2019/07/01

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】本当に良い政策となるのか??


いよいよ幼児教育の無償化の大枠がはっきりとしてきました。

国で25,600円、都で1,800円、区で????円。

この区で????円・・・・・

この制度の影が見え始めた数年前から、

大田区私立幼稚園連合会の執行部の先生方と、

各党派の区議会議員の先生方に説明に回り、

特に区議会自民党の先生方には研究を重ねていただき、

この大田区の????円。

まだ公表は出来ませんが他区の数倍の額となります。

もちろん、この充当額において、

大田区内は保育料が完全無償になる幼稚園もあるでしょう。

大田区といっても保育料の開きは19,000円。

無償化充当額+差額徴収となる園もあります。

もちろん、パール幼稚園は差額徴収額をいただくこととなります。

地域によっては幼稚園団体一致で

何故だか10月から保育料の値上げをするとか・・・

理由のない値上げ・・・これを便乗値上げということでしょう。

パール幼稚園も保育料等の値上げはする予定であります。

保育士の平均賃金を上回る給与を設定し、

人材確保と定着、離職防止に努めることは、

教育の質の向上につながります。

そして教育環境への投資には資金が必要となるのです。

これらが理由となり、

資金収支計算書においての収支差額△を見ても、

適正な学園運営のためには必要に迫られると。

保育所を建設したからでしょ?と思う方もいらっしゃるでしょうが、

幼稚園の管轄と保育所の管轄は異なるために、

別会計の別計上のことはご存知でしょうか。

幼児教育の無償化・・・

注意しなければならないことはパブリックスクール化に陥ってしまうこと。

私立幼稚園はプライベートスクールなのです。

誰でも入園できる幼稚園になってしまうと・・・

建学の精神に基づいた教育の実践は困難になります。

サービスに特化すれば、サービスを求める人々が集います。

価格競争に参加すれば、価格にこだわる人々が集います。

低価格は低価格なりの実行しかできないのです。

これらを幼稚園や保育所に当てはめてみて考えてください。

教育の質を追求することこそ私立幼稚園ではないかと考えます。

幼児教育の無償化・・・

果たして、この政策は吉とでるか?凶とでるか?

特に大都会東京・・・

我々、幼稚園は吉とでるように、

より一層の研鑽を積むべきでしょう。



0 Response to "パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】本当に良い政策となるのか??"