2021/04/26

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】欲しいなフォロワー


フォロワーシップというものがあります。


園長先生になられた先生方、


これから園長先生になる方々に


アドバイスとしてお伝えする


必要な要件のことです。


そもそも・・・


副園長先生や主任の先生を経験し、


園長先生になられる方が、


このフォロワーシップが


身についていないと


可笑しなことだとも思っています。


名前だけの役職であり、


役割は果たせていなかったということです。


そもそも園長業や副園長業、


そして主任業などというものは、


リーダーシップが


必要と思われるかもしれませんが、


フォロワーシップの方が


重要だと考えています。


部下やリーダーを補佐する人が、


組織のリーダーの支援、


組織へ貢献するために、


受け身ではなく能動的に、


自律的に考え、


行動することがフォロワーシップです。


そもそも強い組織というものは、


強いカリスマ性や


リーダーシップを持った上司に対して、


複数の部下


(フォロワー)が


上司をサポートする側に回る


(フォローする)


という条件があります。


特に幼稚園や保育園、


学校という世界には、


このポジションの先生の存在が


不可欠だと思っています。


幼稚園を適切に機能させるためには、


リーダーシップも不可欠ですが、


リーダーではないフォロワーも、


能動的・自律的な判断や行動が


求められるようになっているのです。


フォロワーの立場にある先生は・・・


まず・・・


決定権者は誰であるかを考えて行動すること。


要するに、


フォロワーと園長先生の良好な


関係構築につながります。


気に入られるとか、


媚を売るという印象も


あるのかもしれませんが、


意思決定の遅れは


全体の致命傷となりかねません。


ですから・・・


調子よく見えるのも当たり前であり、


レスポンスが悪い人には


務まらないということです。


意思決定権を持った園長先生が、


的確な判断を下せるように行動することが、


全体への貢献につながるのです。


レスポンスの悪い先生が、


フォロワーである


副園長先生や


主任の先生という立場にいたなら、


直ちに替えるべきなのです。


そして・・・


フォロワーとして・・・


偉くなっているからではなく、


自発的に・・・


自分のアイデアは


積極的に提案することが求められるのです。


自分のアイデアが


園によい影響をもたらすと感じたら、


園長先生が


採用してくれるか否かにかかわらず、


積極的に提案することです。


園長先生が判断する際に


幾つか判断材料を提示できないとなりません。


意思決定者の気持ちやニーズを


考えて行動することでしょう。


今・・・


園長先生が・・・


何の仕事に取り組んでいるのか?


何に取り組もうとしているのか?


私は知りません・・・


そのような副園長や主任の先生では


フォロワーとは言えませんし、


役割は果たしていないということです。


また・・・


今、先生方が何の仕事に取り掛かっているのか?


把握できていない園長先生も、


役割は果たしていないのでしょう。


というか・・・


フォロワーの立場の先生が、


フォロワーとしての役割を果たさないので、


役割を果たせない園長先生に


してしまっているのです。


副園長先生や主任の先生の


仕事を理解できていない


先生も同様でしょう。


副園長とか主任という肩書きがつくと、


特に大きな園によっては、


偉くなってしまう先生が原因で


組織は崩壊してしまうこともあるようですが、


フォロワーシップは


各自が『弁える』ということが


必要だと考えています。


フォロワーシップという理論は


多くありますが、


日本語の『弁える』という・・・


この一言に・・・


集約されているように思えています。