パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】読み聞かせの効果
物語を通して「折れない心」が育つもの。
例えば・・・
『ハリー・ポッター』の主人公たちは、
みな何かを抱えています。
両親を亡くし、
階段下の物置で育ったハリー。
裕福ではない大家族の末っ子として、
いつも兄たちと比べられるロン。
出自を理由に見下されるハーマイオニー。
誰も「恵まれた子」ではなく、
理不尽な環境のなかでもがき、
立ち上がります。
子どもは物語を読んでもらうことで、
困難に出会った人が、
悩み、助けを借り、
乗り越えていく過程を疑似体験します。
この体験の積み重ねが、
困ったことは起きる。
でも、なんとかなる。
という心の型をつくっていきます。
レジリエンス研究の第一人者は、
レジリエンスとは特別な子どもだけがもつ才能ではなく、
ありふれた魔法だと表現しています。
安心できる大人との関係や、
ものごとを考える力といった、
どの子にも備わっている
当たり前の仕組みから
生まれるものだということです。
そして・・・
この当たり前の仕組みの中心にいるのが、
親です。
就学前の読み聞かせの頻度が、
その後の語彙や読み書きの力と
関連していることが示されています。
読み聞かせというと、
絵本が浮かびあがるものですが、
素話のように
言葉から想像を掻き立てる時間も
素敵なことだと思うのです。
いつもの読み聞かせに、
ひとつ質問を足す。
この子・・・いまどんな気持ちだと思う?
あなたならどうする?
物語を止めて考える時間が、
他者の気持ちを想像する練習になります。
答えが出なくても構いません。
問いかけそのものが、
想像のスイッチになります。
「もしも〜だったら」を
日常の会話に混ぜる。
「もし雨が降らなかったら、
この町はどうなるかな」
「もしうちの猫がしゃべれたら、
なんて言うかな」。
絵本やベットタイムストーリー、
夕食のときの少しの時間。
それだけで、
想像力を鍛える環境はそろいます。