パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】感情のコントロール
ほんのちょっとしたことで激しく泣き叫んだり、
些細なことでパニックになっていたり、
そんな子を見かける場合があります。
この原因は何であるか・・・
これらは、
その子の心にある不足から。
困った行動や困った性格と感じる子どもの怒り。
子どもの怒りやすい性格は
生まれつきのものではないといわれます。
アドラー心理学などでは、
こうした行動を「不適切な行動」と呼んでいます。
子どもの怒りには
必ず理由があるものだと考えていますが、
子どもの怒りの裏側には、
満たされない気持ちや不足が隠れているものです。
最近、若い大人も多いです。笑
これらは・・・
知らず知らずの悪循環のループに入ることも原因でしょう。
周囲の大人の対応が怒りを助長するときもあります。
子どもの怒りが激しくなる背景には、
周囲の大人の対応も影響している場合があります。
次のような関わり方は、
子どもの不安な気持ちを強めてしまう可能性があります。
まずは・・・
感情を否定する言葉がけ
「そんなことで怒るの?」「もう泣かないの」という言葉は、
子どもの気持ちを否定することになります。
すると・・・
自分の気持ちは受け入れてもらえないと感じ、
感情的になりやすくなってしまいます。
続いて・・・
たくさんの「ダメ」が重なる
毎日の生活のなかで、
ついつい・・・
ダメ!こうしなさい!という言葉を繰り返します。
子どもは自分の考えや行動が認められていないと感じ、
反発心が強くなってしまいます。
大人は忙しい毎日のなかで、
知らず知らずのうちに感情的になってしまいがちですが、
大人が焦ったり怒ったりすると、
子どもも同じように感情的になってしまいます。
特にママが子どもに対して
イライラや怒りを感じるのは当然のこと。
この感じるイライラや怒りは、
心配や不安、悲しみといった、
本来の感情が高じた結果なのですし、
子どもへの深い愛情があるからこそ、
これらの感情も強くなってしまうのです。
だからこそ・・・
これらの感情との向き合い方を知り、
適切な対応方法を身につけることが大切になります。
不適切な対応・・・
何だか世間を騒がせている言葉でもありますが、
虐待まがいの行動は不適切であると思いますが、
このケースの不適切な行動は、
心理学的観点からなるもので、
不適切ではなく、
適切な対応でなかったと表現すべきかと。
昭和の子育てをしていると虐待とされる現代ですが、
子どもに適切でない対応などは、
いつの時代も、
知らず知らずにしているもの。
孤立化し、
周囲の他人との関わりが少ない子育てが
招いている現象かもしれません。
感情のコントロールは大人から。