事量や


感情的な負荷など


仕事と生活のバランスを考慮することも重要です。


C)仕事の意義を感じさせる


それぞれの仕事が組織全体のミッションに


どのように貢献しているのかを


先生方に理解させていくことが大切です。


D)達成の機会を創出すること


目標の進捗状況を把握できる環境を整えてみるべきです。


それだけでなく先生方が自ら目標設定を行って


継続的なコーチングや明確な期待設定によって、


自律性を高めることも重要です。


E)経験者やリーダー格を管理する


リーダー格は先生方との良好な関係を築いて


それぞれの貢献を尊重する必要があります。


当事者それぞれの責任を明確に伝えて


公平な評価制度を導入することが必要不可欠です。


F)手続きを公正なものにし、実行する


園内プロセスは平等であり尊重されるものにする必要があります。


一貫性と透明性のあるプロセスを構築して不当と思われる決定に対しては


異議を申し立てられるようにするべきです。


これらのステップを実行することによって


エンゲージメントを高めながら


組織全体のパフォーマンスを向上させることができるハズです。


大切な先生の能力を最大限に引き出して、


「人的資本経営」を実現するためには、


先生方と組織の結びつきを強化することが不可欠であり


そのためには6つのステップを考えながら、


組織全体で取り組むことが重要だと考えています。


時代と共に働き方、働く内容は進化すべきだと考えています。


パール幼稚園園長野村良司の最後の組織改革を


中期計画を立てに取り組んでいくことにします。


2024/04/25

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】周りの人は先生にもなるという話。


食事は・・・


周囲の人と静かに会話を楽しみながら。


正しく食べること。


これがパール幼稚園の食育の基本デス。


食育か・・・


あまり・・・


この食育という言葉は好まない。


さて・・・


各学年とも新しいクラス、


環境に順応してきた様子が伺われます。


もしかしたら?


ご家庭では・・・


「あのね・・・ママ、

Aちゃんって意地悪なんだよ。

順番を守らないし、横入りするし、

ワタシ、Aちゃん好きじゃない」


このようなことを


言い出している子もいるかも知れません。


そのような時って・・・


我が子には、


どのように声をかけますか?


私だったら・・・


「でも、自分が嫌いだと思っても、

Aちゃんが仲良くしたいというならば、

嫌な人でも仲間外れにしちゃダメだよ。」


と言い聞かせます。


大抵、「どうして?」と聞かれるので、


「それは・・・

どんな人からも学べることがあるから」と


幼児には理解し難いことを伝えます。


『我三人行、必得我師焉』


我、三人行えば必ず我が師を得る。


と孔子の言葉にもあるように、


3人で行動したら、


必ずその2人から、


自分の先生を見つけられるという意味です。


もし・・・


とても優秀ならば、


その人を見習えばいいし、


もしも、わがままで、


威張ってばかりいる人ならば、


自分はそうならないように気をつけることができる。


嫌な人だからと言って遠ざけても、


自分は損をしてしまうということです。


とは言ってもね・・・


嫌な人は嫌な人なものなのですが・・・


世の中は嫌な人もいて回っていくのです。


結局のところ・・・


人は自分が一番我儘であるということには、


なかなか、


気づかないものです。

2024/04/24

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】美しいものは美しいと感じる心


 

美しいものは美しいと感じる心・・・


美しいものは美しいと教えていくことは、


ママの役割です。


例えば・・・


このお花綺麗ね・・・


このお花の山吹色が綺麗ね・・・


とでは・・・


心の豊かさというものは、


まったく異なってくるのです。


この動画は・・・


Pearl 0-2 MaMa Garten でのこと。


11ヶ月の子が4ヶ月の子に


絵本を読んであげている様子です。


幼児はママから・・・


多くのことを学んでいることが証明されるシーンです。


言葉も同様・・・


ママから多くのことを学んでいます。


先日・・・


幼児がママに「たたくよぉ〜!」と言いながら


手をあげるポーズをするシーンをお見受けし、


思わず笑ってしまいましたが・・・


本当に多くのことを学びとしていくのです。


美しい言葉は美しい心を育むものであり、


幼児にとって言葉は心の母乳でもあるのです。


この日本語による言葉を使うからこそ、


日本人としての素晴らしい感性が身につくのでしょう。


季節の移り変わりを言葉にして伝えていくことは、


子どもたちの感性が育まれていくのです。


草木の若葉もゆる季節となります。


感性を言葉として伝えて参りたいものです。



2024/04/23

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】リョウジとリョウコ


最年少2歳児も園生活に慣れてきました。

(多様な他者との関わりの創出事業対象) 


まだ、まだ、手探りな様子もありますが、


これも2歳児特有の育ち。


連休明け位から


満3歳児と合同で活動も進めてもいいかもしれません。


さて・・・


昨日のユングの集合無意識の流れから・・・


ダーウィンの進化論には、


アルフレッド・ウォレスという学者が


全く同じ論文を同時期に書きあげていたそうです。


ニュートンが万有引力に気づいた時には、


ロバート・フックという人も


同じ考えを持っていたそうです。


電話の発明のグラハム・ベルが


特許庁に駆け込んだのとほぼ同時に、


他の人も電話の試作品を完成し持ち込みまましたが、


ベルのほうが2時間早かったという話です。


この発見者の違いは「アクション」の早さです。

  

ユングは人間の無意識に通じる扉は、


感覚的な女性性アニマを高めることが大切だというのです。

(一般の男女の性別ではありません)


「優しさ」や「融合」といった


「利他の要素」が大切です。


男性性はアニムスと呼ばれ


「行動」や「論理」「優位性」からくる


支配思考などが中心になります。


女性性の扉(無意識)で


何かを感覚で思いついても、


それを「行ってみよう」「発信してみよう」と、


アクションを起こす男性性のサポートがなければ、


何かの「ひらめき」は無いのままということです。

  

私はユングの集合無意識の


クリエイティビティの原理を知ってから、


女性性で「ひらめいた」思いを、


男性性の「行動」のサポートで


進めるように心がけています。


女性性のリョウコさんが


「これはイイなことが起こる」と言われても、


リョウジくんである男性性が・・・


「今は忙しい」「論理的に無理だろう」と


行動に移さなければ、


何も進まないということです。


これまでの人生で振り返ってみても


リョウコさんに促され、


リョウジくんが・・・


アクションというサポートをすることで、


多くの出逢いや気づきがありました。


たくさんのアイディアが浮かんでも


「やってみよう!!」の


男性性のサポートがないために


「思ったけどやらなかった」も多いものです。


ユングは言います。


人は無意識の中では両性具有なのだ・・・と。




2024/04/22

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】集合無意識

 



創造的なアイディア・・・


大好物のひとつです。


頭の中の“ひらめき”というものかも知れません。


心理学者のユングは、


意識では一人一人は別々であるが、


心の奥の無意識で人々は、


誰もが地続きだと言っています。


それを集合無意識と呼ぶのですが・・・


その集合無意識というものは、


太古の昔からの知恵や動物や植物、


地球そのもの、あるいは宇宙の深遠にも、


地続きだともいっています。


発見やアイディアも、


この集合無意識から来ると言われています。


ユングの考えの


もう一つに


シンクロニシティ(共時性)という概念があります。


シンクロニシティというのは


「意味ある偶然」と呼ばれます。


ひらめきや発見にも「偶然」が関与します。


Pearl 0-2 MaMa Garten・・・


携わる先生方が、


ご自身の子育て経験を活かし


「あったらいいな!」をカタチにしてくれています。


男性目線からしてみれば?


そんなの需要あるの??


と思うこともありますが、


女性目線!ママ目線!では


需要を満たすものだな・・・


と新たな発見もあるのです。


子どもの成長が促進されるには、


利用者という意識よりも


保護者としての意識は欠かせません。


世の中・・・


これだけ株式会社の保育所が増え、


幼児を預かる施設が普及し、


保護者をお客様として扱うが故に・・・


お金を払っているからという思考になり、


教育の重要性や親としての考え方を学ぶことができず、


小学校などの学級崩壊や


教員の離職理由にも


保護者対応の難しさが問題になっている現実です。


利用者意識から保護者意識へと


昇華していくようにすることは、


今後の我が子の人生に


大きな影響が生じていくことになるのです。


自分より年齢の低い先生を「キミ」と呼んだり、


「〇〇ちゃん」と呼ぶような保護者の方が


他園にはいると嘆いている園長先生もいらっしゃいますが、


利用者意識が強い保護者の方々が集まる園は、


園運営も円滑に進まなくなっているようです。


利用者意識と保護者意識・・・


そこには


互いが敬意を持って関わりを深めていくことが


必要であるのです。


確かに「キミ」とか「〇〇ちゃん」と


話かけてくる保護者の方には、


友達でもあるまいし敬意は抱けないものでしょう。


Pearl 0-2MaMa Garten は、


ママのため子育て応援」施設ですが・・・


「子育て支援」施設でない由来は・・・


ママを利用者として接していくのではなく、


ママを保護者として


敬意を持って接していきたいからなのです。


ユングの考えの集合無意識・・・


シンクロニシティ(共時性)という概念は、


同じ考えや同じ感覚を持った人々は


同じ場所に集まっていくということかも知れません。


私立学校には同じ感覚を持つ方々が集まります。


そこで愛校心というものが生まれてくるのですが、


そこにはシンクロニシティ。


「意味ある偶然」がより良い世界を創るものかと。