2025/03/19

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】誰かを・・・


やっぱりやってよかった


Pearl 0-2 MaMa Garten。


2年目を迎えることになります。


孤立した子育てとならないように。


子育ては地域のみんなでするものだから。


大赤字覚悟ではじめたママを応援する施設ですが、


やっぱり完全に大赤字。


いつクローズしても不思議ではない。


でも・・・


何とかやりくりしながら続いています。


来年度からは地域の子育て拠点事業として、


大田区から認められ、


大田区の子育て広場のひとつとされるので、


何とか続けていくことはできる。


苦しいけれど、


このような笑顔をたくさんみてしまうと、


やっぱりやっててよかった。


人は誰かに喜ばれるために生まれてくるのです。


誰かの役に立つために生きていくます。


誰かを幸せにするために存在する。


幸せとは・・・


誰かを幸せにすることだと考えます。


人は幸せになるために生まれてきたのではなく、


誰かを幸せにするために生まれてきた。


色々な言い回しができますが、


誰かのための自分なんだよな・・・・


と。
 

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】この日のために


連日、連夜、この日の為に頭の整理。


季節のルーティンというか・・・


私の、


この時期の最優先的の仕事デス。


わずか4時間余りしかない時間の中で、


園の未来、


私の思考をお伝えするのです。


全力で臨む数時間となるのですが・・・


果たして、


この時間は意味のあるものになるのか?


お伝えしたことが心に留まるのか?


自己満足で終わる時間であってはならない。


だから・・・


この日のために全力で臨んでいく。


過去と他人は変えられない、


変えられるのは未来と自分だけ。


でも・・・


そんなに人は待ってはくれない。


現実は手厳しく、世の中は冷静。


私は人に厳しく思われているかもしれないが


私は人には優しいし、


近しい人にはより甘い。


この甘さがいけないことも理解している。


思考は言葉がつくるものなので、


どれだけの言葉のシャワーを浴びさせても、


本人の考え方次第。


選択の質が人生を導いていくもの。


そして・・・


前日になってから芸術脳が目覚めるのも恒例のこと。


今年も徹夜明けで臨むことになりそうだ。



2025/03/18

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】素直であること。



節目、節目で顔を見せにきてくれる卒園児。


ママの働きかけもあるかとも思うのですが。


とても嬉しいものです。


もうすぐ育休が明ける長◯◯◯子先生も来てもらって、


みんなでパシャリ。


春から大学生だそうです。


高校ではアメフトの強豪校で主将まで務めたり、


ラグビーに打ち込んだり、


いい経験を積み重ねてきたようです。


東京を離れ地方の大学へ進むなど、


これからも多くの経験を積んでいくことでしょう。


20年後の姿に想いを馳せて・・・


本園の教育活動の内容を組み立て直した頃の子たち。


いまだに試行錯誤の連続ですが、


姿として現れているようです。 


いい感じじゃないですか!


なんといっても素直。


人の成長3要件として、


素直であること、

(より善く生きるためには絶対条件)


プラス発想ができること。

(物事が好転するように考え行動すること)


そして・・・勤勉であること。


大人になってからの勉強は


知らないことを知ることだと考えています。


書物を読んだり、


人の話を聞いたり、


人からの行動で感化されたり、


やるべきことに取り組んだり、


人から教えられたことを行動に移したり、


何をするにも、


素直でないとはじまりません。


せっかくの機会も逃すことにつながります。


素直でないとプラスの行動ができません。


私の今があるのは、


社会に出てから、


この素直であることに意識的に務めたからだと思っています。


これからの4年間はたくさんやりたいことがあるようです。


好きこそものの上手なれ。


好きなことを見つけて社会に貢献して欲しいものです。


応援してます。




2025/03/17

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】言葉の使い方・・・

 


言葉の使い方・・・


気になる方が多くいらっしゃいます。


TPOに合わせたということではなく、


日常会話での言葉の選択。


言葉を知らないのだろうなと思う方が目立ちます。


言葉の選択というものは、


その人が、


これまでの人生の中で読んできた書物や


関わってきた人との会話の集積だとも思います。


しかし、これは、それまでの育ちは関係なく、


今、これからでも磨くことはできるのです。


言葉の使い方とは、


話す時の言葉遣いや話し方、


口のきき方や物言い方などを指すものです。


言葉というものは、


意思や感情を伝え合い、


コミュニケーションを成立させるために使われるものです。


言葉は使いようがあり、


話し手と受け手の意思が交わろうとしていないと、


うまく伝わらない。


同じ言葉でも、


受け手の立ち位置や意識が、


どこに向いているかによって受け取り方が違ってきますが、


言葉づかいを漢字で書くと


「言葉使い」ではなく「言葉遣い」です。


道具を「使う」ではなく、


気遣い・心遣いと同じく、


「遣う」という漢字で表しています。


言葉は思考をも育むものですし、


美しい言葉は美しい心を育むものですから、


自分の遣う言葉が、


相手の心を豊かにすると考えてみると?


いかがでしょうか?


すべてにおいて相手が存在するのです。


そうそう・・・


70周年を記念してオルゴールを制作しています。


希望する方にはお譲りしようと考えていますので、


ご興味ある方はお声をかけてください。


「編曲が難しいですぅ〜」と。


ヒイロ先生が頭を抱えて段取りを進めてくれています。

2025/03/14

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】令和6年度修了証書授与式


「 えんちょうセンセイ!おはようございますっ!」


と・・・


明日からも職員室にやってきそうな園児たち。


本日をもって卒園です。


令和6年度終了証書授与式。


和やかに微笑みをもって終了いたしました。


今年の保護者の方々は永くお付き合いいただいている方々も多く。


ともにしてきた時間が永いせいかなのか?


ホントに卒園という実感がわかない。


また!会おう!!と挨拶を交わしたが、


いなくなって実感するのであろう。


「人を応援できる人が応援される」


成長には人から応援されることが必要です。


人生を愉しむためには、


やっぱり人から応援されることが必要です。


たくさんの人から応援されることが必要なのです。


人は鏡ですから、


優しくしてほしいのなら、


優しくしましょう。


ただし・・・


馴れ合いの関係からは何も生まれません。


「愉しむ」ということを誤解せず、


今日も充実した素敵な1日を迎えること。


人を応援すことここそ、


人に応援されることだと知っておくこと。



2025/03/12

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】芽吹くとき

 



卒園間際のAクン。


廊下ですれ違うと・・・


「えんちょーセンセイ!こんにちは。」と。


モジモジタイプの園児であったが、


最近、ようやく言えるようになった。


挨拶を交わした後でも・・・


じぃーーーと私の顔を観ている。


何か言いたそうな様子なので、


「どうした?」と尋ねると。


5秒くらい考え込んで・・・


「えんちょーセンセイ!

〇〇ができるようになったんだ!」


と勇気を振り絞って口にする。


「すごいな!」

「だから??」


また、少し考えて・・・


「だから・・・シールをください」


その姿に・・・


嬉しくなっちゃいました。


芽吹いた!!


種を植えなきゃ芽吹かない。


水もあげなきゃ芽吹かない。


春夏秋冬。


いろいろな季節を経験しなきゃ芽吹かない。


世界に一つだけの花も、


芽吹かなければ


Only Oneにもなれやしない。









2025/03/11

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】感じる矛盾・・・笑

 


園庭の山桜が咲く頃は・・・


操演式が終わる頃。


今年は暖かいのでしょうか?


少し早く開花しました。


今日も終了証書授与式に向けて、


ママ達が集まってくれて、


貴重な時間をありがたく思います。


本日はサーキット大会。


年長児の保護者の方々は


胸が暑くなる時間だったのではないでしょうか?


我が子の日々の積み重ねで培った姿をみて、


そのように思われたのでしょうか?


さて・・・


いいとかダメとかを言いたいのではありません。


教える側としての矛盾。


子どもの成長に対する矛盾。


ながいですから読まなくても構いません。


『矛盾を知る』


私が新任だった30年前は、


子どもにお便りを配るときには、


必ず!


こんな話をして配りました。


『いまから配るお手紙は、

今度の遠足の話の手紙でーす。

ここには、

持ってくるものも書いてあります。

もしも・・・

渡すの忘れちゃったら、

どうなると思う?』


と聞くと、




『持ってくるものなくて困る〰︎!』と、

子どもたち。


『そうなんだ。

お弁当持ってこれなかったら、

困っちゃうよね?

水筒なかったら

困るよね??

だから、

絶対に渡してください。

お家に帰ったらすぐに渡してください。』


こう伝えると、


幼いながらも、


真剣に話を聞き、


ちゃんと鞄にしまう子どもたち。


そして、


お迎えに保護者がくると、


すぐに!


その場で手紙を出して渡す子もいたりして、


子どもなりに自分の事として捉え、


責任感を持って手紙を渡してくれていました。


ところが、


お便りはペーパーレスとなり、


当事者の子どもを通り抜け、


メール配信で保護者に届きます。



子どもは、


何も知らないまま、


持ち物などが、


準備されていることが多くあるのです。


いまは、


保護者へ直通の為、


保護者のフィルターを通り連絡がいく。



子どもがある程度成長し、


親が仕事に集中出来る年齢になっても、


保護者送迎が義務付けられ、


地域移行した部活動に、


お弁当を持って通う


夜・・・遅くまである塾。


親が時間管理しなければ成り立たなかったり、


口を出さなければ、


回らない状況に陥りやすくなった現代社会。



世の中が、


合理性を求めれば求めるほど、


子どもは自分のことを


自分事として考えることを学ぶ機会は、



回りにいる大人がとても意識しないと、


身に付かない状況になっていると思うのです。


例えを上げだしたらキリがありませんが、


いいとか、悪いとか言いたいのではありません。



そのたくさんの矛盾に、


1つでも多く気づくことが出来れば、


子どもに関わる大人として出来ることや、


かける言葉が増えていくのです。


朝・・・


保護者と共に登園してきた子どもたちに、


まずは・・・


子どもの顔を見ながら


『おはようございます』と声をかけ、


『おはようございます』の


挨拶の大切さに保護者が気づく。


誰の為の施設なのか、


無意識に伝わるのです。


いまある状況のなかで、


いま自分に出来ることを、


自分に出来る範囲で。


自分の持ち場の中で考えていくまでですが。