2024/08/15

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】やってみなはれ・・・

 

「やってみなはれ やらなわからしまへんで・・・」


この言葉は


サントリーの創業者鳥居信治郎氏の言葉で知られています。


理解するのに難しいに言葉でもなく、


心に優しく響きます。


でも・・・


悩める人に投げかけることができる人は少ないのかなとも思います。


本人にしてみれば、


大きな重荷を抱え込む覚悟があるかどうか迷っているのですから。


人に相談しても、


それがいい方向に進むかどうかはわかりません。


いくら真剣に相談に乗ってくれても、


ほとんどの人は、


安全で堅実な、安全策を奨めます。


無理しないで・・・は決まり文句だとも思います。


それを聞いて迷うということは、


自分の中ではあきらめきれない、


でも飛び込む勇気がないなど


自分でブレーキをかけている状態が大半です。


「やってみたら?」という


背中を押す言葉が欲しいのかもしれません。


いつも迷う時や未知の世界に一歩踏み込む時、


うまくいかなかったら自分の力不足、


うまく言ったら運がよかった・・・


おかげさま。


人に相談したとしても、


大抵の人は話を聞くだけか、


自分の都合のいいような、


自分のせいにされないような意見しかいいません。


そもそも相談って、


いろいろ話を聞くうちに本人が答えを出すことがほとんどで、


自分の今の状態を整理したり、


賛成をしてほしいけれど決心がつかない・・・


相談される側は保身のために、


自分で決めたなら静かに応援が鉄則です。


全力でやってみたら?などという人はあまりいません。


「やってみなはれ やらなわからしまへんで・・・」


こんな優しい全力で・・・


と言葉を投げてくれる人がいたら感謝すべきでしょう。


恒例の区議会各会派の夏の予算要望懇談会も終わり、


この交渉や説明でいいのかな?と考えながら、


私立幼稚園が存続していけるための仕組みの革新のご相談。


そのために行政は何の力になっていただけるか。


昔の団体のように補助金の拡充ばかり求めても始まらない時代。


まずは・・・私立幼稚園が変革すること。


それが前提での話し合い。


どうなることか・・・。


やってみなはれ・・・と


自分自身に問いかける。


2024/08/14

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】手を合わす




日本人の信仰への思いは様々だとも思います。


最近は若い人たちは、


ご朱印帳を何冊も持っていて、


神社仏閣にお参りに行くことが楽しいといいます。


おとなたちに押し付けられたものではないだけに、


そこで手を合わすことは、


みんなの心に祈るという文字が


自然と刻まれているのかもしれません。


仏壇があり


ご先祖さまが祀られているご家庭もあると思います。


最近はお仏壇のない家もあり、


墓終を考える年配者も増えているとか・・・


これも現代の諸事情かもしれません。


私も信仰心が強いとは言えませんが、


日本人の心のよりどころが


変わってきているようにも思います。


昭和の時代は、


神棚と仏壇は、


家の中で一番神聖な場所だったように感じます。


何よりもご先祖と言う言葉が身近にありました。


朝早くにお供え水と


ロウソクに火をともしお線香を。


朝を迎えられたことに感謝して、


一日が始まりました。


一日の夕餉にも同じように


無事家族が揃ったことへの感謝で手を合わす。


炊き立てのご飯を一番にお供えする。


湯気がごちそうと教えられて、


しばらくしたら下げたご飯をいただく。


それはごく自然の事でした。


食事の前には手を合わせ


「いただきます」といい、


食べ終えたら


「ごちそうさま」と、


また手を合わせる。


神社やお寺、


祖父母のお墓にお参りしても、


私はお願い事をしたことがありません。


「いつも見守ってくださってありがとうございます。」


これだけなのです。


素直にお願い事で手を合わせても良さそうですが、


何かに挑戦する時は


「どうぞ見守ってください。」と。


でも・・・


これも結局はお願いしていることかも知れません。


東京ではお盆ですが、


幼稚園では、


蝉時雨が聞こえるだけのお盆ではなくなりました。


お盆といえども、


時代の流れで預かりの園児たちの声で賑やかです。


今日ここで幼稚園という仕事に携わっていられるのも、


祖父母が園を残してくれたから・・・


今よりも、


よりよいカタチにして未来へ手渡せるようにと



今日も手を合わす。



人それぞれ心のよりどころはあるものです。

2024/08/13

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】自分をデザインする

 



仕事というものは自分自身で、


どんな自分をデザインしていくかにかかっています。


そういう意味では、


幼少期の育てられた環境でもありません。


なぜなら誰もが大人になれば、


自分自身の『今日』を


自分で演出して生きられます。


ただ・・・


人は昨日までと変わらない自分を楽なので演じていきます。


そして性格は変わらないと信じているようです。

  

誰もが新しい自分も、


新しい今日も、


新たに作ることができるのですが・・・

  

性格というものは、


その人の視点や考え方の癖、


言動、立ち居振る舞いなどを見て、


周囲の人々が「あの人は、こういう人だから」と


印象から決定づけたもの。


その誰かに「ラベル」を貼られた自分を、


自分だと信じてしまっているだけ。


であるならば・・・


ステキな佇まいの人の言葉のチョイス、


視点の違いや表情を取り入れた方が良いのです。


こんな話をすると・・・


「それは他人軸では?」と思う人がいますが、


自分軸とは頑固に自分を守り、


自分のやり方にこだわることではないのです。


成長するとは・・・


自分を新たにデザインして


他人に対しても居心地よい人に変化し続けることです。


なぜ・・・


他人との居心地にこだわるかと言えば、


人は誰かの協力なしでは生きてはいけないからです。


いつも誰かの言葉にイライラして、


そのことを家に持ち帰り不満や怒りを感じる時間を過ごして、


自分の周囲の誰かが


自分の思うようにならないことに苛立っている人は、


ほとんどの時間を他人軸で生きています。


ですから、


自分のデザインが必要となるのです。


自分をデザインする。


自分を科学することかも知れません。


2024/08/09

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】天職発想vs.転職発想



天職発想がなければ転職発想に傾く。


家業・・・


仕事が決められている人じゃなければ、


自分はこの仕事でやっていこうと


覚悟を持つことは難しいもかとも思います。


この仕事でなく、


もっと自分に合う仕事があるかもしれない・・・


と思ってしまうこともあると思うのです。


思い描いていた理想と現実はかけ離れたもので、


最初から100%満足できる仕事は多くはないと思うのです。


最初は5割程度の満足度でも、


働いているうちに、


仕事そのものに対して愛着も湧いてくるので、


自分なりの関わり方も理解できるようになり、


徐々に仕事と自分が馴染んでくると


満足度は上がっていくもの。


満足度というのは結果や達成感は不可欠ですが・・・


でも・・・


初めの5割程度の満足度の時に、


なんとなく馴染まない5割の方に意識が向いてしまうと、


自分に合わないような気になってしまうと思うのです。


仕事はワクワクとがっかりの繰り返しで育まれるもの。


初めのうちは、


天職とか・・・


自分が本当にやりたいことというのは幻想に近いもので、


途中で諦めてしまい


転職を繰り返しても結局は巡り会えません。


出逢ったった仕事に真摯に取り組めば、


その仕事と自分とが馴染み、


どんどん適合していきます。


そうなった状態のことを天職と呼ぶのかと。


天職は出逢うことではなく、


育てるものだと思のです。


この仕事は自分には合わない、


この職場ではチカラが発揮できないと思い、


この仕事は自分には合わないかもしれないけれど、


もう少し努力してみよう、


違うアプローチも試してみよう、


人に助けてもらおう・・・などと、


今ある環境で、


もっと良い方法を探すことは、


変えられないものを受け入れる


心の静けさなのかもしれません。


転職と転職・・・


どちらが正解かは誰も分からない。


ただし


この幼稚園教諭という仕事には


引き抜きなんてないに等しい。


離職、転職を繰り返す人は、


自分が活躍するフィールドを自分で構築できず、


結局は誰かのせいにして、


自分を正統して離れていく。


今年も8月下旬に


東京都私立幼稚園連合会で合同就職説明会がある。


今年も学生さんに向けての講演を任されているが、


リアルなあるある話を含め、


職場は自分を輝かせるためにあるものだということ、


天職発想が原動力になるということを


伝えてみようかと思う。

2024/08/08

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】No.2理論の先・・・


天候にも恵まれ、


園庭のリニューアル工事も順調に進んでいます。


地面を整地し砕石を引き詰め、


土をもって、


アスファルト敷き、


クッション材となる


ゴムチップを敷き詰めたところまで完了。

 

さて・・・


どちらの大学附属の幼稚園は、


企画運営部??というような


法人内の部署があるみたいです。


近頃・・・


都内の大法人様の附属の幼稚園様から


多くのお問い合わせをいただくのです。


全く幼稚園という世界を


知らない方々からのお問い合わせです。


ホント・・・


コンサル費用でもいただこうかしら?と思うほど、


遠慮なく探りを入れてきます。


要するに業績が悪ければ、


バッサ!バッサ!切り捨てる方針のようです。


他の大法人からの引き抜きなどもあるようでして、


私の想像を超す事もあり、


勉強にはなりますが、


大法人は大法人で大変なんだな。


組織においてNo2の大切さを考察している。


潰れる幼稚園、


伸び悩む幼稚園には共通点がるように思えます。


それは優秀なNo2がいないということ。


ここに辿り着きます。


園長の能力が成功の要因に


大きな比重を占めているのは確かなコトですが、


園の維持、


また生成発展していくためには、


園長ではないNo2の活躍は不可欠なこと。


それほど幼稚園という組織には


No2の存在が重要だということです。


園長はビジョンや方向性を示す責務があって、


組織が小さいうちは、


いわゆるワンマンでも、なんとかなっていきますが、


1人の力ではいずれ限界がくるわけなのです。


ですから限界値を高めて、


組織を発展させ続けるには、


優秀なNo2をいかに得るかが


重要なミッションとなるのです。


会社においても優秀なNo1がいるのに


つぶれた会社は数知れず、


優秀なNo2がいる会社でつぶれた例は・・・


ほとんどないようです。


なぜ?No2が優秀だと組織は発展するのか?


優秀なNo2とはどんな存在か?


そもそも・・・


優秀なNo.2になるためには、


ここを理解していないとなりません。


そしてNo.2理論を習得したなら、


ウチには素敵な片腕理論があるのです。


2024/08/07

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】履歴書・・・

 


幼稚園に携わるときの履歴書の写真です。


あれから30年。


歳をとり老化は仕方がないものですが、


明らかに自筆の字も今とは違います。


字は体を表すとも言いますね。


この夏・・・


かなりの研修会に参加していますが、


そのなかでン10年ぶりお会いする先生もいました。


顔は男の履歴書・・・


と聞いたことがありますが、


男はお化粧で隠すこともできませんし、


顔にその生き様や考え方が現れてくるとも言われています。


人は第一印象でかなり決まってしまいますが、


それから時は流れていき、


ますますいい顔になる人と、


どんどん・・・となるのは??


どうしてでしょう。


人はもともと善なりですが、


「あれ?」と感じると、


コトが当たっているのは私だけなのか?


人はいつも人を見ている。


見られているものです。


果たして今の私・・・


人の目にはどのように映るのか?笑


人のよからぬことを言う人。


この世界ではあるあるですが、


聞いていると疲れます。


そのような人は巡り巡って


自分に戻ってきてしまうのだと知らないのかしら??


両方から同じ出来事を聞いたり、


相談されることがあります。


どちらに味方することなく聞きますが、


それぞれに自分可愛さで


自分をかばう言葉が詰まっています。


立場が違えば、


そうなるのも致し方のないことですが、


未熟な私が審判を下すことはできません。


それはおのずと、


それまでの言動が答えを出してくれます。


人の心理の奥底にあるものは、


本人でもコントロールすることができないものです。


男の顔は履歴書・・・


肝に銘じ、


歳を重ねていきたいものです。


2024/08/05

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】勉強!


 本日は東京都庁の私学部に令和7年度の予算要望。


会長先生のお供でお伺いいたしました。


勉強!勉強!


以前は書類を提出しに来たり、


頻繁に足を運んでましたが、


コロナの影響でメール添付ができるようになったり、


すっかりご無沙汰となりました。


とは言っても、


東京の副会長職に就いてから5回目ですが。