2023/09/29

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】人の話を聞き取るチカラ



人の話を聞き取るチカラ・・・


年長児たちは、


一学期で培った、


このチカラが発揮される時。


このメイ・ポールは


ヨーロッパ諸国で自然の恵みに感謝するお祭りで


披露するダンス。


支柱を樹木に見立て収穫を喜ぶものだそう。


リアルにみたことはありませんが、


劇団四季のアナ雪のオープニングで観ることができます。


このメイ・ポールを幼児体操にアレンジしたものが、


先代の野村實千代先生が残した本園のメイ・ポール。


もしかしたら?


現在、日本中探しても


幼稚園で取り組んでいるのは


パール幼稚園だけかもしれません。


さて今年度の年長児たち・・・


今年は9月の3週目から取り掛かったとは言え、


インフルでクラスが揃って取り組めたのは


4週目から・・・


しかし・・・


やはり時間は必要と思う部分もありますが、


担任の先生の掛け声や順序を理解しながら


挑戦しています。


泣いても笑っても練習は今日は最後。


クラスで力を合わせて披露する渾身の作品。


どこでヨシとするかは担任の感性次第。


パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】今日のお給食はっ!!

 















最年少クラスと年少クラスの担任泣かせの!!


ミートソーススパゲティー。


スモッグに満腹の地図が描かれています。

2023/09/28

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】Don't worry, be happy.


始業式と同時に流行りだしたインフル。


入れ替わり立ち替わりの欠席者。


FESTAに向けての取り組みが


9月の最初の連休明けからとなった。


正直・・・時間が足りない。


最後の手段として、


FESTA当日のお披露目は無しとして、


後日、改めてとも考えてもいましたが、


なんとか・・・なりそうかな。汗


どこをゴールとするかは、


その学年によって異なルものだが、


何を掴まえさせたのか?


何ができるようになったか?


これらを理解させていくことが重要。


専門的知見は表には現れないが、


そこの部分も姿で現れるのが理想である。


 






 

2023/09/27

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】美学の共有

 


令和6年度入園説明会を開催いたしました。


40名✖️3回。


今日から始まります。


マスク無しでの保護者の方々のご参加は、


やはり表情も鮮明でして、


とりとめのない話に、


始終、涙を流されながら、


真剣な眼差しでお聞きくださり、


とてもありがたい時間でした。


ありがとうございました。

貴重なお時間をいただき、


お礼を申し上げます。


この時間・・・


入園説明会というより、


パール幼稚園の美学を


認識いただく時間であると考えます。


論より証拠。


園児たちのリアル姿を


ご覧いただくことからも


ご理解いただけるとも思いますが。


会場の設営、


椅子の並べ方、


角度に至るまで左右対称で、


スクリーンをご覧いただき易いようにしています。


先生方の立ち居・振る舞いも、


他の園の先生方とは異なるものと


自負いたしております。


ちょっとの差が大きな結果を生み出すものです。


パール幼稚園の想いを


ご理解、ご賛同いただき、


よき、深き、


ご縁を育めますことをお祈り申し上げます。


2023/09/26

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】育ちのタイミング


幼稚園生活での育ちを区分していくと


4月から6月を第1期、


7月から9月を第2期、


10月から12月を第3期、


1月から3月までを第4期と区分します。


さて・・・


年少児の第1期。


集団生活に入り、


大好きなママと離れ、


心細い気持ちで登園してきます。


まだほとんどの子が3歳代で,


身辺自立を中心とした援助が必要です。


できることは自分でやっていくようになるので、


援助しながらでも自分でできた時には


「できたね」と認め、


各自が徐々に自信をつけていくものです。


好きな遊びは夢中になって


取り組めるようになりますが、


まわりとかかわりながら遊びを展開していくことは、


まだできません。


担任の先生が仲立ちしながら


仲間関係をつくっていく段階。


第2期では、


クラスでの生活がわかるようになり、


自らお手伝いをする子も出てきます。


「1番でないとイヤ」なこともありますが、


気持ちを受け止めつつ、


決まりがあることを伝えていきながら、


交代することも教えていきましょう。


脱いだ服を自分でたためるようになるので、


できたことを認めながら、


次への意欲につながります。


この年齢で身辺自立をめざしたいので、


方法を言葉で示し、


見守る時と手を出して助ける時を見極め、


関わっていくのです。


さて・・・


現状の第3期ですが、


4歳を迎えた子が多くなってくる頃ですから、


言葉でのやりとりが上手になって、


友だちの気持ちも察することができる子を


担任が気持ちを代弁しながら、


自分の物を友だちに貸してみたり、


友だちの使っている遊具を借りたりすることを繰り返す中で、


我慢や葛藤も経験していきます。


ひとり遊びから、


先生や友だちと一緒に、


簡単なルールのある遊びも展開していくものです。


ここで・・・


他者との育ちの環境が大きな違いとなり


姿として見えてくる頃です。


ここで担任は、


クラスの目標とするゴールと


個人の目標とするゴールを


すり合わせていかなくてはなりません。


ご家庭の中でママとゆっくり育ってきた子は、


集団の中に入り、


他者との育ちのスピードの違いに


「アレ??」となり、


焦ることもあるでしょう。


もしも・・・


そこが気になったら、


ある意味チャンスです。


小学校へ就学するまでに整えていけばいいのです。


なぜなら・・・


ここはご家庭が気づかなくては何も進まないからです。


近頃は、


ママの顔色を伺い、


迎合して何も言わない園や先生もいるようですが、


それでは、


子供のためにはなりません。


幼稚園の役割も果たしていないことになります。


本園のベテラン勢の先生方にはタイミングを見計らい、


ご家庭に伝えるように指導しています。


育ちには「時」がありますから、


ここで!という「時」に伝えるようにと指導しています。


もしも・・・


伝えられたからと言って


ネガティヴに捉えないでください。


気づいた時こそ、


タイミングです。


ボジティブに前に進んで参りましょう。


幼児教育の根底は家庭教育にありますから、


集団の部分は園で個人の部分はご家庭で、


一緒に最善の方法を探って参りましょう。


全力で支えていきますから大丈夫です。





2023/09/25

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】男子たるもの引けない時もある


とある街中のショーウインドウにはHEROがいた。


男子は、


こーゆーモノに心惹かれてしまうから、


小競り合いがはじまる。


ウルトラマンのアニメーションの等身大のフィギア。


異星人と共存する現代の地球。


でも!侵略を企む異星人との戦いを、


変身ではなくパワースーツを纏い


異星人から地球を守るというハナシ。


かっちょいいなー


欲しいなー


でも・・・


どこに置くのよっ。笑


男の子の中には・・・


いつでもHEROが存在します。


ウルトラマンであったり、


ライダーであったり、


戦隊であったり、


そしてクラスのアイツだったり、


いつの時代も一緒だと思うのです。


さて・・・


さて・・・


園庭でのある日のストーリー。


降園前の園庭では、


多くの物語が存在します。


もちろん主役は本人。


男の子たちは3人も集まれば、


どんな遊びをしていても小競り合いが始まります。


男兄弟で揉まれて育っている子もいれば、


一人っ子もいます。


もちろん育ちの環境が違いますから、


遊びの度合いも異なるのです。


パンチ!キック!


痛みに慣れている子もいれば、


やられ慣れていないので


びっくりしちゃう子もいますし、


いつも我慢してやりかえさない子もいます。



写真のAくん・・・


仲間のおふざけに耐えに耐えていましたが・・・


堪忍袋の尾が切れた様子です。


涙をこらえ、


悔しいなぁー


どうしようかなー


五分程度も!!


散々に悩んだ挙句。

(私は、早くやりかえさないと意味がないんだ・・・

ほら!早く!行ってこい!と呟いていましたが、)


立ち上がり拳を握りしめて・・・


仕返しに・・・


でもね・・・


やった方はおふざけの延長だから、


ちょっとの時間で忘れちゃってるんです。笑


これが男の子。


2023/09/21

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】感じ取る。


 

皆さんは変化に敏感でしょうか。


9月もあっという間に過ぎようとしています。


季節の移り変わり、


気温、風当たり、日の長さ、木々の変化など、


五感で変化を感じることでしょう。


子育て支援が基盤となり保育所優勢な制度の施行。


私立幼稚園にとっては、


変化を厳しく感じる時です。


保育所由来の私立幼稚園に適応できる制度は、


いち早く大田区議会、


行政でも検討していただけるよう、


区長をはじめとする区議会各会派、


行政関係者に説明しお願いをしているところです。


パール幼稚園さんができてもね・・・


他の園さんがついていけないでしょ?


行政の方々に、よく言われることです。


これは・・・


同時に私立幼稚園にも変化が求められています。


私は、これまでに変化を予測しながら、


パール幼稚園の運営を


コツコツと時代に合わせることを


心がけてきましたから、


この大きな変化には、


あまり脅威を感じてはいません。


時代の変化の最中でも、


保育でなく教育を・・・という概念をもとに


教育に軸を置く幼稚園運営を


実践しているつもりです。


世の中のシステムは外的要因によって


変化させられるのではなく、


自ら変わらなければならないと考えています。


そのためには・・・


適応力・順応性・柔軟性といったものが必要とされます。


そもそも「もっとよく」「よりよく」と考える方は、


変化や成長を望んでいる方々です。


変わるためのファーストステップとして大事なことは、


実は自分が変わろうとするよりも、


まず大切なのは・・・


周りの変化に気づくことだと考えています。


ついつい自分が変わることだけに集中してしまい、


周りの変化に気づくことを疎かにしてしまいますが、


この変化に気づくプロセスが非常に重要。


変化に気づくとはどういうことか。


それは・・・


時系列に対して一段俯瞰的に物事をみるということです。


変化を感じるという意味では、


その瞬間どう感じるかが大事ですが、


この「今」を感じることが


「過去」に感じたこととどのように違っているのか。


ここに変化があるのです。


この変化に気づくことが大切だと思うのです。


私たちは流れいく時の中で生きている以上、


変わらないでいることは、


ほぼ不可能です。


目に見えない少しの変化も必ず起こります。


だからこそ・・・


周囲にも・・・


どんな変化が起こっているのかを理解することが大切です。


昔のパール幼稚園は・・・なんてことも耳にしますが、


時代が動いているから仕方がない。


その視点の方は時代が止まっているのかな?


古きよき時代ということでしょうか。


30年前のスポーツカーより、


今のカローラが速いのです。


育ってきた環境も、


育ってきた時代も違う方々が先生になっています。


5年、ひと昔の時代です。


ガラケーからスマホが当たり前となり、


そのスマホの進化なんて3年で大きく変わる時代です。


ノートPCなんてものは、


5年経てば骨董品です。


基本的な変化でいうと、


冒頭で話したように季節はわかりやすいもの。


空気や温度、


気候の変化は誰でも感じることができます。


組織の中で言うと、


組織の空気も肌で感じるのではないでしょうか。


繁忙期のザワザワ感、重たい空気。


反対に成果がでた時の活気づいた雰囲気など。


こうした見えない空気の変化に


敏感になっていくことが重要です。


変化に敏感になるためは、


単純に・・・


そこに意識を向けてみること。


空気感は無意識でも感じることができます。


しかし・・・


普段なんとなく感じている空気を


意識的に感じてみることによって、


変化に気づきやすくなります。


人は目で色々なものを見ていますが、


単純に目で見てるだけではなく脳内で見ているのです。


仕事が忙しくて


自分のことだけで精一杯になってしまったり、


自我が強過ぎて自分のことしか見えていなかったりすると、


変化に気づくことはできません。


自分のことだけを考えていると、


今その瞬間を感じることには敏感になりますが、


過去と比べてどうかということに目を向けられなくなります。


だからこそ・・・


ちょっと立ち止まって、


今感じていること、


その前はどうだったのか。


逆にこれから先はどうなるのか。


こういった時系列で物事を捉えていくようになると、


過去からの変化、


これから先の変化を


敏感に感じられるようになると思うのです。


周りの変化を意識的に感じ取ること、


そこに出発点があり、


これからの変化と成長に向かって進めるのです。


古きよき時代は懐かしむものであり、


軸を確認するものでもあるのでしょう。