2025/03/11

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】感じる矛盾・・・笑

 


園庭の山桜が咲く頃は・・・


操演式が終わる頃。


今年は暖かいのでしょうか?


少し早く開花しました。


今日も終了証書授与式に向けて、


ママ達が集まってくれて、


貴重な時間をありがたく思います。


本日はサーキット大会。


年長児の保護者の方々は


胸が暑くなる時間だったのではないでしょうか?


我が子の日々の積み重ねで培った姿をみて、


そのように思われたのでしょうか?


さて・・・


いいとかダメとかを言いたいのではありません。


教える側としての矛盾。


子どもの成長に対する矛盾。


ながいですから読まなくても構いません。


『矛盾を知る』


私が新任だった30年前は、


子どもにお便りを配るときには、


必ず!


こんな話をして配りました。


『いまから配るお手紙は、

今度の遠足の話の手紙でーす。

ここには、

持ってくるものも書いてあります。

もしも・・・

渡すの忘れちゃったら、

どうなると思う?』


と聞くと、




『持ってくるものなくて困る〰︎!』と、

子どもたち。


『そうなんだ。

お弁当持ってこれなかったら、

困っちゃうよね?

水筒なかったら

困るよね??

だから、

絶対に渡してください。

お家に帰ったらすぐに渡してください。』


こう伝えると、


幼いながらも、


真剣に話を聞き、


ちゃんと鞄にしまう子どもたち。


そして、


お迎えに保護者がくると、


すぐに!


その場で手紙を出して渡す子もいたりして、


子どもなりに自分の事として捉え、


責任感を持って手紙を渡してくれていました。


ところが、


お便りはペーパーレスとなり、


当事者の子どもを通り抜け、


メール配信で保護者に届きます。



子どもは、


何も知らないまま、


持ち物などが、


準備されていることが多くあるのです。


いまは、


保護者へ直通の為、


保護者のフィルターを通り連絡がいく。



子どもがある程度成長し、


親が仕事に集中出来る年齢になっても、


保護者送迎が義務付けられ、


地域移行した部活動に、


お弁当を持って通う


夜・・・遅くまである塾。


親が時間管理しなければ成り立たなかったり、


口を出さなければ、


回らない状況に陥りやすくなった現代社会。



世の中が、


合理性を求めれば求めるほど、


子どもは自分のことを


自分事として考えることを学ぶ機会は、



回りにいる大人がとても意識しないと、


身に付かない状況になっていると思うのです。


例えを上げだしたらキリがありませんが、


いいとか、悪いとか言いたいのではありません。



そのたくさんの矛盾に、


1つでも多く気づくことが出来れば、


子どもに関わる大人として出来ることや、


かける言葉が増えていくのです。


朝・・・


保護者と共に登園してきた子どもたちに、


まずは・・・


子どもの顔を見ながら


『おはようございます』と声をかけ、


『おはようございます』の


挨拶の大切さに保護者が気づく。


誰の為の施設なのか、


無意識に伝わるのです。


いまある状況のなかで、


いま自分に出来ることを、


自分に出来る範囲で。


自分の持ち場の中で考えていくまでですが。




2025/03/10

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】考え中

 

毎年のように方針発表会議に向けて、


頭の中を最終的に整理する時期。


課題はたくさんあるのだが、


目標からの逆算。


目的への因数分解で導きだされた答えを


優先事項から並べている最中。


ご飯を食べていても、


車を運転していても、


寝ていても・・・笑


いつでも


ここに思考が向いている。


この時間がオモシロイし、


なぜならパール幼稚園が好きなんだ。


私立幼稚園を取り巻く環境は厳しい状況であり、


特に都内は、


ますます保育所が優勢となる。


そして・・・大田区。


日本有数の私立幼稚園激戦区。


私立幼稚園、保育所が乱立する蒲田大森。


私の考えうるフルスペックの多機能型運営と


何よりも独創的な教育メゾットを


中期的に構築してきたこともプラスに作用したのであろう。


令和の新しい価値観に入り、


ダントツ一人勝ちの状態ではあるが、


時代の移り変わりは早いので、


どこまで・・・


このスキームが通用できるかは分からないから、


次の一手を考えておきたい。


私は、


下りのエスカレーターを


ずっと登っていくようなことはしない。


なぜなら、


全く前に進まないから。


状況が変わらなければ、


進む向きを変えてみる。


風が吹いている方向を確認して


追い風になるように向きを変える。


流れに逆らわなければ


自然と進んでいける。


流れに乗れたならば、


かろやかに動いいけるから。


これが考え方。


しかし・・・


私立幼稚園経営のたどり着くところは、


教職員の育成と考える。


いい先生がいれば、


なんでもできるということだ。


育成というと新卒新人などの若い世代の先生を


連想される方も多いと思うが、


私はベテラン勢の育成こそ要となると考える。


そして何よりも片腕となる存在。


何よりも・・・


自分自身の育成が前提だ。


ここ数年のベテラン勢は現状維持。


現状維持は衰退と同じと考える。


なぜなら・・・


これは時代が動いているからである。


このことが理解できなけれな、


私の思考の成長についてこれていない。


学園には20年、30年と


永く勤めてくれている大切にしたい先生がいるが、


思考が平成中期のままなのが問題。


令和の幼稚園に適応できていないという事実。


でも元気。


園長先生の中でも、


お歳を召していても、


元気な方がいらっしゃるが、


大抵、時代に空回りしているケースが多い。


時代に乗ってると思っている方ほど、


いつの時代の幼稚園観なのよ??というところが多い。


これを職場に置き換えてみれば、


いつの時代の職場なのよ??


ということである。


自分の正義が通用しない時代であることを知らない。


しかしながら、


人は誰かに喜ばれ、


誰かに必要とされることに


喜びを見出しながら仕事を探し求める。


すべての人は


幸せになるために生きている。


個人的にですが、


ここぞ!という時に裏切る人、


恩知らずな行動をとる人は、


本当にどうかと思いますし、


関わりたくありません。


そういう人とは、


これまでも縁を切ってきました。笑


どちらにしても、


完璧はありませんが、


関わる人に対しては、


大切にしようと努力はしていくほうがいいと思います。


人を大切にするということを軽く考えている人が


あらためて多いように感じています。



人を大切にする人は、


結果的に人から応援される。

 

自分が苦しいとき、厳しいとき、辛いとき、

 

どのくらいの人が応援してくれるかは、

 

今までのあなたの行動で決まります。


・すべての人を大切にしろとまでは言わないですが、


 しかし、


身近な人やご縁あって一緒に仕事をしている仲間を

 

大切にできない人は論外。


そんな人とは、

 

誰もが時間を共有したくはないものだ。


人が人を連れてくる。

 

人が仕事を連れてくる。

 

人がお金を連れてくる。

 

人が幸せを運んでくるもの。


方針発表会の課題の話に戻りますが・・・


最重要課題は目標に向かっての育成と幸せの定義。


人々を幸せにするということなのですが、


与えるためには持っていないとね・・・。



2025/03/07

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】大事な時期

 


今年度は「ひかりと影の活動」と課題を設け、

年中児が取り組んでいます。

先日のBlogでも掲載した写真も、

この活動の一部です。

そのような過程での年中児のクラス発表の場。

誇らしく思えます。

どうですか?

新入園児のママたち??

パール幼稚園で過ごしていくと、

1年後、2年後には、

このように成長するのです。

先日、新入園児保護者会がありました。

幼児人口減、

どこの園も入園児数が激減の中、

多くの方々がパール幼稚園という学びの場を

お選びいただけたこと、

あらためて有り難く思う時間でした。

大田区内200名を超す園児数は本園だけとなりましたが、

明日は我が身です。

今よりも、もっと、もっといい幼稚園にする!

この想いを駆り立てていく所存です。

しかし幼児人口減少する中で、

これだけの園児がいてくれることは、

何といっても在園するママたちの口コミのおかげです。

園児数が200名を切ってしまうと、

様々な行事などにかける経費が回らなくなり、

これまでと同じような開催は難しくなってしまいます。

ですから保護者のか方々の情報は大事な鍵となりますので、

よろしくお願いします。笑

さて・・・

乳児期と幼児期前期に最も育つのは、

基本的な信頼感だと考えています。

愛されることや、

ママとの一体感を経験することで、

人への信頼が育まれます。

これを愛着形成といいます。

例えば言葉を話せない赤ちゃんが望むことは、

とてもシンプルです。

お腹が空いて泣いたらミルクをもらえること、

お尻が気持ち悪くて泣いたらオムツを取り替えてもらえること、

寂しくて泣いたら抱っこしてもらえることなどです。

こうした欲求を十分に満たされた赤ちゃんは、

きっと誰かに助けてもらえると

信じる力を身につけられるのだといいます。

みなさんがご存じのように、

赤ちゃんの望みをいつでもすぐ満たしてあげるのは、

かなり大変なことです。

子どもの発達段階における2段階目は幼児前期。

幼児前期には、

自律性が育つ時期です。

自律性とは・・・

衝動をコントロールしながら自らを律する力のこと。

乳児期に自分や人への信頼感をしっかり育めた子ほど、

自律的な活動に取りかかりやすくなります。

幼児前期には歩き始めたり、

おしゃべりもできるようになります。

いわゆる育児書の表現でいうと、

魔の2歳児とかイヤイヤ期に突入するのです。

ママの言うことを素直に聞かず、

かんしゃくを起こして抵抗するなど、

手のかかるお年頃です。

また・・・

トイレや食事など、

子どもにとっての最初の「躾」が始まります。

躾を通じ、

子どもの自律性を育てるのに大切なことは、

「やり方」「継続」という、

繰り返し教えていくことです。

そして・・・

自分でできるようになるまで待ってあげること。

いつからできるかは、

子ども任せにすることで、

子どもは意志(will)という力を獲得できるのです。

しかし・・・

失敗しないようにとママがやってしまえば、

自分でやってみようという自律性が育ちません。

頑張っても失敗するたびに叱られ続けたら、

ダメだったらどうしようという羞恥心を覚え、

チャレンジする意志を失ってしまう。

忙しいママにとって、

子どもに何度も同じことを教え、

自分からやり出すまで待つのには忍耐がいります。

ですが・・・

生き抜くのに大事な「意志の力」を

身につけてもらうためと思えば、

子どもが意欲的に取り組む瞬間を

待つことも苦に感じなくなるかもしれません。

そう思って子育てを楽しんでほしいと思いますし、

園生活を楽しんでほしいと思います。

パール幼稚園のある豊かな暮らし。

人は幸せになるために前進するのです。

目の前にある幸せに気づき、

目の前にある幸せを大切に、

これが、

我が子にとっての必要なママ・・・

であるということかもしれません。

子どもにとっては大事なイヤイヤ期です。

この姿をみれるのも今だけですよ。



2025/03/04

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】考えてみよう!

 


年中児たちの影絵あそび。


グループに分かれて、


あれこれ相談し、


みんなで考えながら取り組んでいます。


考えること。


想像すること。


生きていく上で大切です。



考えること・・・


自分の言葉で語れること(What)


疑問に思うこと(Why)


手段や方法を思いつくこと(How)


これらをしているときに


「考えている」という状態になると思っています。

(違うかな???)


この考え方を教えないかぎり、


子どもは考えられることができないと思いますし、


応用力を身につけることもできないと思いうのです。


これって??どういう意味??(What)


なんでそう思ったの?(Why)


どうすればいいかな(How)


と具体的に問いかけるべきなのです。


思考力をトレーニングしていくには、


具体的な問いかけが必要になります。


何でカレーは辛いのか?


などの意味不明な、


答えがオヤジギャグになりそうな質問でいいのです。


子どもに倫理的思考力を身につけさせるためには、


答えをあえて見せ、


正解までの途中経過を考えさせることがいいのです。


思考力がついてくると、


自分で考えて判断することができて、


ボクはこう思う!ワタシならできる!と自信がついてきます。


この自信は意欲的に学ぶ土台となるのです。


2025/03/03

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】実は・・・


 実は・・・


みんながやりたかった「ちびクロわんぽ」。


園児みんなにウケていたフレーズ🎵




さて・・・


今日は雛祭り。


給食は恒例の「ちらし寿司」。


お吸い物には「蛤」は入ってません。汗っ


さて、さて・・・


あかりをつけましょ雪洞に🎶
お花をあげましょ桃の花♪
五人囃子の笛だいこ♩
今日は楽しい雛祭り🎶

の4番の歌詞

金屏風に映る灯を🎶
微かにゆする春の風♩
少し白酒召されたか🎵
赤いお顔の右大臣???


赤いお顔の右大臣とありますが、


これは間違いです。


雛人形の随身は、


白髪のおじいさんが向かって右に置かれます。


古来から


日本では「左上位」という考え方があり、


天子が南を向いたときに


「日が昇る方(東)」が上座となるためです。


雛人形を配置するときは、


雛人形と同じ向きで置くことになりますが、


歌詞を書く際に


雛人形に向かいながら書いたので???


右側の左大臣を


右大臣と勘違いしてしまったのだと言われています。笑



2025/03/01

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】応援できる人

人間・・・


生まれてきたからには、


誰でも役割があるという。


私の人生観を変える出逢った言葉のひとつ。


そして・・・


その役割は自分の得意を活かせた方がいいともいう。


このことは、


パール幼稚園の先生方にも大切に伝えていることでもある。


子どもが好きは大前提ではあるが、


子どもが好きだけでは、


パール幼稚園の先生は務まらない。


パール幼稚園が好きであることが大前提となる。


この2つの要件を満たしていくことにより、


パール幼稚園にとってのいい先生として成長していく。


しかし・・・


その階段は決してなだらかな階段ではない。


それぞれが自分自身の感情や思考と行動で


変幻自在。


如何様にも形を変えていかせてしまう。


パール幼稚園における役割。


いつもスポットが当たる先生もいれば、


スポットが当たりたくても、


中々、当たらない先生もいる。


ここで感情が蠢くのであるが、


着実に次に備え、


自分を高めようとする姿もある。


ひとつの行事の舞台裏には、


人の数だけのドラマが存在する。


そのドラマの脚本していくのは自分自身。


今年も多くのドラマを観てきたが、


美しいドラマに仕立てたと思える先生に共通していることは、


人を応援するということに徹していること。


人を応援できる人は応援される。


この原理原則を忘れてはならない。

2025/02/27

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】もっと、もっと


 いよいよUTABUTAI


弾けるように表現を楽しんで欲しい1日です。


ですから・・・


ママとパパは調子に乗らせるお役目を!!


さて・・・


オケの解散後に修正に入る年長児。


上手いだけじゃ物足りない。


年長児は主砲の福◯◯奈先生が、


基本に忠実に仕上げ、


導いてきたからこそ、


おもいきってのアレンジに挑戦。


もっと、もっとと欲が出る。


迷ったけれども、


ここで投入。


エース鈴◯◯菜先生の表現法。


主砲とエースでWで指導。


ものの5分でみるみる変わる歌声に、


若い先生たちは何を思い、


何を感じたのであろうか?


ある先生からLINEが入る。


「これぞパール幼稚園の先生だ!
私も目指していきたい!」


その姿を目にして実感したという。


パール幼稚園でいうならば、


歌は習慣の賜物です。


日々の基本に忠実に積み重ねてきたからこそ、


アレンジという手段に取り組めるのです。


そして・・・


ピアノの伴奏の歌が新鮮でいい。


なんて贅沢な時間であり、


肥えた耳・・・。


自分が嫌になてくる。



会場で一番音がよく聞こえる席からの舞台。


この席が当たった人はラッキーだと思う。


インスタのかっちょいい動画を見てくれましたか?


ビデオソニックさんに、


無理を承知でお願いしたところ、


快く、


つくってくれました。