2019/09/03

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】驚き・・・喜び


誰と誰が、どこで、何をして遊びを展開していたのか・・・

どのような人間関係が見られたか・・・

環境とどう関わっていたか・・・

どのような道具を使っていたか・・・

所謂、幼児の姿を主観的データ化することです。

どこに面白さを感じていたか・・・

どのような経験をしていたのか・・・

何が育っているのか・・・

所謂、読み取り。

客観的データであり、

このデータは、遊びの課題と人間関係の2つの面があります。

どのような成長に繋がりそうか・・・

次はどのような経験が必要になるか・・・

所謂、願いであり、アセスメント。

次の成長を促すためには、どのような環境や活動が必要か・・・

どのような援助が必要か・・・

所謂、環境の構成。

これらが幼児の理解を深める手立てと、

理解に基づいた援助となるのです。

主観的データと客観的データは、

その日の活動を振り返り、

子どもが遊びや活動の中で学んでいることを捉える視点であり、

アセスメントと環境の構成は、

次の援助を考える視点といえるのです。

この理解から援助へのまなざしが、

日々の活動の中に組み込まれることで、

根拠を持って次への活動へと繋げているのです。

記録の観点から、

クラスの様子、

ひとりの子どもの様子、

ある一定期間の経験の振り返りが必要で、

ポイントとなることは、

読み取りの中で、

子どもたちに共通する姿をあげて

その状態を活かした次の活動を考えることなのです。

例えば、異なる遊びを展開する中でも、

言葉のやりとり活発になってきた・・・

遊びに集中する時間が長くなってきた・・・

という共通点を見つけるのです。

それをもとに次のねらいを定め・・・

次へのステップを進めるような援助を進めていくのです。

ですから・・・

子どもの驚きとか喜びのシーンは、

とても大切なことなのです。

素人目からしてみるとダンスしているだけ?

手遊びしているだけ?

という活動に見えるかもしれませんが・・・

幼稚園の先生というものは、

そのようなシーンの中でも、

驚きや喜びは、

特別なものとして、

キャッチすることができるのです。

FESTA の導入がはじまりましが、

この過程でも・・・

色々なキャッチがあるので、

とても楽しみな時間となります。