2024/12/31

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】大晦日・・・


 

今年も本当にありがとうございました。


皆さまにとって2024年・・・


どのような一年でしたでしょうか?


パール幼稚園も70周年という節目を迎え、


皆さまへ感謝の気持ちが溢れる年でした。


今、思えば、やはり記念式典はすべきだったかな・・・


などとも思うわけですが、


園関係者の中から発起人が名乗りでませんでしたからね。・・・笑


さて、


あれができた・・・


これができなかった・・・


「なにができたか」


「なにができなかったか」


そうしたことを振り返ることは大切なことだと思います。


達成を偶然や幸運のおかげで終わらせるのではなく、


どんな成功パターンがあったのかを見つけたいものです。


「どうしてうまくいったのか」


「もう1度再現できそうなものはなにか」


「成功パターン」を見つけることは、


次の達成をもっとイイものにしてくれるものです。


また、未達成を不運や環境のせいで終わらせてしまうと、


未達成の原因を見抜けないまま、


同じ失敗を繰り返してしまいます。


どんな判断をしたから、


達成しなかったのか。


どれくらいの行動量だったから、


実現しなかったのか。


何を具体的に変えるかを明らかにするためには、


できなかったことを冷静に振り返ることも大切。


しかし・・・


達成できたことや達成できなかったことだけを考えていると、


気づかないうちに視野がとても狭くなっていきます。


「自分が何を得たのか」


「自分が何を得られなかったのか」


この「自分」に目を向けていくと、


自己評価がとても不安定になるものです。


振り返りの要素で重要なことは、


「自分はなにをしてもらったのか」


ということを考えることだと思っています。


どんなことで励まされたのか?


どんなことを助けてもらったのか?


どんなところで元気をもらい?


どんなひとたちと楽しさを分かち合ったのか?


そうした誰かとの贅沢な瞬間の数々を並べてみると、


達成したことのリストよりも、


はるかに大きな充実感を与えてくれるものです。


なんのために生きるのか?


なんのために働くのか?


その問いの答えというものは、


自分がしてもらったことのリストを書き出してみると、


自然と浮き上がってきます。


自分がどれだけがんばっても、


逆にどれだけがんばらなくても、


来年も、きっと・・・


誰かはあなたに何かをしてくれるでしょう。


自分は今年してもらったことはなんだろう??


ということを書き出していると、


いろいろなことに気づくものです。


そして、


自然と自分の中から、


「こんなことをしてあげたい」


「こんなことで助けてあげられるようになりたい」


という想いが生まれてくるでしょう。


自分がなにを与えたいのか、


自分がなにをしてあげたいのか。


それを志とか貢献だとかいう人もいるかもしれませんが、


これは自分の中から芽生えるエネルギーだと思います。


2024/12/30

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】どうでもいい話


 

誰もいない幼稚園。


園児の声がしない幼稚園は異空間。


静まり返った園舎に、


今年もありがとう!なんて思うわけですが、


安全・安心・清潔に保つには、


日頃のメンテは必要不可欠デス。


この2年・・・


園児用の椅子や机を全ての学年で新調したり、


音舞台で使う演奏用の椅子を新調したり、


ご承知の通り、


70周年記念事業として、


屋上の園庭化や園庭の大改修があり、


ツリーハウスのリニューアル。


リニューアルといっても全てのパーツは新品。


ツリーハウスはこまめにメンテしても15年が寿命。


たぶん・・・


私は学園経営の打一戦から身を引いているから、


こんなバカみたいに維持費用のかかる遊具は、


これが最後。


春には最年少クラスの床を張り替える予定もあったり、


気づかないところでは経年劣化で、


トイレのセンサー交換したり、


給食室のナントカという器具を変えたり、


ホント、


これだけの建物や空間を維持するには資金がいる。


ご存知の通り物価高騰で工事費も驚く額だった。


玄関にしろ、外構にしろ、床材にしろ、


トイレのタイルひとつとっても


様々な想いがあり、


こだわりがあって安価なものではない。


子どもにとって目にふれる日常の場所だからこそ、


必要なことと考えている。


新建材でなく古くなっても味の出てよきもの。


これが基本。


しかし・・・


こんなことは建物が好きでない人には、


わからないのだろうけれど、


世の中・・・


建物にお金かけてない


幼児を取り巻く環境はたくさんある。


現にテナント型の保育所なんて、


すぐに撤退できるように、


まったく費用をかけていない。


机や椅子の備品もちゃっちいのナンの。


やっぱり教育施設ですし、


しかも私学ですから。


こんな考えも理解してくれている


本園の先生方はいるのかな??


パール幼稚園を纏わなきゃ理解できないことだとも思う。


そうそう・・・


年少園舎の屋根を塗り変えたの知ってる方もいないでしょ??


そりゃ目に見える場所でないからね。

2024/12/28

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】年の瀬のどうでもいい話


 

毎年のように世の中の仕事納めの翌日は・・・


いつもの場所で、


いつもの時間に、


いつもの談義。


仕事を通じて知り合い25年くらい??


よき理解者であり、


弟のような親友と過ごすひととき。


いつの日か恒例の時間になっている。


仕事の話の延長が多いのだが、


お互いの人生観であったり、


互いの職場のコト、


家族のこと、


これからのこと。


馬鹿話もアリ。


今の自分の確認なのかな?


場所は私が10代後半の頃から通う、


オリエンタルで神秘的な空間。


誰でも連れていくわけではない。


お気に入りの気の合うヤツしか連れて行かないところ。


気取らず、驕らず、


ありのままの自分を出せるところ。


飲んで食べて、


とっとと帰宅する。笑


今日も美味しくいただきました。

2024/12/27

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】あっという間だ

 


2025年は「揺らぎの年」になる。


このようなワードを目にしましたが、


そりゃそーだ!とも思うのです。


外郭的なお役職もいただき、


私立幼稚園というものを自園の立場だけでなく、


マクロの視点で考えることが多くなり、


世の中の流れ、


移り変わりに敏感になっていて思うことは、


変化して当たり前であり、


変化してもまた変化するが、


今の変化は絶対ではないとも思うのです。


目の前の出来事に一喜一憂しないということに尽きるのです。


変化が激しいということは、


揺り戻しも大きいということ。


世の中は生成発展を続けるものですから、


つまりのところ・・・


変化し続けるのです。


どこの組織を経営する方は


いつも大きな変化を伴う環境いるわけですから、


どんなことがあっても泰然自若としていられるだけの


人間力をつけることが最も大事な経営者の素質なのでしょう。


人間力・・・


より善く生きていくことであると思っている。


これは人との比較ではないことが面白いし、


平気に生きるということにも出逢うのです。


ただし・・・


面白がるということは楽しいということではない。


ダメさも認めて前に進んでいく覚悟は必要ですし、


平気でではなく平気にということは、


信念を貫くということでもあるのです。


おい!良司!今年は1ミリでも進めたか?


そんなコトを思いつつ・・・


あっという間だ。


2024/12/25

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】微かな記憶・・・

 


我が子の微かな記憶に残るクリスマス。


それはいい記憶であることに違いはない。


親は大変なのに・・・


いい想い出は、


いずれ我が子へと受け継がれていくもの。


そう信じたい。


ところで・・・


ある園児との会話。


園児:「ねぇ!エンチョーセンセイ!!」


私:「どうした?」


園児:「サンタさんに何もらったの??」


私:「お餅をもらった。」


園児:「ゲラゲラゲラ〜」

「何個?もらったの?」


私:「靴下いっぱい。」


園児:「すごっ」


相変わらず、


どうしようもない会話を楽しむ日。


ところでブラックサンタをご存知ですか?


北欧やドイツの伝承に登場する、


悪い子に罰を与える役割を持つ存在です。


正式には


「クネヒト・ループレヒト」と呼ばれ、


黒い服を着て小枝を束ねた鞭を持っています。


いうこと聞かない子には、


石や石炭とプレゼントをすり替えていくという


都市伝説的な話。


それだけ。








2024/12/24

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】日本のクリスマス


 『サンタさんからきたてがみ』という絵本ですが、


サンタクロースと会った時の

輝くもみの木の描写が印象的です。

クリスマスの特別な雰囲気を感じることができます。

この物語は、「働き者のねずみの郵便屋さんが、
雪であて名が読めなくなった1通の手紙をきっかけに、
森の動物たちと協力しながらサンタさんとのつながりを通して、
みんなで子どもたちにプレゼントを届ける」お話です。
ねずみさんは毎日一生懸命に郵便物を届けていますが、
雪に足を取られて転んでしまい、
手紙のあて名が読めなくなります。
みんなに郵便を届け終わった後、
しょんぼりと肩を落とすねずみさんの姿に、
森の動物たちは心配して集まってきます。
その手紙を調べてみると、
サンタさんからの手紙だとわかります。
表には絵が描かれていて、
動物たちは「これは自分宛だ」と言い出します。
(やがてその手紙がねずみさん宛だとわかります。
中身が気になる動物たち。
実はその手紙には??
ねずみさんは
無事にサンタさんのお願いをかなえることができるのか・・・

というストーリー。


いつも明るい郵便屋のねずみさんが

しょんぼりしている場面です。

一生懸命に頑張るねずみさんが転んでしまい、

ちょっぴり切なくてかわいそうな場面です。

ねずみさんが頑張り屋だからこそ、

動物たちも自然と心配して集まってくるのだと思います。

動物たちが「この手紙は自分宛だ」と

言い合う場面はとても楽しく、

笑顔になります。

また、

ねずみさんのピンチにくまさんが助けてくれる場面は、

友情の大切さを感じることでしょう。

誰かが困った時に助け合うことや、

一人ではできないことも

みんなで力を合わせれば成し遂げられることを、

この物語は教えてくれます。

この物語は、

困った時に周りに助けてもらう大切さや、

みんなで協力する温かさを伝えてくれるお話です。

この物語は、

クリスマスを楽しみに待つ子どもたちに読んでほしい一冊です。

我が子と一緒に、

「ねずみさんはどうしてしょんぼりしているのかな?」

と考えてみたり、

「あなたならどうする?」

と問いかけてみるのもいいかもしれません。


日本の幼児期の子どもたちにとってみても、


クリスマスは特別な日かもしれません。


親にしてみてば、

大慌てとなる忙しい日でもあることでしょう。

よき時間を。

2024/12/23

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】縦の時間から・・・


 冬至も過ぎ春分が待ち遠しくなりますが、


いよいよ都内は冬本番。

体調を崩されている方もいらっしゃるようですが、

そのまま年越しとならないようにご自愛ください。

幼稚園では冬休みの預かり活動が展開されています。




園庭では5歳、4歳、3歳、2歳、1歳と

パール幼稚園ならでは・・・

縦割りの関わり深まる時間。

観察していると・・・

あちらこちらで面白い光景を目にします。

この縦割りの関わりがいいのです。

子どもたちが大人になり人生を歩んでいくうえで、

人に迷惑をかけずに、

自分だけの力で生きていくなんて不可能でしょう。

そうです。

生きていくためには、

「人に頼る・甘える・助けてもらう」といった能力が必要なのです。

人に迷惑をかけてはいけない、

誰かに頼ってはいけない・・・

このような大人に育ってほしいという願いは親心ですが、

困難やトラブルをひとりで抱え込んでしまっても、

いい解決はできません。

子どもたちには、

人に頼ってもいい・・・

ということを教えなければいけないとも考えています。

困っているときは誰かに頼っていいのです。

このようなことを知るには絶好の機会なのです。

これも『育ち愛』いい時間が流れていくのです。