二学期も残りわずかとなります。
行事で育まれる期間だと実感しています。
Festa でスタートとなり音舞台をステップとする仕組であるのが、
パール幼稚園の独自のストーリー。
年長児は夢の国のお仕事にも参加します。
実は、このお仕事においても、
夢の国には、
私たちの想像以上のルールがあるようです。
昨年のお仕事のことらしいのです。
ファストパスでのルール違反。
観る側の行い。
少しのことなのに・・・・・
夢の国が夢の国である所以なのでしょう。
NGはNGなのです。
参加するには厳しい条件が付け加えられることに。
私の考えとしては・・・
夢の国にご迷惑をかけてしまった事は事実ですから、
辞退すべきかとの旨を・・・
保護者の方々にお伝えさせていただきました。
すると・・・
「私たちは夢の国のお仕事を受けるために
幼稚園にいれたと言っても過言でない」と。
夢の国のお仕事を受ける、受けないは、
私が夢の国に謝罪をし、
条件を受け入れればいいことだけですから、
これは難なくクリア。
しかし・・・
何とも言えない感情がありました。
パール幼稚園が大切にしていることには意味がないようで。
私たちは伝えられることができなかったのです。
夢の国のお仕事を受けられるという理由。
正直、自信を失いました。
夢の国のお仕事ができる幼稚園であれば、
どこでもいいということです。
私たちの大切にしていることは意味がない?
大切にしている行事は行う意味がない?
実践する幼児教育は何であったのであろうか?
本当にネガティブな発想となってしまいました。
Festa・音舞台・UTABUTAI・・・・・
最高の育ちの瞬間を感じることができるステージにかける想い。
多額な資金を投入することさえ馬鹿らしくも思えます。
日々、真面目に情熱を注いでいる先生方よりも、
ルールに反し仲間にも受け入れられず、
園を去る教員がSNSや交流で、
保護者に支持を得ているようですから、
情熱を注ぎ、自分の限界に挑む先生方には、
真面目な人は馬鹿をみる・・・
ということを教えているようで、
そこまでやる必要はないよと言いたくもなりました。
しかし・・・・・
「園長先生!次は音舞台ですね!」
「園長先生!来年は何に挑戦するのですか?」
「園長先生!最近、うちの子逞しくなってきたんです!」
「園長先生!幼稚園のおかげです・・・」
そのような言葉をかけていただけることもある。
解ってくれている保護者もいる。
人はそれぞれ青空の色が違ってみえるように・・・
心はひとりひとり違って同じ心などあるはずはないのです。
心が違うと、みえるモノも違うのです。
しかし、心は特有の経験からつくられるものです。
『真・善・美』
パール幼稚園という空間で、
ご縁があってご一緒しています。
『ファンが生まれる幼稚園』である所以。
FUN と FAN にかけてのファンなのです。
私たちの創りだすパール幼稚園が大切にすべきもの。
この『音舞台2013』において、
『真・善・美』同じ心というものを、
自慢の子ども達が案内人となり教えてくれることでしょう。