2024/08/02

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】親子の「与える」「もらう」




前回のブログの「与える」と「もらう」の概念は、


親子の間でも成り立つ構造だと考えています。


例えば・・・


駄々をこねられるのが面倒で、


わかった!わかったから!と、


お菓子などを我が子に買ってしまうこともあるでしょう。


誰にでも子育ての中であることだと思うのです。


でも、これ、本来は有益性を発揮した結果、


つまり「与える」ことがあって、


はじめてお菓子がもらえるのに、


子どもが何ら有益性を発揮していないにも関わらず、


お菓子を与えているという行為、


これでは有益性のバランスが崩れてしまいます。


そのバランスが崩れたまま、


同じように子育てを続けていたらどうなっていくのでしょう。


人間関係の成り立ちについて考えさせていくことも子育て。


有益性の関係を通してみる人間関係というものは、


非常にシンプルであり複雑です。


でも、


日常生活の中で自分の感情や認識によって、


その関係性を歪めてしまうことがあります。


だから、


その構造や原理原則を理解し、


それをこれから社会に出ていく子どもたちに、


子育てを通じて伝えていくことって、


大切なことであるでしょう。


2024/07/31

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】与える・もらう


学生が職場を選ぶ条件で


上位にあるのが人間関係。


人間関係で職場を去る人は、


 人間関係って自分でつくるものということを


理解していないように思えます。


人間関係というものは、


「与える」と「もらう」という関係で


成り立つものだと考えています。


所謂、「有益性」という概念だとも思っています。


人と人との関係は


「有益性で成り立っている」ということかと。


要するに人と人との関係は俯瞰して捉えると、


相手に「与える」ことと、


相手から「もらう」という構造でできていて、


このバランスが維持されることで、


人との関係は成立しているものだと思うのです。


俗にいうとgive&takeのことですが、


このgive&takeにも疑問があり、


give=loveで捉えた方が


しっくり行くとも考えるのです。


確かに・・・


この人と会いたい!


この人と関わっていたい!


この人と仕事をしてみたい!


と思う感情の背景には、


必ずこの概念があるハズなのです。


お互いの「与える」と「もらう」の


バランスが取れていることが非常に重要で、


これは必ず「与える」ことが最初にあって、


その結果「もらう」という順番なのです。


「もらう」という行為は、


自らが相手に与えた結果で発生するものなのです。


でもこのバランスと順番が、


いつもうまくいっているとは限りません。


2024/07/30

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】思うこと・・・


歳を取ってきて、


あまり人に対して期待しなくなってきた。


昔の僕の・・・


絶対にいい先生にするという情熱は・・・


自園の先生方への


押し付けだったかも知れないと思うようになった。


思えば、


あの頃は、


気づきメールも参加する先生方がほとんどで、


毎朝、返信に1時間はかかっていたし、


時間が空けば先生方と話す時間をつくり、


多くのことを語っていた。


時間をつくるというか・・・


距離が近いので自然と時間が持てたし、


食事を囲む機会も多くあった。


そして・・・


様々なことが雑談の中から決まり、


育成やフォローも会話の中で指示ができていた。


そんな機会は今はない。


ふと立ち止まって


振り返ると・・・


教育より選択を知った。


これだけ熱心にかけた時間と気力の結果はどうなの?


振り返り先生方の顔を思い浮かべてみると、


やはり8割以上は無駄だった。


そして・・・


残り1割は成功した。


残り1割。


この先生方は、


元々、本人に素質があって、


やる気があったからこそ


上手くいったのだと思うようになった。


豊かな幼稚園教諭としての人生を送りたい。


そう願い行動できた先生方だったし、


パール幼稚園というフィールドで輝くために


努力を惜しまず、


常に向上心があった。


教育と選択を知ってから。


あんまり人に教えなくなった。


今となると・・・


相手と話した時の


相手のひとつの表情や顔つきで、


これ無駄だなことだと、


すぐ気づく。


今は本当に教える人は少なくなった。


教える人の対象は喰らいついてくる人。


今は片手もいない。


やはり人は育ちが違って、


自分の経験を教えてても響かない人が多い。


分かるとできるの間に、


千里の道があるということ。


今は、


このままだったら落ちるな。


でも聞く耳持たなかったら、


落ちていくのを見届けるしかない。


そう遠目から見守ることが多い。


一方通行で幸せを願っても


アドバイスしたところで行動しないし、


尋ねてもこないから仕方がない。


誰にも3つの欠点があると思う。


自己中、欲張り、怠け。


特に怠け・・・


怠けている人は気づくことはないから厄介だ。

2024/07/29

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園』喜び上手な人

 

喜びっ上手な人って周りにいませんか?


例えば・・・


おいしいお店の情報を教えても


「ああ、そうなんだ」と素っ気ない人。


飴玉ひとつ渡したにしても、


「あぁ」と反応の乏しい人。


感動した本をすすめても


本を読むの時間がないから・・・


と言わんばかりの顔をする人。


些細なプレゼントやお土産ひとつにしても、


もらい慣れていないのか?


喜び方を知らないのか?


人の気持ちに無関心なのか?


そのような人にはね・・・


となってしまいます。


喜び上手な人や驚き上手な人には


もっと喜んで欲しい・・・


誰にも言わないような


貴重な情報だって時には教えるものです。


喜び上手な人や驚き上手な人・・・


結局は、すごく得する人になるのです。


運がツイている人とも言えるのでしょう。


そのような人は


元気にさせてくれる人だと思うのです。


元気も運も笑顔も一緒にもらえる人。


その人の喜んだ時の顔が目に浮かびます。


思い浮かべる関わりのある人は、


ちょっとしたことでも


喜んでくれる人だと思うのです。


動物にはない人間だけの本能・・・


「喜ばれるとうれしい」と感じることだそうです。


ですから喜んでくれる人は好かれるのです。


喜ばれると、


人はやる気になりますから。


もし神様がいるとしたら、


やはり・・・


ちぃちゃなしあわせや、


ささいなことでも、


喜んでくれる人のために


働こうかと思うのではないでしょうか?


なにをしても、反応が乏しい人。


ちょっとしたことでも、


喜んでくれる人。


どちらを応援したくなりますか? 




2024/07/28

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】出逢い

 


東京都私立幼稚園連合会


東京の幼稚園では夏休みの時期になると、


教員のみならず、


園長・設置者の先生方も研修会シーズンとなります。


私学助成学校法人立協議会の


宿泊研修会で恒例の熱海。


今年の講師は・・・


東京都私立幼稚園連合会会長

全日本私立幼稚園連合副会長

清瀬ゆりかご幼稚園理事長

内野光裕先生の講義。


内野先生が会長職に就任したのが5年前、


そんなに接点はなかったのだが、


以前より気にかけていただき、


会えば声をかけていただいていた。


内野体制となった5年前には、


常置委員会要の総務委員長として抜擢され、


これも驚く人事だった。


それから、


内野先生の実践する団体運営や


制度の構築を側で感じさせていただき、


その過程の中で人間性にも触れる中で、


いつかは私も、


こんなようになる!


20代後半にお師匠に抱いた感覚が蘇る。


この年になって人に憧れを抱くとは思わなかったが、


人生の中で尊敬するひとりの先生。


総務委員長になった頃は、


内野先生の話す制度構築の話が


難し過ぎて呪文や暗号かのように聞こえ、


会議の度に予習して臨んできたが、


近頃は、


ようやく話していることが、


段々と繋がってきて、


甘く自己評価してだが、


6割は理解できるようになったと思う。


今期は会長指名で副会長に大抜擢。


周囲は何で?野村先生が??


という驚きの声もあったり、


先生ならば適任だ!!と


背中を押していただける先生もいたり、


かなりのプレッシャーの中にいるが、


内野会長と一緒に行動させてもらう時間も増え、


オレについてこい!


オレを追い越せ!と


言わんばかりの無言の圧力も感じるが、


この先生の期待に応えられる自分でありたいと強く思う。


情勢を見抜く目を養いながら、


勉強、勉強、勉強で臨んでいくしかない。

2024/07/24

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】勝ちクセ



砂地の園庭を目にするのは何十年ぶりだろうか?


地面をほじくり、


土の入れ替えを見ていると、


昔の遊具の基礎が合われたり?


こんなトコに水道管があったの??


そぉーいえば・・・


ここに外構あったな?


というU字溝が合われたり、


遺跡の発掘現場を見てるみたい。笑



同時に私がリタイヤするまでに、


全ての借入金を返済しなくては!と、


工事費用の重みを感じる。


さて・・・


斎藤一人さんの書籍には、


心に響く言葉が多くある。


人生は自分の「思い」次第・・・


そのような言葉も印象に残る。


人生は自分の「思い」次第。


そうインプットしていくと、


必ず明るい考えをする!とか、


ネガティブな感情は持ってはいけない!とか、


頭でっかちで、


柔軟性のない考えにある人が多いという。



21世紀は「魂の時代」というらしく、



物事を・・・


どれだけ軽く考えられるかで勝負が決まるらしいので、



深刻になってはならないという。



稲野時代は昔とは違って豊かになった。



豊かになったということは、



それぞれの幸せを追い求められるようになったことだという。



そういう時代に重く考えるのは、



わざわざ自ら不幸を選択するようなもの。



明るく楽しく、ものごとを軽く考えること。



そもそも「明るい」という言葉自体、



「あ、かるい(=あ、軽い)」とも表現できる。



これがポジティブ。



軽く考えるクセを身につけるためには、



あれはダメ!これもダメ!という



世間の常識を打ち破るのが一番。



よく「勝ちグセ」っていう言葉が使われるけど、


勝ちグセをつけるには、


考え方を変えていけばいい。


勝ちグセとは、


要するに「勝てる思い」を身につけることだと思う。


明るい思いを持つこと。

2024/07/23

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】嬉しいね

 

園外者から先生方を誉めてもらえるのも嬉しいが、


園児達を誉めてもらえると、


もっと嬉しい。


先日の大田区私立幼稚園連合会の


「るんるんフェスタ」での出来事です。


視察にいらしていた


教育委員会の方と立ち話をしてたら、


未就の弟妹を持つご家庭の、


年長児の男の子と年少児の女の子が、


「園長センセ!こんにちわ!!」と


いつものように元気よく丁寧に挨拶をしにきてくれました。


その姿を見ていた教育委員会の方は、


やっぱり違うんですよね。


パール幼稚園さんの園児たちは・・・


小学校にいっても、


おっ!と思われる児童は、


大抵、パール幼稚園だとお話が届いています。


とおっしゃっていただけました。


嬉しくないですか!!


私にしてみれば当たり前の光景であり、


日々の積み重ねから成り立つ姿ですが。


やはり・・・


ちょっとは大きいを意味しますね。