パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】面接の中身??
園庭の紅葉もちょうどいい頃になりました。
季節がズレてますよね??
新卒採用も動向が変わり、
保育所優勢の状況ですが、
それでも幼稚園がいいと
門を叩いてくれる学生さんがいることはありがたい。
採用試験日などを設定しても、
その日には集まらない。
これは学校が幼稚園は求人難だから、
いつでも大丈夫であろうという考えがあるからだと、
勝手に思っている。笑
流行りのポツポツ面接となるのです。
私が新卒採用面接で気にするところとしては、
まず・・・
履歴書が丁寧に書かれているか?
字が綺麗とか汚いとかでなく
いかに丁寧に書いているかを気にしてみます。
いらっしゃるんです。
やっつけで書いてくる方。
次にメイク。
美意識の表れだと思うので大事。
年齢的にもコレから磨かれては行きますが、
例年だと私服で来園してもらうのでセンスも。
今年は指示し忘れてましたから、
皆、リクルートスーツでした。笑
ちなみに・・・
リクルートスーツの時はブラウスを気にします。
これらは如何にして面接に臨んでくるかがわかります。
私が必ず尋ねる質問としては、
幼稚園の先生になるにあたって
ご両親は何とおっしゃってますか?
ということ。
回答は人それぞれですが、
この回答は育ちを伺うことができます。
そして何か質問はありますか?
と質問していただきながら質問をしていきます。
質問してくださいといってもね・・・
質問なんて考えてこないでしょうし、
フリーズしてしまう方もいます。
この中で今年は面白い傾向がありました。
面接した新卒学生は必ず同じことを質問してきたのです。
「園長先生が望む幼稚園の先生の姿を教えてください。」
ということでした。
答えは簡単・・・
愛嬌があるかということ。
このように答えると・・・
えっ??という表情になりますが、
自らの姿で、
子どもたちに生きていく術を教えていくのが先生です。
ですから、
絶対に愛嬌は必要と答えます。
まぁ・・・
いずれにせよ、
20歳、そこそこの女子が面接に挑んでくるのです。
拝見していると緊張のあまり汗だくになりながら、
一生懸命に会話の答えを探りながら時間が経過していきます。
たった数十分の面接ではわからないことも多く、
実際に一緒に働いてみてから特性がわかるものですが、
私が指導していけるかということが
採用の鍵となることは確かなことですが、
猫の手も借りたい程に人手は必要ですし、
選べるような時代でもありません。
かといって誰でもいい採用でもありません。
その人の仕事に役立つ長所を引き出し、
誰かの役に立たせること。
子どもの成長が一番の喜びであるとと
感じることができるように育んでいくこと。
ご縁を良縁として育んでいける関係性を
築くことができる人であってほしいという願いを
理解していただける人。
そのようなことが基準となっているのです。
仕組み的にも時代的にも
スターとなる先生は簡単には出ないと思っています。
誰か秀でる者を軸にした集団では、
もう古い。
それぞれの長所を集結する職場であることが望ましい。
採用とは・・・
その人の人生を預かるものだと考えています。
パール幼稚園のある豊かな暮らし。
環境は整えて参りますが、
それは与えられるものではなく、
過ごす環境の中で努力し築いていくもの。
応援する人は応援される。
この理を理解し活かしていくことで
天職となるものかと思っています。