2021/10/20

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】気質と性格②

 


「うちの子は泣き虫で……」


「人見知りが激しくて……」


「言い出したら聞かなくて……」と


いくら悩んでも、


それはその子に備わっている「気質」であり、


簡単には変えられないでしょう。


気質は子どもごとに違っていて当たりまえなのです。


にぎやかな場所が好きな子と、


静かな場所を好む子では、


同じ声かけをしても


通用しないということを理解しておくべきかと。


我が子の気質を見極める目が必要なのです。


たとえば・・・


うちの子は、


ひとつのことに集中するのが好きで粘り強い。


環境の変化には敏感ですぐに泣いてしまう。


飽きっぽくルーズだけどおおらか。


基本的にはいつも機嫌よく過ごしている。


など・・・


特性を具体化して


客観視してみてみるといいでしょう。


今までは、


ほかの子と比べて


できないことや劣っていることばかり


目についていたことに


気づかされるのではないでしょうか?


 しかし・・・


気質は基本的には


変わらないことを理解すると、


気になる部分を変えようとして


必死にならなくてもよくなると思います。


親が我が子ためにできることは、


対応や接し方を変えること。


うちの子は引っ込み思案な気質・・・


いろいろな場所に連れていって、


場慣れをさせよう。


うちの子は飽きっぽい気質・・・


小さなゴールをいくつも設定して、


目標をクリアする喜びを身体で覚えさせよう。


うちの子は活発だけれど・・・


新しい人間関係を築くのが


あまり得意ではない気質。


チームプレーが求められるスポーツよりも、


剣道や体操などにチャレンジさせよう。


うちの子は五感が敏感ではなさそう・・・


自然の中に連れ出して、


綺麗な景色に感動したり、


土の感触を感じたりする経験をさせてあげよう。


うちの子は気持ちの切り替えがすぐにできない気質・・・


突発的な出来事にも対応できるように、


時間より前の行動を徹底させよう。


うちの子は集中力が続かず注意が逸れやすい気質・・・


周りには、気が散るものを置かないようにしよう。

 

根本的な気質は変えられなくても、


親が注意深く見てあげたり、


経験値を高めてあげたりすることで、


できる・・・ことは少しずつ増えていくものです。