2019/12/31

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】大晦日・・・


今年も残り数時間となりました。

みなさまは、どのような1年でしたでしょうか。

ふと思い出して見ると、

2018年のクリスマス明け・・・

朝からソワソワしている山◯◯子先生がいました。

何か言いたいんだろうな?と思い?

「どうした?何かある??」と声をかけると・・・

「園長先生、お話があります。」

「ん?結婚でもするの??」

「そうなんです。」

「プロポーズされたんです!」と。

「父にも、まだ、言ってません。」笑。

この10年・・・

家族的結合という言葉をテーマと掲げ、

職場の体制に取り組んできましたので、

「父にも、まだ、言ってません。」と・・・

少し複雑でしたが、嬉しくも感じたものです。

あれから1年・・・

先日、和やかな結びの宴にお招きいただきました。

心が正しければ、行いも正しい・・・

形影相同。

人間味、正義溢れる長谷川◯子先生を表す言葉かと。

とても人間味溢れる宴でした。

しかし・・・恥ずかしながら、

若い先生方のマナーのなってないこと。

こういうことまで職場で教えなければならないのだな?と

感じる一コマもありました。

そして・・・

この長谷川◯子先生の幸せをおすそ分けし、

この写真を見た方々が優先的に!!

2020年、

よき1年になることをお祈りいたしまして・・・

ヤァー!!!

今年も、多くの方々にご尽力いただけたこと、

心から感謝申し上げます。


2019/12/30

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】竹箒・・・



例年のように、

園庭は年の瀬の寂しさのような空気が漂っています。

20年ほど前の園庭には、

現在の年少園舎もツリーハウスもなく、

欅の木が5本、

かしの木が1本、

銀杏が1本

現状の園庭の植栽に加え多いものでした。

年末は竹箒を手に午前中は、

一人で落ち葉と格闘だった思い出があります。

それも、幼稚園を、

よくしたい・・・

幼稚園に携わる人々が幸せになれば・・・

決して義務ではなく、

そんな思いがあったからこそできたことでしょう。

『どんな人に対しても親切で敬う気持ちを忘れない徳のある人は、

同じように徳のある人から慕われるようになるものだ。

そのような人は絶体絶命の窮地に立たされても、

必ず、どうにか切り抜ける。

徳のある人が、身を挺して助けてくれるからな・・・』

祖父の教えであり、

近頃、事象と意味が重なる出来事に出逢うことも多く、

なるほど・・・と思うことがあります。

『どの業種でも上に立つ者は、

伝家の宝刀を持っているものだ。

そして持っているからこそ、

一刀両断と判断を迫られることもある。

その時は覚悟をして抜きなさい。

そして無闇に伝家の宝刀は抜くものでもないことを覚えておきなさい。

抜くときは・・・

自分の守らなければならないものを汚された時であることには違いはないが、

それが本当に守るべきものであるか慎重に判断しなさい。

また、抜いたら後には戻れないということ、

振りかざした後には虚しさに襲われることを覚悟しなさい。』

これも祖父の教えです。

ありがたいことに、

私は素晴らしい人たちとのご縁に恵まれてきました。

それは途切れることなく今もつづいています。

素晴らしい人と出逢ううことは、

よい仕事を手がけることに繋がります。

素敵な人と出逢い、

素晴らしい仕事に恵まれることによって、

すでに恩恵は蒙っています。

自分がどれくらい得するかということは、

つい考えてしまうものかもしれませんが、

社会の価値観は、

もうずいぶん前から二極化し、

「得」よりもまずは「徳」を重んじる人が多くなっています。

「お得は・・・

その時だけのものだけど、

徳は一生の宝もの・・・」

祖母の言葉を、

経験を通じて習得しているのだとも思う年の瀬。

考え込んでいるとき・・・

竹箒を手にしていることが多いもの。

私の伝家の宝刀は竹箒なのだろう。





2019/12/27

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】貯徳・・・



私は、ちっぽけな人間ですから、

今年も、

どこまで人を受け入れることができるか、

どこまで人に優しくいられるか・・・

そんな自己の限界への挑戦です。

理不尽と感じること、

道理に反した行いをされること、

多くのマイナスのエネルギーに出逢います。

人生に奇跡を起こす方法があるのだとしたら・・・

貯徳(徳を貯める)ではないかと感じています。

簡単に言うと、

相手に喜んでもらい、

徳のポイントカードに貯めるということです。

ポイントと表現してしまうと

サービスのように聞こえてしまうかもしれませんが・・・

お金をもらっても、

相手の期待以上に感動を与えることができた場合も

ポイントが貯まる可能性はありますね。

つまり、

仕事としてのサービスを提供するのではなく、

真心からおもてなしをするということです。

ホスピタリティはサービスとの大きな違いは二つあり

人や上司に命じられてやらない。

金の対価として行うものではない。

自分が、よく思われたいからという理由でやらない。

という点です。

純粋に相手を思いやり、

もてなし・・・

喜びを与えることに重きをおき

真心から行動するのがホスピタリティです。

単に対価に見合ったサービスの

提供をするという意味ではなく、

同じ人として、

相手の立場に立って

物事を考え、

それに応えて感動してもらうことです。

但し、このポイント・・・

道理に反した行いをした場合、

人の恩を踏みにじった場合は無効となり、

カード自体も失効となるようで注意が必要ですね。

貯徳・・・

目に見えない運が廻り始め、

ミラクルが起きてくるものです。

皆さんは・・・

真心込めてポイントを貯めていますか?

2019/12/25

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】カタチ・・・


クリスマスにヒヤシンス???

なんとも形にはまらない発想ですね。

日本文化は形(かた)の文化です。

剣術にも柔術にも、日本料理にも、

茶の湯にも生け花にも、

あらゆる道には、すべてに形があるのです。

その形を徹底的に自分のものにし、

染みこむまで身につけようとすること・・・

すると否応なしに、

その人の個性が際立ってくるものだと実感しています。

野村良司の創造するパール幼稚園・・・

一見・・・

形にはまらない自由な発想と思われる方も多いようですが・・・

20代・・・

私は偉大な園長先生方に「いい幼稚園理論」徹底的に叩き込まれています。

いわゆる・・・形というものを、

自分自身に押し付けて身につけてきたとは思っています。

つまり心や魂、精神というものは、

どんなにしても縛り付けることは出来ない。

それが形を身につけることによって溢れ出てくるものであり、

ここに真の自由とは何か・・・・・

という問いについての答えがあると思うのです。

夢見た自分は、

形を身につけることによって得ることになるのではないでしょうか。

人というのは、

決して完全に形にはめることなどできない生き物でありますが、

そこをあえて形を押しつけることによって、

その人の本来の個性がいきいきと光を放つものだと考えます。



2019/12/24

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】??


今日は、クリスマスなんですね・・・

もう、この年になると

パーティーだ!なんだ!と思わなくもなり、

全然、気にもならなくなりました。

普通の日常。

そぉーいえば街中の商店街も全然日常模様です。

コンビニ、ファーストフードなどではチキン合戦。

まぁ、歳末です。


2019/12/18

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】エスパー?


多くの出逢いがある2学期も終了となりました。

保護者の皆様のご協力をいただきながら過ごすことができました。

ありがとうございました。

さて・・・・・

日本文化『察する』文化と言われています。

言葉にしなくても、お互い何となく通じ合っている。

エスパーみたいな能力ですが、

こうした日本人の特徴って、

長い歴史の中で積み重ねられ培われてきたものです。

たとえば・・・

茶の湯の達人は、

お客がにじり口から入ってきただけで

そのお客人に最適な一腕がわかるといわれています。

その日の温度や湿度、

風の具合、お客人の体調、心の状態・・・

あらゆるものを、瞬時に察知してしまうといいます。

驚異的なことですね。

けれども近頃は・・・

何故?

何でも言葉にしなければ伝わらないのでしょうか。

もったいないことでですよね。

感じ合うこと、

察し合うことも、

もっと重んじていくべきではないでしょうか。

折角の日本人のDNAにインプットされているのです。

その能力を咲かせていきたいものですが・・・

これも育ってきた環境が大きく影響することでしょう。

2019/12/17

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】味?


大切なものだから、

いつも足りていないといけないということはない。

いつも満たされていないといけないということもない。

大切なものだからこそ、

何だか・・・物足りなかったり、

満たされない気がしたり、

そんな経験が大事になると思うのです。

失ってから感じるものもあるのです。

足りなくなって

はじめて気づくこともあるのです。

足りなければ足りないで、

満たされていなければいないで、

それはそれで楽しいということに気づけばいいこと。

失ったから、すぐに取り戻そう。

満たされないから、何かで埋めよう。

これがダメ・・・

何故ならば、すべて意味があるってことだから。

受け入れること・・・

これが自分の人生の味というものかしら?

2019/12/16

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】波長と基盤



譲ることと負けることは違うようです。

それどころか譲ることによって一歩先へ進めます。

またひとつ、徳のある人に近づくことができるということです。

祖父の教えです。

わざわざ・・・負けることとは違うと付け加えたのは、

私が譲ることによって負けたような気になることをお見通しだたからです。

二宮尊徳が教えた「たらいの水」のようなものでしょうね。

たらいの水を欲張り

自分のほうにかき集めようとすると水が向こうに逃げてしまう。

水を向こうに押しやれば、

かえって自分の方にやってくる。

という話です・・・

これから・・・・・

同じ精神的基盤を持った仲間だけの安心できる空間のみ、

真実は、語られることになるでしょう・・・

精神的に高い低いという時代ではなくなったような気がします。

多様な価値観が広がっていますが、

だから、信じることが信実であり、

真実と思いこむ時代になりました。

徳を見つめる人は、そのような人と波長が合い。

得を見つめる人は、そのような人と波長が合う。

ようするに・・・

同じ波長と精神的基盤・・・

そのような人たちでしか話が通じなくなっています。

これからの時代

大切なことは、

同じ精神的基盤の人の中で共有される時代になると思います。

同じ基盤でも波長は狂うときもある。

人の波長に惑わされるときもある。

ライトサイドでいられるか、

ダークサイドに引っ張られてしまった。

アナキンスカイウォーカーがダースべイダーとなってしまったように・・・

そうなってしまったら・・・大変なことになる。

見えない人には、見えないし、

聞こえない人には、届かない。

平等ではあるが、同じではない。

分かることに時間をかけずに分かり合える。

波長と基盤がポイントとなる・・・

そんな時代になっていくのではないでしょうか。

まだ、まだ・・・

超えなければならないことがあると思いますが。


2019/12/13

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】日常


やれるだけやって、

できそうなことをできるだけやったら・・・

あとは天にまかせてしまいましょう。

いつも・・・

そんなスタンス。

まかせてしまったのだから、

どんな展開も受けいれるようにする。

だって・・・

どんなことであっても、

今の自分に必要なことだから。

そうした天に対する絶対の信頼が大切。

天にまかせているからには、

どんなことがあっても、

ちゃんと光の方へ向かっているものだから。

そして、天から下されるものは、

常に展開であり結果ではないということを、

よく理解しておくことです。

すべてのことが・・・

行動に対する展開であり経過であるのであって、

結果ではない。

だからこそ、

諦める必要もない。

天にまかせて生きることは、

実は・・・

とても勇気がいることなのです。

その勇気を養っていくことが日常。

2019/12/11

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】決断と集中


いいぞ!年中!!

2学期には大きな行事が2つありました。

ひとつ、ひとつをステップにしてきた園児たちですが、

これから3月にかけての年中児たちの育ちは面白いものです。

何かを学び、

上達する人と下達する人の違いは、

決断力と集中力にあると思っています。

決断とは、『断つ』ことを『決める』ことです。

何を捨てるか?ということです。

何かを新しく始めるというのは決断した人が、

決断後に決めることなのです。

決断する前に、

新しく別の何かを付け足そうとすると、

必要なものと、不要なものが、わからなくなってしまい、

決断できなくなるのです。

まずは、

次のステージに不必要な繋がりを断つことから始めることです。

決断するには覚悟が必要となるのですが・・・

楽に簡単にできるという甘い話はありません。

何をしたいのか?

定まっていない人は、

決断することで

周りが見渡せるようになり、

分散していたエネルギーを集中できるようになります。

その結果、変化や進化を加速することができ、

上達していくものなのです。

担任も園児たちも育ちどきです。

ガンガン行ってくれ!!

2019/12/10

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】スゴい人


謙虚に素直に努力する人は伸びるものです。

社会に出て何年か経つと、

一通り社会や世の中のことが分かったような気になる人が少なくないようです。

特に幼稚園教諭は教育観念や保育観念が芽生えてきますので、

自分の努力だけで成し遂げている勘違いをしてしまいます。

我々は大抵のことは分かっているようなつもりでいますが、

実際は世の中の現象や構造についても、

少ししか分かっていないと考えたほうがいいかもしれません。

ほんとうに物事をよく分かっている人は、

「自分はまだほとんど何も分かっていない」

ということを理解しているようでして、

そのような方々は、

自分の知らないことや分からないことを決して否定しないのです。

だからいつ何時でも謙虚にも素直にもなれるのでしょう。

スゴいことです。

天才と呼ばれる人たちや後天的に努力を重ねている人たちは、

ある程度の知識や技能の習熟に加えて、

さらに多くの情報を自分のなかに取り入れることができます。

しかし、普通人の場合は、

ある程度のところで「自分はもう一人前だ」と思うようになってしまい、

一つの壁を乗り越える前に成長が止まってしまうのです。

伸び続ける人や天才と呼ばれる人は、

あいかわらず努力は人一倍するうえに、

謙虚に素直に情報を摂取し、

また先に進むということをくり返しているので、

やることなすことうまくいきますし、

さらに成長し続けていますよね。

ホントにスゴい。

「天才はごく平凡なことがらの積み重ねから生まれる」

といわれますが、

タネを明かせば、

こんなに単純で簡単なことなのでしょう。

でも、ムズカシイですね。

自分の無知を知り、

いつまでも謙虚に、

素直に努力は続けていきたいものです。

2019/12/05

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】Wonder


新人研修の内容構築をメモ描きしてたんです・・・

少し、机を離れて戻ってみると・・・

ちゃっかりと椅子に座って鼻歌交じりで ・・・

もう!!Wonder!!

ん??

カラフルでいいんじゃない?

こういうのマジマジとみていて思うんです。

子どものすることにwonderを見いだすことは、

子どもが感覚に触れているであろう???

独自の世界観( sense of wonder )を感じることにより、

大人である私たちも、

そこに出逢ったことのない

sense of wonder 感じることではないであろうか?

その sense of wonder は、

子どもが感じることを共感すること以上に、

子どもが世界に対して感じていることを取り出せることと、

そして・・・

人として同様に、

その世界のあるところに対しての

 sense of wonder を感じ取るものかもしれない。

そして・・・

私には見えないものが見えているのであろう。

このことは・・・

子どもはスゴい!!ということなのだが、

そのスゴい!!ということは、

その世界のスゴい!!ことであり、

そのスゴさに出逢う概念のスゴさであり、

そこに誰でもが足を踏み入れることができる世界であることがスゴいのである。
2019/12/04

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】気づき、気づく


この仕事をしているからなのか・・・

誰かの力になりたい。

あの人のために何かできることはあるか?

よく、そう思うことがある。

しかし・・・

そう思うなら、願うならば、

せめて自分の目の前の問題くらい、

きっちりクリアしておく必要があるとも思う。

これが結構!!難題が多い。

悩みと苦しみの多い人生を送る人は、

他人の苦しみや悲しみ、

つらい気持ちがよくわかるもの。

だから・・・

同じ苦しみに直面している人から、

しばしば相談を受けることもある。

話しを聴いてあげるだけで、

相談者は、気が楽になることもある。

やっぱり、

そんな人は、

問題を乗り越えて、幸せになって欲しい。

そんなふうに思うのが、

人情であり、

友情でもあり、

愛情でもある。

そのために・・・できることは、

自分が相手と同じ悩みを乗り越えること。

これしかないと思う。

悩み、苦しむ中で、

自分に気づき・・・

自分に気づくことの連続。

それが、課題を解決したということだろう。

誰かの力になりたいならば、

まず自分が自分を超えるということ。

2019/12/03

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】心の目


師走最初の一週間ですね。

忙しさは、

まだまだ助走のレベルでしょうか?

心を亡くしたり

心を荒ませたり

そんなことがないように・・・

活動参観も始まりました。

平日にも関わらず、父親の姿も多く見受けられました。

時代でしょうね。

活動参観において、

特に年少児の成長は一目で感じることができるのではないでしょうか。

普段、家では元気なのに園では・・・

うちの子・・・内弁慶だった。

家では聞き分けのいい子なのに・・・

外ではわがままだった・・・なんて。

我が子の新たな一面発見!!ということもあるでしょう。

いい時間を、いい心を持ってお過ごしください。

幸福とは遠くにある特別なものではなく、

ごく身近にある小さな幸せの集合体のようなものではないでしょうか。

心の目で見なければ気づかずに通り過ぎてしまうようなもの。

そんなものでもあるでしょう。

日々幸せを見つけながら暮らすことで、

心は豊に深まり、気品も備わっていくようです。