2024/06/12

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】誰と過ごすか?どこで過ごすか?

 



ある企業の方々が来園された。


人生のセカンドステージを歩んでいる方々、


みなさま方、


前職は国内航空会社のCAともあり、


立ち姿から、少し違う。


凛とした雰囲気を醸し出す。


社会人として最初の職場が航空会社であり、


そこで過ごした時間や教育は宝となっている様子が伺われる。


しかし・・・


現在は畑違いの職種であるが、


企業の文化を表現している立ち姿、言葉の選択、考え方。


素敵なことだ。


何がそのようにさせるのであろうか。


この会社のため・・・


この社長のため・・・


この仲間のため・・・


何を仕事とするかでなく、


どこで働くかということが人生を決める。


このようなことであろう。


いくら美味しい食事だって、


一人で食べれば味気ないし、


どこか素敵な風景にであっても、


その感動を伝える人がなければつまらない。


結局のところ、


自分の存在は自分で認識することではなく、


誰かから見た、


誰かに感じてもらえる自分なのであろう。


だから・・・


何を食べるより、


誰と食べるか、


どこに行くかより、


誰と行くか。


誰か大事な人と過ごす時間こそ、


かけがえのないもの・・・


何にも代え難いものとなる。


そう感じる今日この頃。


時間は限られていて、


不可逆であるけれど、


思い出は永遠。


誰と過ごしていくか、


どこで過ごしていくか、


人生の分かれ道。


2024/06/11

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】情熱の在りどころ?

 

オレンジを夢中で頬張る姿にも


感じることもありますが・・・


夢中になることで情熱が育まれていくものです。


時間を忘れて集中していくことで


夢中というモードに入ります。


子どもの情熱のありかを探るのは、


ママの観察力にかかっています。


時間を忘れて集中することは、


このような状態を「フロー状態」と呼びます。



大人であっても、


好きな事に夢中になって時間が経ってしまっていることも


忘れていたということもあるかと思います。


夢中になる対象は、


人によってちがうので、


その人だけの情熱が存在しているということです。


情熱を感じるものごとに対しては、


どれだけ時間や労力を費やしても努力している・・・


という感覚はないものです。


誰かに言われなくても、


自ら取り組んでいきまし、


興味があるぶん、


それについての話をする機会も多くなるものです。


ウチの子・・・


いつもはいくら言ってもやらないのに、


○○だけはやるの??


最近○○の話が多いなぁと感じることはありませんか? 


それこそが、


我が子の情熱の在りどころ、


才能の源泉かもしれません。


才能は、


本人の中では才能と認識されていないことがほとんどです。


それよりも・・・


簡単なことだ!楽しいことだ!


というのが本人の感覚に近いのです。


子どもの情熱は、


あたたかく見守ってあげて欲しいものです。


それが勉強の支障になると思えても否定してはいけません。


情熱を否定されるのは、


自分自身を否定されるのと同じことだと思います。


その子の「好き」が花開くように応援する。


親の最大の仕事だと思います。





2024/06/07

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】口頭能力


子どもが伸びていくには、


ママの言語能力が大きく影響していきます。


どのような言葉を使っているかが大事です。


お迎えに来たママと子の会話を例えとしてみると・・・


「ママ〜」と駆け寄っていく子がいます。


「今日は?どうだった??」とママ。


「今日ねぇー〇〇ちゃんがねー!

〇〇くれてねー楽しかったんだよ・・・」と子。


「それは楽しかったんじゃなくて、

嬉しかったんでしょ?」とママ。


会話の中から、


楽しいと嬉しいという言葉のいい違いを教えています。


言葉に対して厳密ということです。


これをサラッと日常会話で伝えているのです。


もちろん、


こういう子は伸びるものデス。


一方・・・


「今日は楽しかった??」とママ。


「うん、楽しかったよ」と子。


「ちゃんとしてたの?」とママ。


「ママ〜お腹がすいた!」と子。


「あっ!ママお買い物忘れちゃった・・・」とママ。


これでは会話が崩壊しています。


ママの言葉の厳密さは


子どもの伸び方に大きく影響します。


考えるチカラや伝える力が


日常の些細な会話で身についていくのです。


口頭言語のレベルというものは、


子どもの能力に大きく関わっていくものです。


これは永い間、


たくさんの親子を拝見していて感じることです。


若い先生方にも言えることですから、


正しい言葉を覚えなくてはなりません。



 

2024/06/06

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】そぉーいえば・・・

 


あっという間に解体が終了したツリーハウス。


そぉーいえば・・・こんな形だった。


と・・・


欅の木と八重桜の木が姿をみせた園庭。


開放感あふれた園庭。笑



園児たちも工事が気になるみたいデス。



大半のパーツは大工さん仕事となるので、


これから檜の板の形勢がはじるのであろう。



ピョコンと顔を覗かすのは、


大事な柱を支えていく


基礎のパーツですが、



地中深くでは、こんなカタチ。


工事を拝見してますと、


へぇーーーーー!


と思う驚きが多く面白いものです。



2024/06/03

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】小さく分けて考える

 


内容はタイトル通りですが・・・


今の私には・・・


なかなかヒットした本です。


時代の変わり目であると感じている今、


パール幼稚園という組織体を、


パール幼稚園に携わる人々に


最善の利益をもたらすためには???


どうしていくかということが今の私の課題です。


幼稚園と2つのNurseryの質の向上、


MaMa Garten という新しい構想。


各施設における教員育成。


特に教員育成は変革の時期。


組織はトップで99%決まるといわれています。


ホントに、


その通りだと思っています。


ですから・・・


私の足りない頭を磨けるようにと、


それなりに様々なことから吸収しようと


人よりは努力をしてるつもりです。


パール幼稚園という場所は、


もちろん、


トップで99%決まるのですが、


残り1%のうちの0.9%は主任となる立場の先生で


大きく左右されるものです。


現在は主任という役職を置かず、


各セッションでの片腕といえる先生が育ちつつあり、


この人はという存在が頭角を表すまで、


主任という役職は置くつもりはありません。


さて・・・


小さく分けて考える =「分解思考」ですが、


私の読書の仕方は拾い読み。


欲しいと思う部分だけ拾い読んでいくという


流し読み。


そして「おっ!」と思う本は、


マインドマップを活用し


まとめならが深掘りしていくのです。


「小さく分けて考える」


 分解思考のメリットや、


うまくいっている人、


組織はどのような状態なのか、


そして上手に分解するための具体的なポイントが、


丁寧に解説されていました。


目標や目的、


問題といった言葉の定義もわかりやすい。


 個人的には、



第1章の「自分の気持ちは分けておく」が


強く印象に残りました。


そこも分解するということ、


ココが・・・


私の思考の仕方と類似しているのです。


 でも・・・


思い入れの強い事や相手だと、


視野が狭くなって目的を見失いがちになるので、


分けておく必要があるというのです。


そう!そう!と共感MAXで深掘りしたのですが。


また・・・


分解思考と似た話で、


Google等の優れた会社はOKRを採用しているとの事。


 OKRとは、


Objectives and Key Results の


頭文字をとった略語で、


「目標と主要な結果」という意味です。


こういう考え方は小さな学園運営しかしていないので、


知らないことなので勉強になります。


 OKRにおけるゴールは、


全員が同じビジョンに向き、


明確な優先順位をもちつつ、


一定のペースで計画を進めること。


このことは小さな組織でも大きな組織でも同じこと。


大事なことにフォーカスする重要性を知り、


『小さく分けて考える』で、


努力が報われない人から結果を出せる人になれる


「分解思考」が理解できるとも思うのです。




2024/05/31

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】矢印を自分に。


『いい先生がいればなんでもできる。』この事を信条として幼稚園教育経営の軸に置き取り組んでいます。令和6年度テーマは、『いい先生がいればなんでもできる。』常日頃、伝え続けていることを、あえてテーマとして掲げてた訳ですが、テーマがどれだけ重要であるか、すべての先生方に認識してほしいと願っていますが、すべての先生方が認識しているかというと、残念ながら自信はありません。いい先生に育って欲しいという願い。所謂、教員育成、一般企業の世界であれば人材育成。これらは浪漫だと思うのです。浪漫・・・明治、大正、昭和の古めかしさも感じますが、令和の時代でも失われていない普遍のことであるとも確信しています。夢を人に話すことは恥ずかしいく思うこともありますが、その夢を馬鹿にする人よりも、夢を応援してくれる人と過ごす方が楽しいものですし、夢は口にしていくことは大切だと考えています。例え10人の内9人が馬鹿にしたとしても1人いればいい。自分を応援してくれる人がいればいい、夢を共感できる人とご縁を育んでいけばいい。そう考えています。また、その夢を突き詰めていく為には孤独になる時間も必要であると考えます。何故かと申しますと、自己成長、自分を高めていくためには、自問自答が必要であり、自問自答は、他人との会話中には導き出せないものですから、自問自答は孤独の時間にこそ、人との関わり、読書などの振り返りから導き出すことだと思うのです。勿論、人との関わりでは憧れが芽生え、あのようになりたい!と、まだ、見ぬ自分に希望を抱いたり、逆に、あのようにはなりたくない!と反面教師の人物に出逢い学びに繋がり、悔しい思いをしたりしながら、夢が導き出せるものだと考えます。根性論で育った方は、同じことを人に求めてしまうものですが、これは今の自分と同じことをするように求めているということに気づいていない。過去の自分、あの頃の自分と相手を比べることを忘れてしまいがち。パール幼稚園、重要なプロジェクトを発足しました。新人、中堅、ベテラン、管理職の『しっかり、ちゃんと、きっちり」は、当然、レベルは異なるものです。いや、異なっていなければ経験値がない、成長していないということにもなるのです。現在、パール幼稚園には昭和生まれの先生もいれば、平成前期から後期に生まれた先生もいます。全くもって育ってきた社会の背景が異なるのです。昭和後期、平成前期に生まれた先生方は見て学べの世界観ですから育て方、導き方が下手です。その先生方の影響を受けた先生方も、勿論、育て方、導き方を知りません。何気ない一言や愚痴がハラスメントに繋がってしまうこともあるのです。そんな誤解を招くことにならないようにも、相手を知ること、自分を観ることが大切になるのです。世代による、「しっかり、ちゃんと、きっちり」を理解するためにも、それぞれのレベルの「しっかり、ちゃんと、きっちり」という自己評価項目を構築すべきと考え、対話を軸とした、プロジェクトを発足した訳です。すべては、安心して成長でき、安全に働ける職場づくりが目的です。そのためには園長の浪漫を理解してもらうことが鍵となりますが、近頃、「おはようございます」と報告事項だけ。会話の量もなければ質もない。タクシーアプリのCMではありませんが・・・どうする?という自問自答が続く日々。本日、東京都私立幼稚園連合会のPTA教養講座、放送作家の鈴木おさむ氏をお招きしました。放送作家として、人に喜んでもらいたい。人を笑わせたい。という信条があるようです。やはり、お話しの組み立ても上手でしたが、お話しの中では、あちらこちらに、この信条が伺われ、放送作家という職業柄でしょうか。批判や否定はつきものということで、身の回りのすべての矢印を自分に向けて考えを巡らしていることが汲み取れました。 矢印を自分に向けられない人の自問自答は答えを待っているけであり自問自答でないのでしょう。どの道も極めを目指す人の話には深い学びがあるものです。


2024/05/29

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】自分を観ること。



近頃・・・


あらためて思うことなのですが、


やっぱり・・・


感謝の気持ちを忘れたら、


人生は残念な方向に進んでいきます。


そういう人を多く目にします。


恩を忘れないこと、


良いことも悪いことも含め、


様々なおかげで自分が存在できているという事実。


忘れてはダメだと思います。


何を思い・・・


何を感じていても・・・


日々いろいろな事が起こりますが、


少しでも楽しむように、


楽しめなくても突破すれば、


結果的に楽しめるようになるのです。


 善く生きていくことだと思うのです。


折り合いつけられない小人が


多いようにも思えます。


人生を楽しむには折り合いは必要。


アイツのせいだ!なんて思い人のせいにする人もいますが、


側からしてみれば・・・


半分は自分のせいだよということもあるものです。


自分を観ることです。


折り合いつけないと・・・


大人にはなれないもの。