令和7年度の入園受付を終えて、
令和8年度にむけて思考の旅がはじまりました。
昭和61年に学校法人化し認可定員200名とされましたが、
年少・年中・年長の園児数が200名を切る予定です。
(満3歳児のカウントが複雑ですので、
満3歳児を含めれば問題はありませんが)
区内では1桁の新入園児の園もあるようです.。
少子の時代、特に大田区の幼児人口の減少。
やはり影響は受けるものです。
他園様の数は気になりません。
昨日の自分、
昨年との競争が私の根底です。
昨日の自分に負けている・・・
悔しくてたまりません。
もっと、もっといい幼稚園にしたい・・・
そのために今日があるのです。
どんなに素晴らしい教育理念があろうとも、
どんなに近代的な素敵な園舎があろうとも、
先生がよくなければ意味がない。
この想いが軸になっています。
いい先生には「心映え」が大事。
なかなか聞き慣れない言葉かと思いますが、
思いやりや気立て、
心配りに配慮などの意味があります。
心映えが素晴らしいという使い方をされます。
心映えが素晴らしいとは・・・
気持ちの持ち方や、
心構えが素晴らしいという意味だと考えています。
心映えはというものは見た目にはわかりませんが、
姿に現れるもの。
その人の心の中にあるものが行動にも現れるのです。
目には見えなくても、
あの人は思いやりがある。
あの人は何か冷たいとなど、
人は敏感に感じるものです。
本園の先生方に遠回しに問いかけていることがあります。
自分自身の心映えについて考えてみなさいということです。
この点に気づく先生もいれば、
まったく気づかない先生もいます。
これは年齢や育ってきた環境で違いが現れますから、
教えたからといって身につくものでもなく、
身についていると自信があっても、
身についていないことが多いもの。
自分の心や気持ちが、
客観的に相手に、
そのように映っているのか?
洞察してみることが大切です。
日々の振り返りが
教育活動のことだけでは身につかないということです。
一緒に仕事をするならば・・・
関わっていくのならば・・・
心映えの素晴らしい人の方がいいものです。
心映えの素晴らしい人と関われば、
自分も磨かれて成長していくような気がしませんかということ。
その人の心映えのレベルには追いつかなくとも、
少しは真似できるかもしれません。
心映えが素晴らしい・・・
そのような人になれるような願望はあろうかと思います。
願望はあっても勉強しない。
それでははじまらない。
では・・・
何からはじめるか?